ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework システム構築・運用ガイド

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12.3.1 Dashboard Viewerの画面構成

Dashboard Viewerの画面編集用ファイルで編集できるDashboard Viewerの画面構成を次の図に示します。なお,Dashboard Viewerが表示できる最大表示サイズは,1,920ピクセル×1,200ピクセルです。

図12-1 Dashboard Viewerの画面構成

[図データ]

タイトルバー
ウィジェットのタイトルを表示する領域です。
パネル
ウィジェットやタイトルバーを表示するための領域です。ウィジェットの背面に表示されます。
ウィジェット
ストリームデータ処理の分析結果を指定した形式で表示したものです。ウィジェットの種別には,棒グラフ,円グラフ,散布図,折れ線グラフ,および表があります。なお,キャンバスに表示できるウィジェットは一つだけです。
ウィジェットごとのデータの表示順,およびウィジェットから別のURLへの遷移方法を次に示します。
データの表示順
  • 棒グラフ,円グラフ,および折れ線グラフ
    横軸のデータが昇順にソートされて表示されます。

  • 1列目のデータが昇順にソートされて表示されます。
    カラムヘッダーをクリックすると,クリックしたカラムヘッダーのカラムでソートします。クリックするごとに昇順,降順の順でソート規則が変わります。ソート対象のカラムに同一のデータがある場合,同一データ間の順番は順不同になります。
URLへの遷移方法
ウィジェット上でダブルクリックすると,Dashboard Viewerの画面編集用ファイルに設定した遷移先URLの情報が,新しいウィンドウで表示されます。ウィジェットごとの遷移先URLへの遷移方法を次の表に示します。
項番 ウィジェットの種類 遷移方法
1 棒グラフ
  • 棒グラフの棒上をダブルクリックする。
  • 凡例を表示している場合に,凡例をシングルクリックする。
2 円グラフ
  • 円グラフの扇形上をクリックする。
  • 凡例を表示している場合に,凡例をシングルクリックする。
3 散布図 凡例を表示している場合に,凡例をシングルクリックする。
4 折れ線グラフ 凡例を表示している場合に,凡例をシングルクリックする。
5 表の行をダブルクリックする。
凡例
ウィジェットの凡例です。Dashboard Viewerの画面編集用ファイルで,凡例表示をONにした場合だけ表示されます。なお,凡例を表示する領域内に表示しきれない場合は,表示が欠けることがあります。
接続状態アイコン
ウィジェットの接続状態を示すアイコンです。接続状態アイコンを次の表に示します。
項番 アイコン 説明 内容
1 [図データ]  接続成功 ウィジェットのデータ取得に成功している場合に表示されます。
2 [図データ]  接続中 Dashboard Viewerの起動時,または接続を再開してデータを受信するまでの間に表示されます。
3 [図データ]  接続中止 ウィジェットのデータ取得を中止した場合に表示されます。
4 [図データ]  接続失敗 データ取得に失敗している場合に表示されます。
5 [図データ]  エラー発生 Dashboard Viewerの画面編集用ファイルの定義と受信データの間で不整合が発生している場合に表示されます。
6 [図データ]  未接続 Dashboard Viewerの画面編集用ファイルの定義に,必ず設定する必要がある,接続に関する項目が設定されていない場合に表示されます。
項番1,または2のときにアイコンをクリックすると,ウィジェットのデータの取得を中止します。このとき,画面のデータはアイコンをクリックしたときの状態となります。
項番3,または4のときにアイコンをクリックすると,接続をリトライします。このとき,アイコンは項番2になります。