ストリームデータ処理は,システムに登録したクエリ定義ファイルに従って実行されます。クエリ定義ファイルには,ストリームデータの型であるストリームおよびクエリをCQLで記述します。これらのCQLによる命令をCQL文といいます。
クエリ定義ファイルに記述するために使用するCQLには,次の2種類があります。
ここでは,定義系CQLによるストリームおよびクエリの定義方法,ならびに操作系CQLによるストリームデータの演算処理の指定方法について説明します。
CQLについては,マニュアル「uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド」を参照してください。
なお,CQL文は,あらかじめ意味の与えられているキーワードと,キーワードに続けて指定する項目で構成されます。このキーワードと指定項目の組を句といいます。例えば,以降で説明する「REGISTER STREAM ストリームの名称」のように,「REGISTER STREAM」というキーワードと「ストリームの名称」という指定項目を合わせたものをREGISTER STREAM句といいます。