2.2 CQLを使用したストリームデータ処理の実行

ストリームデータ処理は,システムに登録したクエリ定義ファイルに従って実行されます。クエリ定義ファイルには,ストリームデータの型であるストリームおよびクエリをCQLで記述します。これらのCQLによる命令をCQL文といいます。

クエリ定義ファイルに記述するために使用するCQLには,次の2種類があります。

ここでは,定義系CQLによるストリームおよびクエリの定義方法,ならびに操作系CQLによるストリームデータの演算処理の指定方法について説明します。

CQLについては,マニュアル「uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework アプリケーション開発ガイド」を参照してください。

なお,CQL文は,あらかじめ意味の与えられているキーワードと,キーワードに続けて指定する項目で構成されます。このキーワードと指定項目の組をといいます。例えば,以降で説明する「REGISTER STREAM ストリームの名称」のように,「REGISTER STREAM」というキーワードと「ストリームの名称」という指定項目を合わせたものをREGISTER STREAM句といいます。

<この節の構成>
2.2.1 定義系CQLによるストリームおよびクエリの定義
2.2.2 操作系CQLによるストリームデータの演算処理の指定