ストリームデータ処理の対象が,ログファイルなどファイル形式のデータである場合,入力用コールバックとして,ファイル入力コネクターを使用します。
ファイル入力コネクターは,入力元のファイルから,処理の対象となるレコードを抽出します。このレコードは,入力形式レコードとして抽出されるため,フォーマット変換で共通形式レコードに変換し,ストリームデータ処理エンジンで扱える形式にする必要があります。ファイル入力でのコールバックの構成と処理の内容を次の図に示します。
図3-5 ファイルの入力でのコールバックの構成と処理の内容