ストリームデータ処理基盤 uCosminexus Stream Data Platform - Application Framework 解説
Stream Data Platform - AFは,さまざまなデータを集計・分析の対象にできます。ここでは,その一例としてHTTPパケットを集計・分析の対象とすることで実現するWebシステムの稼働監視について説明します。
Webシステムを構成するそれぞれのWebサーバのログファイルを確認するなどして,定期的に稼働監視をしていた場合,Stream Data Platform - AFを導入してHTTPパケットを利用すればリアルタイムな稼働監視を実現できます。ここで説明するシステムの構成を次の図に示します。
図1-6 Webシステムの稼働監視でのシステム構成例
この図で示しているのは,Webサーバのログファイルをデータベースに蓄積したあと,稼働監視システムの担当者がSQLを入力して集計・分析を行うことで,定期的にWebシステム全体を監視するシステムです。
図中のWebシステムAで障害が発生した場合,Stream Data Platform - AFの導入前と導入後では稼働監視がどのように変化するのかを説明します。
図1-7 Webシステムでの稼働監視での導入例(導入前)
図1-8 Webシステムの稼働監視での導入例(導入後)
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