この節では,レンダリングオプションをインストールするレンディション変換用PCの前提プログラムの設定について説明します。
レンダリングオプションを使用する前に,レンディション変換用PCの前提プログラムを設定する必要があります。レンディション変換用PCの前提プログラムのインストールや環境設定の詳細については,各プログラムのマニュアルを参照してください。この節では,レンディション変換用PCの前提プログラムの設定のうち,レンダリングオプションに関連する設定について説明します。
レンダリングオプションをインストールしたPCにDocumentBroker Development KitまたはDocumentBroker Runtimeをインストールし,ファイル転送機能を静的モードで設定します。ファイル転送機能の設定およびファイル転送サービスの開始方法については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。
レンディション変換に,PDFstaffを使用する場合,レンダリングオプションをインストールしたPCにPDFstaff RuntimeまたはPDFstaff SDKをインストールします。
また,Adobe LiveCycle PDF Generator,PDF変換に使用するプリンタドライバ,およびアプリケーションも設定しておく必要があります。設定方法の詳細については,PDFstaffのマニュアルを参照してください。
レンディション変換にMicrosoft Officeを使用する場合,レンダリングオプションをインストールしたPCにMicrosoft Officeをインストールします。Microsoft Officeのインストール時には,標準でインストールされる機能を「インストールしない」または「初めて実行するときにインストール」に変更しないでください。
なお,The 2007 Microsoft(R) Office systemの場合,PDFファイルの発行を実行するには,Microsoft PDF保存アドインのインストールが必要なときがあります。次のURLからダウンロードしてインストールしてください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=4D951911-3E7E-4AE6-B059-A2E79ED87041&displayLang=ja
URLは2012年12月現在のものです。
インストール完了後に,変換元ファイルを扱うOfficeのアプリケーションを起動し,手作業でPDFファイルの発行を実行して,問題なく動作することを確認してください。