付録D.3 ユーザ定義プラグインのインターフェースの詳細

ここでは,ユーザ定義プラグインのインターフェースの詳細について説明します。

<この項の構成>
(1) 入力情報
(2) 出力情報

(1) 入力情報

レンダリングオプションは,ユーザ定義プラグインを起動する際に,引数にパラメタファイルのファイルパスをフルパスで設定してユーザ定義プラグインに渡します。レンダリングオプションが設定するパラメタファイルの内容は次のとおりです。

[UserPlugin]
infile=変換元ファイルパス
outfile=変換先ファイルパス
plugindeffile=レンディション変換プラグイン設定ファイルパス
plugindefsection=ユーザ定義プラグイン定義のセクション名
[Options]
変換オプション

ユーザ定義プラグインは,infileエントリに設定された変換元ファイルを読み込み,outfileエントリに設定された変換先ファイルを作成する必要があります。

各エントリに設定される値は次のとおりです。

(2) 出力情報

変換処理を完了したあと,ユーザ定義プラグインがパラメタファイルに書き込む内容は,次のとおりにしてください。

[UserPlugin]
outfile=変換先ファイルパス
errorcode=変換結果コード
errormsg=エラーメッセージ

各エントリに設定する必要のある値は,次のとおりです。