6.2 変換元レンディションタイプ一覧ファイル

この節では,変換元レンディションタイプ一覧ファイルについて説明します。

変換元レンディションタイプ一覧ファイルは,レンディション変換要求ごとにレンディション変換対象の変換元レンディションタイプを絞り込みたい場合に使用します。例えば,変換元レンディションタイプとして,"application/msword","application/vnd.ms-excel","application/vnd.ms-powerpoint","application/jxw","text/plain","image/tiff"を定義しているレンディション変換プラグインを使用するレンディション変換の場合で,「今回は"application/msword"と"application/jxw"だけを変換元レンディションタイプにしてレンディション変換を実行したい」というときに使用します。変換元レンディションタイプ一覧ファイルは,任意のファイル名で任意の場所に作成し,レンディション変換要求コマンドの-mオプションにファイルパスをフルパスで指定して使用します。このレンディション変換要求コマンドの-mオプションの指定は省略できます。省略した場合は,レンディション変換プラグイン設定ファイルの定義が有効となります。したがって,変換元レンディションタイプをレンディション変換要求ごとに絞り込む必要がないときは,変換元レンディションタイプ一覧ファイルを作成する必要はありません。

変換元レンディションタイプ一覧ファイルには,変換対象として絞り込む変換元レンディションタイプを指定します。変換元レンディションタイプ一覧ファイルの記述形式は次のとおりです。

レンディションタイプ 改行
#コメント 改行
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変換元レンディションタイプ一覧ファイルの記述規則は次のとおりです。