この節では,変換対象文書クラス一覧ファイルについて説明します。
変換対象文書クラス一覧ファイルは,レンダリングオプションがレンディション変換の対象文書を特定するときに,どのDMAクラスの文書クラス(dmaClass_DocVersionクラスまたはそのサブクラス)に対して検索を実行するか定義するファイルです。変換対象文書クラス一覧ファイルは,任意のファイル名で任意の場所に作成し,レンディション変換要求コマンドの-cオプションにファイルパスをフルパスで指定して使用します。このレンディション変換要求コマンドの-cオプションは省略できないため,レンディション変換要求コマンドを入力する前に,必ず変換対象文書クラス一覧ファイルを作成しておいてください。
変換対象文書クラス一覧ファイルには,DocumentBrokerサーバが提供するEDMCrtSimMetaコマンドで作成した,クラス定義情報ファイルに定義されているDMAクラスの文書クラス(dmaClass_DocVersionクラスまたはそのサブクラス)の名称を指定します。クラス定義情報ファイルの詳細については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 システム導入・運用ガイド」を参照してください。
変換対象文書クラス一覧ファイルの記述形式は次のとおりです。
クラス名称△改行
#コメント 改行
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変換対象文書クラス一覧ファイルの記述規則は次のとおりです。