2.9.2 文書空間オブジェクト操作時に必要なアクセス権限

文書空間オブジェクト操作時に必要なアクセス権限を次の表に示します。

なお,セキュリティ管理者は対象オブジェクトのアクセス権限に関係なく,すべての操作を実行できます。

表2-30 文書空間オブジェクト操作時に必要なアクセス権限

クラス名メソッド名実行できるアクセス権限
DecmDoccreateDoc登録先フォルダに対する「リンク」以上の権限を持つユーザ
deleteDoc文書に対する「全て」の権限を持つユーザ
trashDoc文書に対する「更新」以上の権限を持つユーザ
trashBackDoc文書に対する「更新」以上の権限を持つユーザ
fetchDocProp文書に対する「参照」以上の権限を持つユーザ
updateDocProp文書に対する「更新」以上の権限を持つユーザ
fetchDocPerm文書に対する「参照」以上の権限を持つユーザ
updateDocPerm文書に対する「所有者」の権限を持つユーザ
downloadContent文書に対する「参照」以上の権限を持つユーザ
fetchDocHistory文書に対する「参照」以上の権限を持つユーザ
deleteDocHistory文書に対する「全て」の権限を持つユーザ
checkoutDoc文書に対する「更新」以上の権限を持つユーザ
cancelCheckoutDoc文書に対する「更新」以上の権限を持つユーザ
checkinDoc文書に対する「更新」以上の権限を持ち,チェックアウトを実行したユーザ
moveDoc次の条件を満たすユーザが実行できます。
  • 移動元文書に対する「所有者」の権限を持つユーザ
  • 移動元,および移動先フォルダに対する「リンク」以上の権限を持つユーザ
fetchSubFile文書に対する「参照」以上の権限を持つユーザ
DecmSubFilefetchFileProp文書に対する「参照」以上の権限を持つユーザ
downloadContent文書に対する「参照」以上の権限を持つユーザ
DecmFoldercreateNodeFolderアクセス権限の指定はありません。
createDocFolder最上位フォルダの場合
  • アクセス権限の指定はありません。
下位フォルダの場合
  • 上位フォルダが文書フォルダの場合は,「リンク」以上の権限を持つユーザです。
  • 上位フォルダがノードフォルダの場合は,アクセス権限の指定はありません。
createPubFolder最上位フォルダの場合
  • アクセス権限の指定はありません。
下位フォルダの場合
  • 上位フォルダが公開フォルダの場合は,公開されているユーザです。
  • 上位フォルダがノードフォルダの場合は,アクセス権限の指定はありません。
deleteFolderフォルダに対する「全て」の権限を持つユーザ
fetchFolderPropフォルダに対する「参照」の権限を持つユーザ
updateNodeFolderPropフォルダに対する「更新」の権限を持つユーザ
updateDocFolderPropフォルダに対する「更新」の権限を持つユーザ
updatePubFolderPropフォルダに対する「更新」の権限を持つユーザ
fetchFolderPermフォルダに対する「参照」の権限を持つユーザ
updateFolderPermフォルダに対する「所有者」の権限を持つユーザ
changeCapacityModeフォルダに対する「更新」の権限を持つユーザ