2.9.3 文書の状態によるメソッドの実行可否

文書の状態によるメソッドの実行可否について,次の表に示します。

なお,操作を実行するユーザは,操作対象の文書に対して各メソッドが実行できるアクセス権限を持つことが前提となります。

表2-31 文書の状態によるメソッドの実行可否

クラスメソッド一般文書公開文書
通常文書チェックアウト中文書※1ごみ箱の文書※1リファレンスファイル文書化
DecmDoccreateDoc××××
deleteDoc×××
trashDoc×××
trashBackDoc××
fetchDocProp
updateDocProp××※2×
fetchDocPerm
updateDocPerm×××
downloadContent×
fetchDocHistory
deleteDocHistory××××
checkoutDoc××××
cancelCheckoutDoc×××
checkinDoc×××
moveDoc×××
fetchSubFile
DecmSubFilefetchFileProp
downloadContent×
凡例
○:実行できます。
△:条件により実行できます。
×:実行できません。
注※1
チェックアウト中の文書や,ごみ箱に存在する文書に対する操作は,実行したユーザに関係なく操作できます。
例えば,チェックアウトを実行したユーザ以外でも,「更新」以上のアクセス権限を持つユーザは,チェックアウトの取り消しを実行できます。
注※2
プロパティの更新はできますが,実体(コンテント)の更新はできません。