4.1.27  moveDoc

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 引数
(4) 戻り値
(5) 例外

(1) 機能

一般文書を移動します。

移動元の一般文書に対して「所有者」権限が必要です。

また,移動元のフォルダ,および移動先フォルダに対して,次のどれかのアクセス権限が必要です。

移動元の一般文書には,チェックアウト中以外の一般文書を指定できます。

移動先フォルダには,一般文書の作成ができる文書フォルダを指定できます。

操作対象の一般文書に関連ファイルが存在している場合,関連ファイルも同時に移動します。

(2) 形式

void moveDoc(
 String targetFolderOiid,
 boolean outputLog
)

(3) 引数

String targetFolderOiid
一般文書の移動先フォルダのOIIDを指定します。
boolean outputLog
監査証跡ログの出力フラグを指定します。
  • true:監査証跡ログを出力します。
  • false:監査証跡ログ出力しません。

(4) 戻り値

なし

(5) 例外

DecmApiInvalidParamException
引数targetFolderOiidに対する「133桁OIIDの設定チェック」に失敗した場合
DecmApiInvalidInitialException
setOiidメソッドを発行していない場合
DecmApiDocNotFoundException
指定した一般文書がすでに削除された場合,または存在しない場合
DecmApiFolderNotFoundException
一般文書の移動先に指定したフォルダが存在しない場合
DecmApiCapacityException
一般文書の移動先に指定したフォルダの容量制限を超えた場合
DecmApiAccessException
指定した一般文書に対してアクセス権限がない場合(DbjAccessControlException)
DecmApiNotSupport
  • 公開文書を移動しようとした場合
  • 移動先に指定できないフォルダを指定した場合
  • 指定した操作をサポートしていない場合
DecmApiDBException
文書管理サーバでエラーが発生した場合(DbjExceptionなど)