8.3 公開する文書を登録する
(1) 操作する権限
使用するルートに対する「参照」以上の権限が必要です。
また,案件を作成できるのは,公開フォルダの公開範囲に設定されているユーザだけです。
(2) 操作手順
操作手順を次に示します。
- 審査・承認領域で,[ルート]アンカーをクリックします。
[ルート]画面が表示されます。
- ルートの
アイコンをクリックして表示されるポップアップメニューから,[◆ 起案]を選択します。
[起案]画面の[プロパティ]領域が表示されます。
- 次の項目を指定します。
また,必要に応じて,公開フォルダを変更することもできます。
- [ルート]ボタンをクリックします。
[起案]画面の[ルート]領域が表示されます。
- 審査・承認者を確認します。
- 案件を操作するメンバを追加したい場合は,[メンバ]ボタンをクリックします。メンバを追加しない場合は操作8.に進みます。
[起案]画面の[メンバ]領域が表示されます。
- 案件を操作するメンバを指定します。
案件作成者はメンバとして設定されています。
案件作成者以外のメンバの指定方法については,「4.9.1(5) メンバにユーザを追加する場合」を参照してください。
- [文書]ボタンをクリックします。
[起案]画面の[文書]領域が表示されます。
- 公開する文書を指定します。
- 指定した内容を確認して,[起案する]ボタンをクリックします。
起案を確認するダイアログが表示されます。
- ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
案件が作成されて,[起案]画面が閉じます。作成された案件は,[ワークスペース]画面に表示されます。
(3) 参考
操作9.の項目を指定したあと,そのまま審査・承認を依頼することもできます。審査・承認を依頼する場合は,指定した内容を確認したあと,[審査・承認を依頼する]ボタンをクリックしてください。
(4) 注意事項
- 文書ファイルが登録されていない文書(空文書)は,公開する文書として登録できません。
- 公開された文書を改訂できるのはシステム管理者,改訂前の文書の案件作成者,またはメンバーです。次の改訂時に公開文書の作成者とは別の担当者が改訂を実施できるように,予備のメンバーを設定しておくことを推奨します。なお,一つの案件に対して設定できるメンバーは64人までです。
- 案件に文書を登録したときの登録後の文書の状態を次の表に示します。
表8-1 案件登録後の文書の状態
項目 | 案件登録後の文書の状態 |
---|
リンク情報 | リンク先文書が公開文書の場合 | 案件登録前の文書に設定されているリンク情報が引き継がれます。 |
リンク先文書が一般文書または案件文書の場合 | リンク情報は設定されません。 |
文書番号の採番情報 | 文書番号の採番情報は設定されません。 |
(5) 画面の参照個所
参照したい画面に応じて,次の表に示す個所を参照してください。