8.2 ルートを定義する
案件の審査・承認者と審査・承認が完了した文書を公開するフォルダを,ルートとして定義します。定義したルートを基に,案件を作成して審査・承認を依頼します。
この節では,ルートを定義する方法について説明します。
なお,ルート定義は,必ず承認者が最後になるように定義してください。
また,システム管理者の設定によっては,審査者,承認者以外の役割を選択することもできます。
- <この節の構成>
- (1) 操作する権限
- (2) 操作手順
- (3) 参考
- (4) 画面の参照個所
(1) 操作する権限
ルート管理者が操作します。
また,公開フォルダの作成時の[公開範囲]の設定で,審査・承認者および代行者が公開フォルダを参照できるように設定しておいてください。審査・承認者および代行者が公開範囲に含まれていないと,案件に登録されている文書を参照できません。
(2) 操作手順
操作手順を次に示します。
- 審査・承認領域で,[ルート]アンカーをクリックします。
[ルート]画面が表示されます。
- [ルートを作成する]ボタンをクリックします。
[ルートの作成]画面の[プロパティ]領域が表示されます。
- 次の項目を指定します。
- [ルート]ボタンをクリックします。
[ルートの作成]画面の[ルート]領域が表示されます。
- 審査・承認者,または代行者を指定します。
操作方法については,「4.9.1(4) 審査・承認者,または代行者を設定する場合」を参照してください。
- 指定した内容を確認して,[ルートを作成する]ボタンをクリックします。
ルートの作成を確認するダイアログが表示されます。
- ダイアログで[OK]ボタンをクリックします。
ルートが作成されて,[ルートの作成]画面が閉じます。作成したルートは,[ルート]画面に表示されます。
(3) 参考
作成済みのルートからルート定義や公開フォルダなどの情報をコピーして,ルートを作成することもできます。操作手順を次に示します。[ルート]画面が表示された状態からの操作を説明します。
- 情報をコピーしたいルートの
アイコンをクリックすると表示されるポップアップメニューから,[◆ ルート詳細]を選択します。
[ルートの詳細]画面が表示されます。
- [コピーして作成]ボタンをクリックします。
ルート名,公開フォルダ,コメント,およびルート定義の情報がコピーされた[ルートの作成]画面が表示されます。
必要に応じて情報を変更してください。
そのほかの操作は,ルートを定義する操作と同じです。操作手順の操作6.以降を参照してください。
(4) 画面の参照個所
参照したい画面に応じて,次の表に示す個所を参照してください。