uCosminexus DocumentBroker Version 3 Standard GUI システム導入・運用ガイド
インストールファイルを次に示します。
{DocumentBroker Standard GUIのインストールフォルダ}\sample\ObjectCount
│ config.ini・・・動作環境定義ファイル
│ ecmObjectCount.vbs・・・スクリプトファイル
├─out・・・実行結果出力フォルダ
├─sql
│ 1_Folder_Count_1Level.sql
│ 2_Folder_Count_BY_1Folder.sql
│ 3_Folder_Count_ALL.sql
│ 11_Doc_Count_BY_1Folder.sql
│ 12_Doc_Count_ALL.sql
│ 13_Doc_Count_BY_ANY_Folder.sql
│ 99_Folder_View_BY_ANY_Folder.sql
└─temp
|
コマンドプロンプトから,スクリプトファイルを実行します。なお,Windows Server 2008,またはWindows Server 2012を使用している場合,スクリプトファイルは管理者特権で実行してください。
cscript "ecmObjectCount.vbs" |
c:\>cscript C:\hitachi\StdGUI\sample\ObjectCount\ecmObjectCount.vbs Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.8 Copyright (C) Microsoft Corporation 1996-2001. All rights reserved. オブジェクト数を確認しています。しばらくお待ちください。 .. 実行が完了しました。 |
インストール直後の提供ファイルの内容を次に示します。
FOLDER_OIID = SQL_PATTERN_NUM = SQL_EXECUTER_PATH = PDHOST = PDNAMEPORT = PDUSER = |
パラメタには次の表に示す内容を指定してください。
表B-1 動作環境定義ファイルのパラメタに指定する値
| 項番 | パラメタ名 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | FOLDER_OIID | フォルダのOIID下52桁を指定します。フォルダのOIIDは,以下で確認できます。
|
| 2 | SQL_PATTERN_NUM | 次の数字のどれかを指定します。 1,2,3,11,12,13 各数字の意味については「(4) SQL_PATTERN_NUMによる動作パターンの説明」を参照してください。 |
| 3 | SQL_EXECUTER_PATH | HiRDB SQL Executerの実行ファイル(PDSQL.exe)をフルパスで指定します。 パスに空白を含む場合は,必ずパスの両端を""(ダブルクォーテーション)で囲んでください。なお,パスに空白を含まない場合でパスの両端を""で囲んでいても問題ありません |
| 4 | PDHOST | HiRDBの接続情報(DBサーバのホスト名)を指定します。 |
| 5 | PDNAMEPORT | HiRDBの接続情報(DBサーバのポート番号)を指定します。 |
| 6 | PDUSER | HiRDBの接続情報(認可識別子(ユーザ名)とパスワード)を指定します。 |
FOLDER_OIID = 86238c66-6b6c-4487-bf34-181e6966af7c0000000000001667 SQL_PATTERN_NUM = 11 SQL_EXECUTER_PATH = "C:\Hitachi\PDSQL\PDSQL.exe" PDHOST = 11.111.11.111 PDNAMEPORT = 22200 PDUSER = "ECM"/"ECM" |
SQL_PATTERN_NUMによる動作パターンを次の表に示します。
表B-2 SQL_PATTERN_NUMによる動作パターン
| 項番 | 指定値 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | 1 | 1階層目のフォルダオブジェクト数を出力します。 |
| 2 | 2 | FOLDER_OIIDで指定したフォルダ直下のフォルダオブジェクト数を出力します。 |
| 3 | 3 | システムに登録されているすべてのフォルダオブジェクト数を出力します。 |
| 4 | 11 | FOLDER_OIIDで指定したフォルダ直下の文書オブジェクト数の概算を出力します。出力結果には,旧バージョンや公開期限切れなどの文書を含みます。関連ファイルやごみ箱のファイルは除きます。 |
| 5 | 12 | システムに登録されているすべての文書オブジェクト数の概算を出力します。出力結果には,旧バージョンや公開期限切れなどの文書を含みます。関連ファイルやごみ箱のファイルは除きます。 |
| 6 | 13 | FOLDER_OIIDで指定したフォルダ配下のすべての文書オブジェクト数の概算を出力します。出力結果には,旧バージョンや公開期限切れなどの文書を含みます。関連ファイルやごみ箱のファイルは除きます。 |
スクリプトの実行結果は,実行結果出力フォルダ「out」内に「ObjectResult.txt」のファイル名で出力されます。ObjectResult.txtの出力内容を次に示します。ObjectCountの下の値が,オブジェクト数となります。
COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+
ObjectCount
------------
8
KFPX27010-I 1 rows selected
COMMAND ? +----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+
|
動作環境定義ファイルの各パラメタの定義について次の表に示すエラーチェックをします。
表B-3 エラーチェックの内容
| 項番 | パラメタ名 | 説明 |
|---|---|---|
| 1 | FOLDER_OIID | エラーチェックはしません。 |
| 2 | SQL_PATTERN_NUM | 次の数字のどれも指定しない場合は,エラーとなります。 1,2,3,11,12,13 |
| 3 | SQL_EXECUTER_PATH | 指定がない場合は,エラーとなります。 |
| 4 | PDHOST | 指定がない場合は,エラーとなります。 |
| 5 | PDNAMEPORT | 指定がない場合は,エラーとなります。 |
| 6 | PDUSER | 指定がない場合は,エラーとなります。 |
メッセージの出力例を次に示します。
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