2.3.1 インストール

<この項の構成>
(1) インストール手順
(2) インストール後のフォルダとファイルの構成
(3) ワークフォルダ

(1) インストール手順

DocumentBroker Standard GUIは,次に示す手順でインストールします。

  1. システム管理者(Administrators)の権限を持つユーザIDでログインします。
  2. DocumentBroker Standard GUIのインストーラを起動します。
  3. インストーラの画面の指示に従って,DocumentBroker Standard GUIをインストールしてください。
    注意
    • DocumentBroker Standard GUIは,ラビニティ ECM GUIと同じマシンにインストールできません。すでにラビニティ ECM GUIがインストールされている場合,次のどちらかの方法でインストールしてください。
      ・ラビニティ ECM GUIをアンインストールしてからインストールする
      ・別のマシンにインストールする
    • 上書きインストールをするときは,DocumentBroker Standard GUIのファイルとライブラリを使用しているプログラムをすべて停止してからインストールをしてください。
    • 上書きインストールをすると,インストールフォルダ以下のすべてのファイルが上書きされます。そのため,インストールフォルダ以下にデフォルトで格納されているファイルを使用して環境設定やカスタマイズをしている場合は,上書きインストールをする前にバックアップを取ってください。

(2) インストール後のフォルダとファイルの構成

インストール後のフォルダとファイルの構成を次の図に示します。

図2-3 インストール後のフォルダとファイルの構成(1/4)

[図データ]

図2-4 インストール後のフォルダとファイルの構成(2/4)

[図データ]

図2-5 インストール後のフォルダとファイルの構成(3/4)

[図データ]

図2-6 インストール後のフォルダとファイルの構成(4/4)

[図データ]

(3) ワークフォルダ

DocumentBroker Standard GUIは,処理を実行するときに次に示す2種類のワークフォルダを使用します。

(a) APワークフォルダ

DocumentBroker Standard GUIの処理に必要な作業用のフォルダです。このフォルダをAPワークフォルダといいます。

APワークフォルダのフォルダ名は,配置ディスクリプタ(web.xml)のapp.WorkDirPathパラメタで指定します。このパラメタには,初期設定値として次に示すフォルダ名が指定されています。

DocumentBroker Standard GUIの処理を開始する前に,このパラメタの指定に従ってAPワークフォルダを作成しておいてください。

なお,配置ディスクリプタの詳細は,「2.5.1 配置ディスクリプタ(web.xml)の設定」を参照してください。

(b) APセッション固有のワークフォルダ

文書ファイルの実体をアップロードしたり,ダウンロードしたりするときに,APワークフォルダの下位にAPセッション固有のワークフォルダが作成されます。APセッション固有のワークフォルダは,ログインユーザごとに作成されます。

すでにAPセッション固有のワークフォルダが存在する場合,新規には作成されません。作成されたAPセッション固有のワークフォルダおよびそのフォルダのファイルは,処理の完了時に削除されます。