5.2.1 フォルダ情報と文書情報の出力

Groupmax Document Managerに登録されているフォルダ,および文書の情報を出力します。情報の出力には,Groupmax Document Managerのユティリティコマンド(ISlsdocコマンド)を使用します。ISlsdocコマンドはGroupmax Document Managerのサーバ環境で実行してください。ISlsdocコマンドを実行する場合のオプション引数を次の表に示します。ISlsdocコマンドの詳細については,Groupmax Document Managerの提供するドキュメントを参照してください。

表5-1  ISlsdocコマンド実行時に指定するオプション引数

オプション指定する値
-o文書一覧を出力するファイルのパスを指定してください。なお,ファイル名称部分には「ISlsdoc」を指定してください。
-f移行対象となるDocument Managerのフォルダに対するフォルダIDを指定してください。
-s次のどちらかを指定してください。
  • -fに指定したフォルダ階層下のすべての文書を移行する場合:DEEP
  • -fに指定したフォルダ直下の文書だけを移行する場合:SHALLOW
-t移行する文書の種別に合わせて,次のどれかを指定してください。
  • ローカル文書だけを移行する場合:LOCAL
  • 配布文書だけを移行する場合:REPLICA
  • すべての文書(ローカル文書と配布文書)を移行する場合:BOTH
-m「MODE3」を必ず指定してください。
-v文書のバージョン履歴も移行する場合,このオプションを指定してください。
-cこのオプションの指定は任意です。詳細については,Groupmax Document Managerの提供するドキュメントを参照してください。

ISlsdocコマンドの指定例を次に示します。

ISlsdoc -o c:¥WORK¥ISlsdoc -f 000001C00B020000 -s DEEP -t BOTH -m MODE3 -v