4.1 画面の文書検索領域および文書詳細検索領域に表示する項目の変更

検索対象プロパティファイルをテキストエディターなどで編集して,DocumentBroker Standard GUIの画面の文書検索領域および文書詳細検索領域に表示する項目を変更できます。

文書検索領域および文書詳細検索領域では,次に示す項目を表示するかどうかが変更できます。これらの項目は,文書のプロパティを検索条件として指定する項目になります。

<この節の構成>
(1) 検索対象プロパティファイル
(2) 記述規則
(3) 記述できるキー
(4) 記述例

(1) 検索対象プロパティファイル

検索対象プロパティファイルは,文書検索領域および文書詳細検索領域に表示する項目を定義するファイルです。

検索対象プロパティファイルのファイル名は,配置ディスクリプタ(web.xml)のdef.SearchPropFileパラメタで指定します。このパラメタには,初期設定値として,次に示すファイル名が指定されています。

■ファイル名
日本語画面の場合

c:¥Program Files¥Hitachi System¥DocBroker¥StdGUI¥etc¥properties¥SearchProp.properties

英語画面の場合

c:¥Program Files¥Hitachi System¥DocBroker¥StdGUI¥etc¥properties_en¥SearchProp.properties

(2) 記述規則

検索対象プロパティファイルの記述規則を次に示します。

(3) 記述できるキー

検索対象プロパティファイルには,次の表に示すキーが記述できます。

表4-1 検索対象プロパティファイルに記述できるキー

キー説明
prop.Num文書検索領域および文書詳細検索領域に表示する項目の数を値に記述します。
prop.Numキーを省略すると,0が仮定されます。
prop.Name.X文書検索領域および文書詳細検索領域に表示する項目に対応する列名を値に記述します。
表示する項目に対応する列名は,表4-2を参照してください。
prop.Name.Xキーは省略できません。
注※
Xには,1~Nの数値を記述します。Nは,prop.Numキーに記述した値になります。

表4-2 表示する項目に対応する列名

項番表示する項目列名
1名前esysProp_Name
2更新者dbuUserProp_ModifierName
3更新日esysProp_ModifyTime
4サイズecmProp_FileSize
5作成日esysProp_CreateTime
6所有者dbuUserProp_OwnerName
7チェックアウト中ユーザdbuUserProp_ReservedUserName
8ファイル名ecmProp_FileName
9ユーザプロパティ文書ユーザプロパティ定義ファイルに記述した列名
注※
文書ユーザプロパティ定義ファイルについては,「4.3 文書に対するユーザプロパティの追加」を参照してください。

(4) 記述例

文書検索領域および文書詳細検索領域に名前と更新日を表示するときは,次に示すように検索対象プロパティファイルを記述します。

[図データ]

これによって,次に示すDocumentBroker Standard GUIの画面が表示されます。

[図データ]