DocumentBroker Standard GUIのユーザ情報,およびグループ(組織)情報を変更する手順を次に示します。ユーザ/グループの一括変更コマンド(EDMChUsrId(DocumentBroker Version 3と連携する場合)またはdbjchgusrid(DocumentBroker Version 5と連携する場合))は,システム内にチェックアウト中の文書が存在すると,実行できません。ユーザ/グループの一括変更コマンドを実行する前に,DocumentBroker Standard GUIが提供する文書一括チェックアウトキャンセルコマンド(ecmCancelCheckOutDoc.bat)を必ず実行して,チェックアウト中の文書が存在しない状態にしてから,ユーザ/グループの一括変更コマンドを実行してください。
- 手順
- 文書一括チェックアウトキャンセルコマンド(ecmCancelCheckOutDoc.bat)の-lオプションを指定してチェックアウト中の文書の存在を確認します。このとき,DocumentBroker Version 3と連携する場合は,文書管理サーバが起動していることを確認してコマンドを実行してください。
- チェックアウト中の文書があった場合,チェックアウトユーザに連絡して,該当する文書のチェックインまたはチェックアウトの取り消しを行ってもらいます。
- DocumentBroker Version 3と連携する場合は,文書管理サーバは起動したまま,Webサーバを停止し,ユーザが文書管理サーバにアクセスできない状態にします。
DocumentBroker Version 5と連携する場合は,Internet Information ServicesまたはCosminexus HTTP Serverを停止します。
- 再度,文書一括チェックアウトキャンセルコマンド(ecmCancelCheckOutDoc.bat)の-lオプションを指定して,チェックアウト中の文書の存在を確認します。
- 手順4でチェックアウト中の文書が存在していた場合は,チェックアウト中の文書がなくなるまで,手順1,手順2を繰り返します。または,文書一括チェックアウトキャンセルコマンド(ecmCancelCheckOutDoc.bat)の-lオプションを指定せずに実行して,強制的にチェックアウト中の文書に対するチェックアウトキャンセルを実行します。
- DocumentBroker Version 3と連携する場合は,文書管理サーバを停止します。
- DocumentBroker Serverのユーザ/グループの一括変更コマンドを実行します。