ecmCvtInspectCSV.exe監査証跡ログのフォーマット成形

形式

ecmCvtInspectCSV.exe -i 変換元監査証跡ログファイルのフルパス
                    -s 変換元監査証跡ログファイルの文字コード種別
                    -o 変換先監査証跡ログファイルのフルパス
                  〔-e 変換先監査証跡ログファイルの文字コード種別〕
                  〔-?〕

機能

ecmOutInspect.vbs(監査証跡ログ一括出力)コマンドで出力された監査証跡ログ出力ファイル(CSV形式)のフォーマットを閲覧しやすくするために,次の成形をします。

コマンド引数

-i 変換元監査証跡ログファイルのフルパス

変換元の監査証跡ログファイルのフルパスを指定します。この引数は必ず指定してください。

-s 変換元監査証跡ログファイルの文字コード種別

変換元の監査証跡ログファイルの文字コード種別を「SJIS」か「UTF-8」で指定します。この引数は必ず指定してください。

-o 変換先監査証跡ログファイルのフルパス

変換先の監査証跡ログファイルのフルパスを指定します。この引数は必ず指定してください。

-e 変換先監査証跡ログファイルの文字コード種別

変換先の監査証跡ログファイルの文字コード種別を指定します。指定できる値は「SJIS」です。指定を省略すると,変換元の監査証跡ログファイルと同じ文字コード種別で出力されます。

引数「-s」に指定する値が,UTF-8の場合,引数「-e」を指定すると,変換先の監査証跡ログファイルは,SJISに変換されて出力されます。

-?

このコマンドの使用方法を出力します。

この引数を指定すると,コマンドの使用方法の出力だけが行われ,監査証跡ログファイルのフォーマット成形をしません。

戻り値

コマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値意味備考
0正常終了
2引数不正エラー
3ファイル入出力エラー
上記以外そのほかのエラー特定できない,予期せぬエラー

(凡例) -:該当しない


ログファイル

コマンドの実行開始,実行終了,および各種エラー情報が次に示すログファイルに出力されます。

{DocumentBroker Standard GUIのインストールフォルダ} ¥tools¥log¥ecmCvtInspectCSV.log

ログファイルは,コマンドを実行するごとに情報が蓄積され,ファイルサイズが増加します。このため,運用時は,定期的にバックアップを取得したあとにログファイルを削除するなどして,ファイルサイズが大きくなり過ぎないようにしてください。