文書の更新履歴数の制限機能とは,文書の更新履歴の数に上限を設定することで,文書のチェックイン時に履歴数が上限を超えると,いちばん古い履歴を削除する機能です。この機能を使用すると,ユーザが削除しなくても古い履歴が自動的に削除されるため,データベースのディスク領域の容量を管理できます。
文書の更新履歴数の制限機能を使用しない場合はすべての履歴が保存されます。
文書の更新履歴数の制限を使用した運用のイメージを次の図に示します。
文書の更新履歴数の制限機能を使用し,履歴数を3に制限した場合,ユーザが第4版の文書をチェックインしたタイミングで,いちばん古い履歴が削除されます。
図1-7 文書の更新履歴数の制限機能運用のイメージ(履歴数を3に制限した場合)
更新履歴数の制限の対象になるのは一般文書です。
文書の更新履歴数の制限機能を使用する場合,次に示す配置ディスクリプタ(web.xml)のパラメタの設定が必要です。
配置ディスクリプタ(web.xml)の設定の詳細は,「2.5.1(2) アプリケーションに関する情報の設定」を参照してください。