EDMTextIndex(テキストインデクサーの実行)
機能
テキストインデクサーを実行します。
形式
EDMTextIndex { -c 処理対象文書クラス名 | -f 処理対象文書クラス定義ファイルパス }
〔-l テキスト抽出処理長上限値〕〔-m | -o | -p FAILED〕〔-s〕〔-r〕
オプション
-cまたは-fは,コマンドの次に指定してください。その他のオプションフラグの指定順序は任意です。
注意事項
表4-3 指定できるオプションと省略時の処理
オプションフラグ | フラグ引数 | 説明 | 省略時の処理 |
---|---|---|---|
-c | 処理対象文書クラス名 | 処理対象文書クラスが一つの場合に使用します。 | 省略できません。 -cか-fかのどちらか一つを必ず指定してください。 |
-f | 処理対象文書クラス定義ファイルパス | 処理対象文書クラスを複数個指定する場合に使用します。 | 省略できません。 -cか-fかのどちらか一つを必ず指定してください。 |
-l | テキスト抽出処理長上限値 | テキスト抽出処理で出力する文書長の上限値を指定します。(単位:バイト) (指定範囲:0~5242780) | デフォルト値は5242780(バイト)です。全文検索プラグインで登録できるインデクスファイルの上限値に従います。※1 |
-m | - | 処理対象文書クラスの中で更新された文書を処理対象にします。 | 処理対象文書クラスの中で全文検索インデクスファイルが未登録の文書を処理対象にします。 |
-o | - | 処理対象文書クラスのすべての文書を処理対象にします。 | 処理対象文書クラスの中で全文検索インデクスファイルが未登録の文書を処理対象にします。 |
-p | FAILED | 処理対象文書クラスの中でテキスト抽出に失敗した文書を処理対象にします。 | 処理対象文書クラスの中で全文検索インデクスファイルが未登録の文書を処理対象にします。 |
-r | - | テキスト抽出処理でエラーが発生した場合,文書のインデクス登録処理を中断し,コマンドを終了します。このとき,エラーとなった文書は,テキスト抽出に失敗した文書として扱います。※2,※3 | ワーニングメッセージを出力して,文書のインデクス登録処理を続行します。 |
-s | - | マスタレンディションにRenditionType検索の対象となる文書がない場合,サブレンディションの文書を検索の対象にします。 | マスタレンディションの文書だけをRenditionType検索の対象にします。 |
ワーニングメッセージ | エラーメッセージ | エラー内容 | -rオプション指定時の動作 |
---|---|---|---|
KMBV12035-W | KMBV12301-E | 構造指定全文検索ファイル作成時にエラー | 文書のインデクスの登録処理を中断し,エラーメッセージを出力してコマンドを終了します。 |
KMBV12036-W | KMBV12302-E | 構造指定全文検索ファイル作成時にエラー | |
KMBV12037-W | KMBV12303-E | 文書のテキストデータ登録時にエラー | |
KMBV12044-W | KMBV12305-E | 文書のテキスト抽出処理が失敗 | |
KMBV12048-W | KMBV12306-E | 文書のテキスト抽出処理が失敗 | |
KMBV12251-W | KMBV12307-E | 文書のテキスト抽出処理が失敗 | |
KMBV12252-W | KMBV12308-E | 文書のテキスト抽出処理が失敗 | |
KMBV12254-W | KMBV12309-E | プロパティ値の取得用処理が失敗 |
コマンド実行例