3.1 使用するファイルの一覧

この節では,テキストインデクサーで使用するファイルについて説明します。

テキストインデクサーで使用するファイルの一覧を表3-1に示します。

表3-1 テキストインデクサーで使用するファイル

ファイル名称機能作成場所
環境設定ファイル(TextIndex.ini)テキストインデクサー制御用のパラメタを定義するファイルです。このファイルはテキストインデクサーをインストールする際に作成されます。ファイルの設定内容はユーザの環境に合わせて変更する必要があります。なお,テキストインデクサーを運用する際は,全文検索時のデータの整合性をとるために,これらのパラメタを途中で変更しないことを推奨します。インストールディレクトリ¥etc
RenditionType定義ファイル
(RenditionType.ini)
テキスト抽出ライブラリでテキスト抽出できるアプリケーションプログラムと,レンディションタイプとを対応づけるファイルです。このファイルはテキストインデクサーをインストールする際に作成されます。ファイルの設定内容はカスタマイズできます。インストールディレクトリ¥etc
環境変数ファイル
(NTconfig.ini)
テキストインデクサーの動作に必要な環境変数を設定するためのファイルです。このファイルは,テキストインデクサーをインストールする際に作成されます。ファイルの設定内容はカスタマイズできます。インストールディレクトリ¥etc
定義ファイル
(ファイル名は任意)
処理対象文書クラスのGUID値および書誌情報プロパティのGUID値を取得するために使用するファイルです。作成した定義ファイルのファイル名を環境設定ファイル(TextIndex.ini)のDefinition_defエントリに指定して使用します。
定義ファイルは[ClassNameDefinition]セクションに処理対象文書クラス名,[PropNameDefinition]セクションに書誌情報プロパティ名を定義します。
任意
処理対象文書クラス定義ファイル
(ファイル名は任意)
テキストインデクサー実行時に一つ以上のクラスを処理対象にするとき,処理対象にする「処理対象文書クラス名」を指定するファイルです。
処理対象文書クラス名とは,定義ファイルの[ClassNameDefinition]セクションに定義したエントリ名のことを指します。
任意
プラグイン環境設定ファイル(PlugInconfig.ini)次のライブラリを実行するために定義するファイルです。
  • テキストインデクサーが定義するファイル呼び出しインタフェースに従った,テキスト抽出フィルタプラグインライブラリ
  • テキストインデクサーで定義するプロパティ値の取得呼び出しインタフェースに従った,プロパティ値取得用プラグインライブラリ
インストールディレクトリ¥etc