環境定義パラメタのオプション設定がModeOfProperty = ONであれば,コンテンツからテキスト抽出ができなかった場合でも,環境定義パラメタ(PropertyOfIndex)に指定された書誌情報を取得して,これをインデクスファイルとして登録し,全文検索時に利用できます。ModeOfProperty = OFFの場合は,インデクスファイルが登録されません。
書誌情報とは文書に対する付加情報であり,一般的に文書のタイトル,作成者,作成日時などの情報が書誌情報として使用されます。
インデクスファイルに出力される書誌情報の形式は,PropertyOfIndexに指定された文書プロパティから取得したデータを,半角スペース区切りで連結したものです。書誌情報として,環境定義パラメタ(PropertyOfIndex)にタイトル,作者,コメントが指定されていた場合の書誌情報の作成例を図3-2に示します。
図3-2 書誌情報の作成例
文書プロパティから取得したデータ中に¥0(0x00)が存在した場合,書誌情報は連結後の先頭から¥0までの文字列になります。ただし,書誌情報の先頭に¥0が存在した場合はHiRDBのメッセージが出力され,書誌情報は登録されません。