1.3.2 実行環境の構成

TP1アダプタの実行環境の構成を次の図に示します。

図1-5 実行環境の構成

[図データ]

実行環境を構成する項目について説明します。

uCosminexus Service Platform
SOAを適用したシステムを運用するための製品です。また,uCosminexus Service Architectで開発した内容をセットアップしたり,開発で必要なシステム情報をuCosminexus Service Architect側に受け渡したりします。
uCosminexus 日立コード変換 - Server Runtime
Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境で,文字コードを変換する場合に利用します。Windowsの場合で,XML形式以外のバイナリ形式のデータを扱うとき,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用するときに必要です。
uCosminexus 日立コード変換 - Runtime
Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境で,文字コードを変換する場合に利用します。UNIXの場合で,XML形式以外のバイナリ形式のデータを扱うとき,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用するときに必要です。
uCosminexus TP1/Client/J
RPCを使用して,接続先システムのサービスを呼び出すための製品です。
uCosminexus Service Adapter for TP1
Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境から既存のOpenTP1やDCCM3システム内にあるサービスを呼び出すためのカスタムアダプタです。

複数の接続先システムのサービスを呼び出す場合,一つのサービスグループに一つのTP1アダプタを配備して運用します。複数の接続先システムのサービスを呼び出す場合のアダプタ構成例を次の図に示します。

図1-6 複数の接続先システムのサービスを呼び出す場合のアダプタ構成例

[図データ]