TP1アダプタの実行環境の構成を次の図に示します。
図1-5 実行環境の構成
![[図データ]](figure/zc010600.gif)
実行環境を構成する項目について説明します。
- uCosminexus Service Platform
- SOAを適用したシステムを運用するための製品です。また,uCosminexus Service Architectで開発した内容をセットアップしたり,開発で必要なシステム情報をuCosminexus Service Architect側に受け渡したりします。
- uCosminexus 日立コード変換 - Server Runtime
- Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境で,文字コードを変換する場合に利用します。Windowsの場合で,XML形式以外のバイナリ形式のデータを扱うとき,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用するときに必要です。
- uCosminexus 日立コード変換 - Runtime
- Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境で,文字コードを変換する場合に利用します。UNIXの場合で,XML形式以外のバイナリ形式のデータを扱うとき,またはデータ変換で値置換えファンクションを使用するときに必要です。
- uCosminexus TP1/Client/J
- RPCを使用して,接続先システムのサービスを呼び出すための製品です。
- uCosminexus Service Adapter for TP1
- Cosminexus サービスプラットフォームの実行環境から既存のOpenTP1やDCCM3システム内にあるサービスを呼び出すためのカスタムアダプタです。
複数の接続先システムのサービスを呼び出す場合,一つのサービスグループに一つのTP1アダプタを配備して運用します。複数の接続先システムのサービスを呼び出す場合のアダプタ構成例を次の図に示します。
図1-6 複数の接続先システムのサービスを呼び出す場合のアダプタ構成例
![[図データ]](figure/zc010700.gif)