ここでは,TP1アダプタを追加および定義する手順を説明します。
図3-4 [サービスアダプタ定義追加]ダイアログ
図3-5 [サービスアダプタ定義追加(汎用カスタムアダプタ)]ダイアログ
図3-6 サービスアダプタ定義画面(基本)
図3-7 サービスアダプタ定義(詳細)画面
TP1アダプタを定義する場合の,サービスアダプタ定義画面(基本)での設定項目を次の表に示します。
表3-2 TP1アダプタのサービスアダプタ定義画面(基本)の設定項目
分類 | 項目 | 説明 | TP1アダプタでの設定 | |
---|---|---|---|---|
サービス部品制御情報 | - | TP1アダプタ新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。 | - | |
サービス名 | [サービスアダプタ定義追加(汎用カスタムアダプタ)]ダイアログで指定したHCSCコンポーネントの名称が表示されます。 | ◎ | ||
サービスID | HCSCコンポーネントのIDが表示されます。※1 | ◎ | ||
サービス種別 | サービス部品の種別として「汎用カスタムアダプタ」が表示されます。 | × | ||
アドレス | この項目は使用しません。 | × | ||
最大インスタンス数 | サービス部品の最大インスタンス数が表示されます。 同時に処理できる接続先システムへのRPC要求数を指定します。ここで指定する値とTP1アダプタの通信構成定義のcon_pool_num要素は同じ値を指定してください。 | ◎ | ||
サービスクラス名 | この項目は使用しません。 | × | ||
オペレーション | オペレーション名が表示されます。サービス部品が持つオペレーション名をドロップダウンリストから選択します。 | ◎ | ||
[追加]ボタン | オペレーションを追加する画面が表示されます。 | - | ||
[削除]ボタン | オペレーション欄で選択したオペレーションを削除します。 | - | ||
オペレーション情報 | - | サービス部品のオペレーションについての情報が表示されます。 | - | |
オペレーション名 | サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの名称が表示されます。 | × | ||
通信モデル | サービス部品制御情報のオペレーション欄で選択したオペレーションの通信モデルを選択します。ドロップダウンリストから次に示す「同期」または「非同期」のどちらかを選択します。
| ◎ | ||
要求電文 | - | サービスリクエスタから送信される要求電文の情報が表示されます。 | - | |
標準 | 使う(チェックボックス) | 標準電文をサービス部品電文のフォーマットにデータ変換する場合にチェックします。 | ○ | |
フォーマットID | サービスリクエスタから受け付けた標準電文のフォーマットIDを入力します。 | △※2 | ||
電文フォーマット | サービスリクエスタから受け付けた標準電文のフォーマット名を入力します。 | △※2 | ||
[...]ボタン | 標準電文フォーマットのファイルを選択するダイアログが表示されます。 | - | ||
[表示]ボタン | 電文フォーマットがXML形式の場合,標準電文のフォーマットが表示されます。 | - | ||
サービス部品 | フォーマットID | サービス部品電文のフォーマット(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)IDを入力します。 | ◎ | |
電文フォーマット | サービス部品電文のフォーマット(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)名を入力します。 | ◎ | ||
[...]ボタン | サービス部品電文のフォーマットファイル(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)を選択するダイアログが表示されます。 TP1アダプタでは,バイナリフォーマットの電文だけ使用できます。したがって,バイナリフォーマット定義ファイルを登録してください。 | - | ||
[表示]ボタン | 電文フォーマットがXML形式の場合,サービス部品電文のフォーマット(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)が表示されます。 | - | ||
データ変換定義 | 標準電文からサービス部品電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。 | △※2 | ||
[編集]ボタン | データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。 | - | ||
[削除]ボタン | [編集]ボタンで設定したデータ変換定義を削除します。 | - | ||
応答電文 | - | サービス部品から送信される応答電文の情報が表示されます。オペレーション情報の通信モデル欄で,「同期」を選択した場合だけ,設定できます。 | - | |
標準 | 使う(チェックボックス) | サービス部品電文を標準電文のフォーマットにデータ変換する場合にチェックします。 | ○ | |
フォーマットID | サービス部品から受け付けた標準電文のフォーマットIDを入力します。 | △※3 | ||
電文フォーマット | サービス部品から受け付けた標準電文のフォーマット名を入力します。 | △※3 | ||
[...]ボタン | 標準電文フォーマットを選択するダイアログが表示されます。 | - | ||
[表示]ボタン | 電文フォーマットがXML形式の場合,標準電文フォーマットが表示されます。 | - | ||
サービス部品 | フォーマットID | サービス部品の電文フォーマット(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)IDを入力します。 | ◎ | |
電文フォーマット | サービス部品の電文フォーマット(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)名を入力します。 | ◎ | ||
[...]ボタン | サービス部品電文のフォーマットファイル(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)を選択するダイアログが表示されます。 TP1アダプタでは,バイナリフォーマットの電文だけ使用できます。したがって,バイナリフォーマット定義ファイルを登録してください。 | - | ||
[表示]ボタン | 電文フォーマットがXML形式の場合,サービス部品電文のフォーマット(TP1アダプタ用の電文フォーマット定義ファイル)が表示されます。 | - | ||
データ変換定義 | サービス部品電文から標準電文へデータ変換するための定義ファイル名を入力します。 | △※3 | ||
[編集]ボタン | データ変換定義画面が表示されます。データ変換定義欄で設定した定義ファイルの内容を編集できます。初めて定義する場合は,[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。 | - | ||
[削除]ボタン | [編集]ボタンで設定したデータ変換定義を削除します。 | - | ||
フォルト電文 | - | サービス部品のフォルト電文についての情報が表示されます。 | - | |
[追加]ボタン | フォルト名を追加する画面が表示されます。 | - | ||
[削除]ボタン | [編集]ボタンで設定したフォルト名を削除します。 | - | ||
フォルト名 | サービス部品のフォルト名が表示されます。 | ◎ | ||
電文フォーマット | サービス部品のフォルト電文フォーマット名が表示されます。 | ◎ | ||
[...]ボタン | フォルト電文フォーマットを指定するダイアログが表示されます。 フォルト電文を規定する電文フォーマットのXMLスキーマファイル(adptp1_faultfmt.xsd)を指定してください。 | - | ||
[表示]ボタン | フォルト電文フォーマットが表示されます。 | - |
TP1アダプタを定義する場合の,サービスアダプタ定義(詳細)画面での設定項目を次の表に示します。
表3-3 TP1アダプタのサービスアダプタ定義(詳細)画面の設定項目
分類 | 項目 | 説明 | TP1アダプタでの設定 | |
---|---|---|---|---|
カスタムアダプタ制御情報 | カスタムアダプタ(EJB-JARファイル) | TP1アダプタ新規作成時に指定したサービス部品についての情報が表示されます。 | × | |
ユーティリティクラス(JARファイル) | - | TP1アダプタのEJB-JARファイルの名称が表示されます。 | ◎ | |
[追加]ボタン | ユーティリティクラスを追加するダイアログが表示されます。TP1アダプタでは,次のユーティリティクラスを追加します。
| - | ||
[削除]ボタン | ユーティリティクラス欄で選択したファイルを削除します。 | - | ||
独自定義ファイル | - | TP1アダプタの環境定義ファイル,およびTP1アダプタの通信構成定義ファイルの名称が表示されます。 | - | |
[追加]ボタン | 独自定義ファイルを追加するダイアログが表示されます。 TP1アダプタでは,次の独自定義ファイルを追加します。
| - | ||
[削除]ボタン | 独自定義ファイル欄で選択したファイルを削除します。 | - |