3.9.2 ネームサービス機能を使用する場合

ネームサービス機能を使用する場合,TP1アダプタの通信構成定義のconnect_mode要素にSTANDを指定します。ネームサービス機能を使用する場合のTP1/Client/J環境定義を次の表に示します。

表3-7 ネームサービス機能使用時のTP1/Client/J環境定義

TP1/Client/J環境定義指定値説明
dcnamuseY(使用する)ネームサービス機能の使用の有無を指定します。
dcrapdirectN(使用しない)リモートAPI機能の使用の有無を指定します。
dcscddirectN(使用しない)スケジューラダイレクト機能の使用の有無を指定します。
dchostホスト名,ネームサービスのポート番号ネームサービスが存在する接続先システムのホスト名およびネームサービスのポート番号を指定します。dcnamportオペランドでネームサービスのポート番号を指定している場合,ポート番号の指定は省略できます。
dcnamportネームサービスのポート番号ネームサービスのポート番号を指定します。dchostオペランドでポート番号を指定する場合,このオペランドの指定は省略できます。