3.10 J2EEサーバ用オプション定義ファイルの編集

実行環境でTP1アダプタが動作するために,J2EEサーバのクラスパスにTP1アダプタの実行機能アーカイブファイルを追加します。J2EEサーバ用オプション定義ファイル(usrconf.cfg)を編集し,次の内容を記述してください。

add.class.path=<TP1アダプタのインストールディレクトリ>¥lib¥adptp1rt.jar

J2EEサーバ用オプション定義ファイル(usrconf.cfg)の詳細について次に説明します。

<この節の構成>
(1) 機能
(2) ファイルの格納先
(3) 形式

(1) 機能

J2EEサーバを実行するJavaVMの起動オプションを指定します。

J2EEサーバの稼働中に,このファイルの内容を変更した場合,変更した内容は次にJ2EEサーバを起動したときに反映されます。

(2) ファイルの格納先

ファイルの格納先を次に示します。

(3) 形式

J2SEのプロパティファイル形式です。

次のようにキーを指定します。

<キー名称> = <値>

指定方法
  • 改行までが値になります。
  • 「#」で始まる行はコメントとみなされます。
  • 値が存在しない行を定義した場合,その行は無視されます。
  • 値の後ろには,空白やコメントなどの文字列は追加できません。追加した場合,不正な値と解釈されます。
    (例) <キー名称> = <値> #<コメント>
  • 実行時の文字エンコーディングと異なる文字エンコーディングでは記述できません。