6.1 TP1アダプタでの障害情報

TP1アダプタは,障害情報にエラー情報を使用して障害通知をします。エラー情報の各設定値を次の表に示します。

表6-1 TP1アダプタが設定するエラー情報

要素名設定値説明
faultCodeStringClient送られてきたメッセージの構成に異常があるなど,クライアント側のエラーです。
Server通信エラーなど,サーバ側のエラーです。
faultStringString<TP1アダプタが出力するメッセージのメッセージテキスト>詳細は,「5. メッセージ」を参照してください。
faultActorString<アダプタ名>エラー情報を通知したアダプタ名です。
faultDetailDocument(XML)表6-2参照表6-2を参照してください。
注※
faultDetailは次に示す形式で記述されています。

RPC通信時の障害では,TP1/Client/Jが提供する例外に対応して,factor要素(原因)が異なります。TP1/Client/Jが提供する例外についての詳細は,「付録A TP1/Client/Jの例外に対するfactor要素の対応表」を参照してください。