次のサンプルでは,OADの環境に適切なReentrantServer引数とLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定して,factory_r(ローカルディレクトリ内にある)というVisiBrokerのC++アプリケーションを活性化しています。
なお,このサンプルはSolarisの場合です。HP-UXの場合はSHLIB_PATH環境変数,AIXの場合はLIBPATH環境変数を設定してください。
path_name = "/home/developer/Project1/factory_r"
args = ["ReentrantServer"]
env = ["LD_LIBRARY_PATH=/usr/ucblib:/usr/local/VisiCpp/lib"]
これは,OADが次のコマンドを生成していることになります。
"/home/developer/Project1/factory_r ReentrantServer ¥
-Dvbroker.orb.oadUID=<unique_id> ¥
-Dvbroker.orb.activationIOR=<oad's ior>"
vbroker.orb.oadUIDおよびvbroker.orb.activationIORプロパティは,OADが自動的に付加します。
また,次に示す環境変数が,OADの環境から,生成されたサーバの環境に伝えられます。