14.4.1 nsutilの構成

nsutilを使用するには,まず次のどちらかを使用してネーミングサービスインスタンスを構成します。nsutilのオプションを表14-2に示します。

prompt>nameserve <factory_name>

または

prompt>nsutil -VBJprop <ns_config> <cmd>[args]

表14-2 nsutilのオプション

オプション説明
ns_config
 
SVCnameroot=<factory_name>
 
ORBInitRef=NameService=<url>
ファクトリ名を定義します。
 

SVCnamerootを使用するには,まずosagentを実行しなければなりません。
 
corbaloc:,corbaname:,file:,ftp:,http:,またはior:のような型を示すプリフィクスを付けたファイル名またはURL。例えば,ローカルディレクトリにファイルを割り当てるには,ns_config文字列は次のようになります。

-VBJprop ORBInitRef=NameService=<file:ns.ior>

cmdpingとshutdownを加えたCosNaming オペレーションです。