8.2.4 パターン4の復旧方法

パターン4の復旧手順を次に示します。

  1. 操作端末のWebブラウザを使用して,仮想サーバマネージャGUIに接続してログインします。
    仮想サーバマネージャGUIへの接続およびログインについては,「7.2.4(1) 開始手順」の手順1.と手順2.を参照してください。
  2. [管理対象マシンビュー]画面で,障害が発生した管理対象マシンで稼働していた管理ユニットを調べます。
    ここでは,管理対象マシン「hv3」で障害が発生したとします。[管理対象マシンビュー]画面で,すべての仮想サーバの[状態]が障害(稼働中)の管理ユニットを調べます。調べた結果,障害のため稼働していない管理ユニットは「unit_f」であったとします。[管理対象マシンビュー]画面については,「9.2.2 [管理対象マシンビュー]画面」を参照してください。
  3. 障害が発生した管理ユニットを予備のマシンで起動します。
    予備のマシンは,管理対象マシン「hv4」とします。コマンドの実行例を次に示します。
    vmx_scaleout_unit -unit unit_f -hv hv4