2.5.6 仮想サーバの障害監視と障害検知

仮想サーバの障害監視は,仮想サーバマネージャによって,稼働中の仮想サーバを定期的に監視する機能です。仮想サーバマネージャは,仮想サーバ上のアプリケーションサーバ内にあるプロセス(Management Server)の状態を監視します。仮想サーバの障害検知は,仮想サーバで障害が発生した場合に,仮想サーバマネージャがその障害を検知して,障害が発生した仮想サーバのステータスを変更する機能です。ステータスの変更は,コマンドまたは仮想サーバマネージャGUIで確認できます。

仮想サーバマネージャによる仮想サーバの障害監視と障害検知の流れを次の図に示します。

図2-11 仮想サーバマネージャによる仮想サーバの障害監視と障害検知の流れ

[図データ]

図中の1.~2.について説明します。

  1. 仮想サーバマネージャは,稼働中の仮想サーバAと仮想サーバBを監視します。
  2. 仮想サーバマネージャは,仮想サーバAの障害を検知します。