Component Container管理者のユーザとグループ,およびManagement Server管理グループを設定します。この定義ファイルは,ゲストOSがLinuxの場合だけ有効になります。
Component Container管理者は,サーバのセットアップ,起動と停止などの操作が実施できるユーザで,Management Server管理グループは,Management Serverで使用するコマンドを実行できるユーザのグループです。これらのユーザまたはグループを設定すると,スーパーユーザ(root権限を持つユーザ)以外の一般ユーザでもシステムを構築,運用できるようになります。ユーザとグループは,rasetup.propertiesで設定します。
rasetup.propertiesを作成する場合,テンプレートファイルを使用できます。テンプレートファイルの格納場所については,「4.1.1 システムの構築・運用時に使用するファイル」を参照してください。
rasetup.propertiesは,ゲストOSがLinuxの業務で設定します。
「6.1.2(4) 業務ごとの情報の決定」で決定した業務のうち,業務BはゲストOSがLinuxのため,設定が必要です。業務Bでは,すべてのプロパティにデフォルト値を使用するものとします。この場合,rasetup.propertiesは,プロパティを何も設定しない空のファイルで作成します。
rasetup.propertiesで設定できるプロパティを次に示します。
各プロパティを設定する場合の注意事項を次に示します。