仮想サーバ上のアプリケーションサーバの構成や,アプリケーションサーバで使用するデータベースの設定などを定義したファイルを用意します。これらの定義ファイルは,アプリケーションとともにアプリケーションサーバ情報ディレクトリに配置し,管理ユニット作成時に使用します。
システム構成パターンと必要な作業項目を次の表に示します。
表6-14 システム構成パターンと必要な作業項目(アプリケーションサーバで使用する定義ファイルの作成)
作業項目 | システム構成パターンによる作業の要否 | |||
---|---|---|---|---|
パターン1 | パターン2 | パターン3 | パターン4 | |
仮想サーバを自動セットアップするための設定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
アプリケーションサーバの構成の定義 | ○ | ○ | ○ | ○ |
データベースを使用するための設定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
負荷分散機と接続するための設定 | × | × | ○ | × |
仮想サーバ停止時にログを取得するための設定 | ○ | × | ○ | ○ |
アプリケーションサーバ情報ディレクトリに配置する定義ファイル群のバージョンを管理するための設定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Component Container管理者およびManagement Server管理グループの設定(ゲストOSがLinuxの場合) | ○ | ○ | ○ | ○ |
Management Serverの設定 | × | × | × | ○ |
ここでは,アプリケーションサーバで使用するファイルの作成方法について説明します。なお,アプリケーションは作成済みであることを前提としています。