ここでは,JP1/IMと連携して障害監視をする場合の設定について説明します。
設定手順を次に示します。
- 仮想マシンのゲストOSにJP1/Baseをインストールします。
- JP1/Baseでユーザマッピングの設定をします。
JP1運用管理ホストの構築時に設定したOSユーザ(JP1ユーザ)と,仮想サーバイメージ管理ホストの仮想マシンに設定したOSユーザを対応づけます。
- JP1/BaseにCosminexusアダプタコマンドを設定します。
仮想サーバイメージ管理ホストの仮想マシンでmngsvr_adapter_setupコマンドを実行して,JP1/Baseの環境にCosminexus用のアダプタコマンド設定ファイルを追加します。なお,mngsvr_adapter_setupコマンドを実行するユーザには,Windowsの場合はAdministrator権限が,Linuxの場合はroot権限が必要です。mngsvr_adapter_setupコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」を参照してください。
mngsvr_adapter_setupコマンドの実行例を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥mngsvr_adapter_setup |
- Linuxの場合
# /opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvr_adapter_setup |
- マスタ仮想サーバの任意のディレクトリに,ログファイルトラップ動作定義ファイルを格納します。
ログファイルトラップ動作定義ファイルの設定例を次に示します。
FILETYPE=HTRACE
ACTDEF=<Error>115A "-E" |
JP1での操作については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。