仮想サーバ停止時のログ情報の取得は,管理ユニットを一括停止した場合や,仮想サーバをスケールインした場合,管理ユニットをローリングアップデートした場合に,停止対象である仮想サーバ上のアプリケーションサーバのログを取得する機能です。仮想サーバ上のアプリケーションサーバのログをVmログ,仮想サーバ停止時のログ情報の取得をVmログ収集機能ともいいます。
取得したログは,zip形式のファイルで仮想サーバマネージャのローカルディスクに保存されます。ファイル名称は,<取得日時_仮想サーバの管理LANのIPアドレス※>です。
- 取得日時
- YYYYMMDDhhmmssTZ
- YYYY:年
- MM:月
- DD:日
- hh:時
- mm:分
- ss:秒
- TZ:タイムゾーンが,GMT(グリニッジ標準時)からの時差で表示されます。日本の場合,「+0900」が表示されます。
- 仮想サーバの管理LANのIPアドレス※
- xxx.xxx.xxx.xxx
- 注※
- 単一のLANのシステム(管理LANと業務LANを分けないシステム)では,「仮想サーバの管理LANのIPアドレス」は「仮想サーバのIPアドレス」と読み替えてください。
- (例)
- 取得日時が「2010年1月13日9時30分45秒(日本標準時)」,仮想サーバのIPアドレスが「192.168.0.1」の場合,次のファイル名称になります。
- 20100113093045+0900_192.168.0.1.zip
また,ログファイルの格納先は,vmx.propertiesのvmx.log.dirプロパティで指定できます。ログファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<vmx.log.dirプロパティの指定値>¥mngunit¥<管理ユニット名>
- Linuxの場合
<vmx.log.dirプロパティの指定値>/mngunit/<管理ユニット名>
ログファイルに収集されるログの範囲は,vmxlog.confに指定されているファイルです。ハイパーバイザに関するログは取得されません。必要に応じて,ハイパーバイザ上のログを直接参照してください。