仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルには,各仮想サーバで実行するユーザが作成したファイル(ゲストOSがWindowsの場合はバッチファイル,Linuxの場合はシェルスクリプト)を指定します。このファイルに指定した処理は,次に示すタイミングで実行されます。
システム構成パターンと必要な作業項目を次の表に示します。
表6-18 システム構成パターンと必要な作業項目(仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルの作成)
作業項目 | システム構成パターンによる作業の要否 | |||
---|---|---|---|---|
パターン1 | パターン2 | パターン3 | パターン4 | |
仮想サーバ起動時にJP1/IMのサービスを開始するための設定 | ○ | ○ | ○ | × |
仮想サーバ起動時にJP1/PFMのサービスを開始するための設定 | × | ○ | ○ | × |
システムの運用に必要な処理をするための設定 | ○ | ○ | ○ | × |
仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルには,次の設定をします。
設定ごとに仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルの作成方法を説明します。
なお,仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルを作成する場合には,次の点に注意してください。