パターン1でのシステム構成を次の図に示します。
図3-1 パターン1(テスト環境のオンデマンド提供)でのシステム構成
このシステム構成の場合,次の条件を満たす必要があります。
マシンごとに使用するハードウェアを次の表に示します。
表3-4 マシンごとに使用するハードウェア(パターン1の場合)
マシンの種類 | 使用するハードウェア |
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運用用物理マシン兼仮想サーバイメージ管理ホスト | ラックマウントサーバ(HA8000シリーズなど) |
管理対象マシン | サーバブレード(BS320標準サーバブレードなど) |
ストレージ装置 | ディスクアレイ装置(BR1600など) |
システム構成の前提条件を次に示します。
ネットワークは,業務用のサーバを配置したLAN(業務LAN)と,管理用のサーバを配置したLAN(管理LAN)に分けた構成とします。業務LANと管理LANのそれぞれにIPアドレスが割り当てられます。なお,利用者であるアプリケーション開発者は,管理LANと業務LANの両方にアクセスできます。
マシンごとのネットワークの設定情報を次の表に示します。
表3-5 マシンごとのネットワークの設定情報(パターン1の場合)
マシンの種類 | ネットワークの設定情報 |
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操作端末 | 物理NICを一つ使用し,管理LANに割り当てます。 |
運用用物理マシン兼仮想サーバイメージ管理ホスト | 管理LANの物理NICを一つ使用します。
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管理対象マシン | 管理LANと業務LANの二つの物理NICを使用します。
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データベースサーバマシン | 物理NICを一つ使用し,業務LANに割り当てます。 |
ストレージ装置 | Fibre Channel接続,iSCSI接続またはNFS version 3 over TCP(Linuxの場合)によって,ディスク領域を共有します。 |