7.2.4 パターン4(小規模部門サーバの集約)の開始と停止

パターン4の場合のシステムの開始および停止手順について説明します。なお,ここでは,「6.1.1(4) パターン4の場合」,および「6.1.2(4) 業務ごとの情報の決定」に示す定義内容に従って手順を説明しています。なお,パターン4では,仮想サーバマネージャGUIを使用します。仮想サーバマネージャGUIについては,「9. 仮想サーバマネージャGUIの概要」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 開始手順
(2) 停止手順

(1) 開始手順

システムの開始手順を次に示します。

  1. 操作端末のWebブラウザを使用して,仮想サーバ運用管理ホストの仮想サーバマネージャGUIに接続します。
    接続時のURL内のIPアドレスには,仮想サーバ運用管理ホストのIPアドレスを指定します。ここでは,「5.1(4) パターン4の場合」のネットワーク構成に従い,IPアドレスに「192.168.1.3」を指定して,接続時のURLを「http://192.168.1.3:28080/vmxsvr/」とします。
  2. 仮想サーバマネージャGUIにログインします。
    管理ユーザIDおよびパスワードを入力します。ここでは,「5.3(5) 仮想サーバマネージャのセットアップ」で設定した内容(管理ユーザID「admin」,パスワード「admin」)を入力します。
  3. [管理ユニットビュー]画面で各業務に対応する管理ユニットを一括起動します。

(2) 停止手順

システムの停止手順を次に示します。

  1. 操作端末のWebブラウザを使用して,仮想サーバ運用管理ホストの仮想サーバマネージャGUIに接続します。
    接続時のURL内のIPアドレスには,開始時と同じ仮想サーバ運用管理ホストのIPアドレスを指定します。ここでは,「(1) 開始手順」に使用したURL「http://192.168.1.3:28080/vmxsvr/」で接続します。
  2. 仮想サーバマネージャGUIにログインします。
    管理ユーザIDおよびパスワードを入力します。ここでは,「5.3(5) 仮想サーバマネージャのセットアップ」で設定した内容(管理ユーザID「admin」,パスワード「admin」)を入力します。
  3. [管理ユニットビュー]画面で各業務に対応する管理ユニットを一括停止します。