6.3.4 負荷分散機と接続するための設定

パターン3の場合,仮想サーバのManagement Serverから負荷分散機へsshで接続します。仮想サーバのsshクライアントの環境設定は「6.2.3 sshクライアントの環境設定」で実施しているため,ここでは負荷分散機に接続するための設定について説明します。

負荷分散機への接続の設定は,lb.properties(負荷分散機定義プロパティファイル)で実施します。lb.propertiesには,負荷分散機へのアクセスに必要な接続情報を設定します。

6.2.2(5) 定義ファイルの取得」で取得したlb.propertiesをテンプレートファイルとして使用できます。

lb.propertiesで必要な設定を次に示します。ここで説明していないプロパティはデフォルト値を使用します。なお,設定値については,次の個所を参照してください。

lb.list=192.168.2.11
lb.connect_type.192.168.2.11=ssh
lb.ssh.user.192.168.2.11=root
lb.ssh.passwd.192.168.2.11=lb_pass

lb.propertiesの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。