8.2.2 パターン2の復旧方法

パターン2の復旧方法の手順を次に示します。

  1. 障害が発生した管理対象マシンを予備のマシンに置き換えます。
  2. 予備のマシンに対して,障害が発生した管理対象マシンに構築時に実施したハイパーバイザのインストールと設定をします。
  3. VMware vCenter Serverを使用して,障害前に稼働していた仮想サーバを予備のマシンで稼働させます。
    業務用データストアは,予備のマシンのハイパーバイザから障害前と同様に参照できます。
  4. 仮想サーバ上で仮想サーバ起動時ユーザスクリプトを実行します。
    管理ユニット作成時または更新時に指定した仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルを仮想サーバに転送し,処理を実行します。
  5. 仮想サーバ上で運用管理エージェントとManagement Serverを起動します。
    運用管理エージェントとManagement Serverの起動方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」のシステムの起動と停止の設定に関する説明を参照してください。
  6. 仮想サーバ上でcmx_start_targetコマンドを使用して,Webシステムを一括起動します。
    cmx_start_targetコマンドを使った一括起動の方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」のすべてのサービスユニットの一括起動と一括停止に関する説明を参照してください。