6.5 仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルの作成

仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルには,各仮想サーバで実行するユーザが作成したファイル(ゲストOSがWindowsの場合はバッチファイル,Linuxの場合はシェルスクリプト)を指定します。このファイルに指定した処理は,次に示すタイミングで実行されます。

システム構成パターンと必要な作業項目を次の表に示します。

表6-18 システム構成パターンと必要な作業項目(仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルの作成)

作業項目システム構成パターンによる作業の要否
パターン1パターン2パターン3パターン4
仮想サーバ起動時にJP1/IMのサービスを開始するための設定×
仮想サーバ起動時にJP1/PFMのサービスを開始するための設定××
システムの運用に必要な処理をするための設定×
(凡例)
○:必要な作業です。
×:不要な作業です。

仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルには,次の設定をします。

設定ごとに仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルの作成方法を説明します。

なお,仮想サーバ起動時ユーザスクリプトファイルを作成する場合には,次の点に注意してください。

<この節の構成>
6.5.1 仮想サーバ起動時にJP1/IMのサービスを開始するための設定
6.5.2 仮想サーバ起動時にJP1/PFMのサービスを開始するための設定
6.5.3 システムの運用に必要な処理をするための設定