4.1.1 システムの構築・運用時に使用するファイル
(1) 仮想サーバマネージャのファイル
- machine_info.xml(管理対象マシン情報ファイル)
仮想サーバマネージャが運用・管理する管理対象マシンの情報を指定するファイルです。machine_info.xmlは,vmx_set_machine_infoコマンドを使用して仮想サーバマネージャに登録します。
machine_info.xmlでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥vmx¥templates¥machine_info.xml
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/machine_info.xml
machine_info.xmlについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
- rasetup.properties(Component Container管理者設定用プロパティファイル)
Component Container管理者のユーザとグループ,およびManagement Server管理グループを設定するファイルです。この定義ファイルは,Linuxの場合だけ有効になります。
rasetup.propertiesでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/rasetup.properties
- rule.properties(管理ユニット運用ルール)
管理ユニットの運用ルールを指定するファイルです。管理ユニットで使用する管理対象マシンや,仮想サーバで動作するOSやネットワークの設定,障害監視の使用有無などを設定します。rule.propertiesは,管理ユニット作成時に使用します。
rule.propertiesでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥vmx¥templates¥rule.properties
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/rule.properties
rule.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
- version.properties(インタフェースバージョン定義ファイル)
アプリケーションサーバ情報ディレクトリに登録する各ファイルのバージョン情報を設定するファイルです。
version.propertiesでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥vmx¥templates¥version.properties
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/version.properties
- virtualserver.properties(仮想サーバ構築用プロパティファイル)
仮想サーバのOSやネットワークを自動セットアップするための情報を設定するファイルです。
virtualserver.propertiesでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥vmx¥templates¥virtualserver.properties
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/virtualserver.properties
virtualserver.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
- vmx.properties(仮想サーバマネージャプロパティファイル)
仮想サーバマネージャのプロパティを指定するファイルです。仮想サーバマネージャのログの出力先や,VMware vCenter Serverとの接続の設定などを設定します。
vmx.propertiesでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥vmx¥templates¥vmx.properties
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/vmx.properties
vmx.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
- vmxclient.properties(仮想サーバマネージャのクライアント共通設定プロパティファイル)
仮想化システムで使用するコマンドの共通引数のデフォルト値を指定するファイルです。
vmxclient.propertiesでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥vmx¥templates¥vmxclient.properties
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/vmxclient.properties
vmxclient.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
- vmxlog.conf(仮想サーバのアプリケーションサーバログ収集対象設定ファイル)
仮想サーバ上のアプリケーションサーバのログとして収集するファイルを指定するファイルです。
vmxlog.confの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥config¥vmxlog.conf
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/config/vmxlog.conf
(2) そのほかのファイル
- mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)
Management Serverのプロパティを指定するファイルです。仮想サーバマネージャとして動作するための設定をします。
mserver.propertiesの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥config¥mserver.properties
- Linuxの場合
/opt/Cosminexus/manager/config/mserver.properties
mserver.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
- 簡易構築定義ファイル
仮想サーバに構築するアプリケーションサーバの設定や仮想サーバで使用する機能を定義するファイルです。
簡易構築定義ファイルでは,テンプレートファイルが提供されていますので,テンプレートファイルをコピーして利用してください。テンプレートファイルの格納場所を次に示します。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥manager¥vmx¥templates¥WebFront.xml
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/vmx/templates/WebFront.xml
簡易構築定義ファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。