6.3 アプリケーションサーバで使用する定義ファイルの作成

仮想サーバ上のアプリケーションサーバの構成や,アプリケーションサーバで使用するデータベースの設定などを定義したファイルを用意します。これらの定義ファイルは,アプリケーションとともにアプリケーションサーバ情報ディレクトリに配置し,管理ユニット作成時に使用します。

システム構成パターンと必要な作業項目を次の表に示します。

表6-14 システム構成パターンと必要な作業項目(アプリケーションサーバで使用する定義ファイルの作成)

作業項目システム構成パターンによる作業の要否
パターン1パターン2パターン3パターン4
仮想サーバを自動セットアップするための設定
アプリケーションサーバの構成の定義
データベースを使用するための設定
負荷分散機と接続するための設定×××
仮想サーバ停止時にログを取得するための設定×
アプリケーションサーバ情報ディレクトリに配置する定義ファイル群のバージョンを管理するための設定
Component Container管理者およびManagement Server管理グループの設定(ゲストOSがLinuxの場合)
Management Serverの設定×××
(凡例)
○:必要な作業です。
×:不要な作業です。

ここでは,アプリケーションサーバで使用するファイルの作成方法について説明します。なお,アプリケーションは作成済みであることを前提としています。

<この節の構成>
6.3.1 仮想サーバを自動セットアップするための設定
6.3.2 アプリケーションサーバの構成の定義
6.3.3 データベースを使用するための設定
6.3.4 負荷分散機と接続するための設定
6.3.5 仮想サーバ停止時にログを取得するための設定
6.3.6 アプリケーションサーバ情報ディレクトリに配置する定義ファイル群のバージョンを管理するための設定
6.3.7 Component Container管理者およびManagement Server管理グループの設定(ゲストOSがLinuxの場合)
6.3.8 Management Serverの設定