2.5.5 仮想サーバ停止時のログ情報の取得

仮想サーバ停止時のログ情報の取得は,管理ユニットを一括停止した場合や,仮想サーバをスケールインした場合,管理ユニットをローリングアップデートした場合に,停止対象である仮想サーバ上のアプリケーションサーバのログを取得する機能です。仮想サーバ上のアプリケーションサーバのログをVmログ,仮想サーバ停止時のログ情報の取得をVmログ収集機能ともいいます。

取得したログは,zip形式のファイルで仮想サーバマネージャのローカルディスクに保存されます。ファイル名称は,<取得日時_仮想サーバの管理LANのIPアドレス>です。

取得日時
YYYYMMDDhhmmssTZ
YYYY:年
MM:月
DD:日
hh:時
mm:分
ss:秒
TZ:タイムゾーンが,GMT(グリニッジ標準時)からの時差で表示されます。日本の場合,「+0900」が表示されます。
仮想サーバの管理LANのIPアドレス
xxx.xxx.xxx.xxx
注※
単一のLANのシステム(管理LANと業務LANを分けないシステム)では,「仮想サーバの管理LANのIPアドレス」は「仮想サーバのIPアドレス」と読み替えてください。
(例)
取得日時が「2010年1月13日9時30分45秒(日本標準時)」,仮想サーバのIPアドレスが「192.168.0.1」の場合,次のファイル名称になります。
20100113093045+0900_192.168.0.1.zip

また,ログファイルの格納先は,vmx.propertiesのvmx.log.dirプロパティで指定できます。ログファイルの格納場所を次に示します。

ログファイルに収集されるログの範囲は,vmxlog.confに指定されているファイルです。ハイパーバイザに関するログは取得されません。必要に応じて,ハイパーバイザ上のログを直接参照してください。