ここでは,仮想化システムを構築,運用する作業の流れについて説明します。作業の流れを次の図に示します。
図2-12 仮想化システムの構築・運用時の作業の流れ
![[図データ]](figure/zu021200.gif)
図中の1.~5.について説明します。
- システム構成パターンの選択
構築するシステムのシステム構成パターンを選択します。仮想化システムでは,四つのシステム構成パターンがあります。詳細は,「3. システム構成パターンの選択」を参照してください。選択したシステム構成パターンのシステムを動作させるためのリソースの見積もりを実施します。
- 前提となる環境の準備
仮想化システムを構築するための前提となる,ハイパーバイザと関連する環境および仮想化システムを運用・管理する環境を準備します。詳細については,「5. 前提となる環境の準備」を参照してください。
- システム構築
「3. システム構成パターンの選択」で選択したシステムを構築します。詳細については,「6. システム構築」を参照してください。
- システム運用
「3. システム構成パターンの選択」で選択したシステムを運用します。詳細については,「7. システム運用」を参照してください。
- システム障害時の復旧
「3. システム構成パターンの選択」で選択したシステムの運用中に障害が発生した場合の復旧方法について説明します。詳細については,「8. システム障害時の復旧」を参照してください。