1.2 ほかのプログラムとの連携

仮想化システムは,日立の統合システム運用管理製品であるJP1と連携して運用できます。

JP1と連携すると,アプリケーションサーバ以外のホストやサーバプロセスを含めた業務システム全体の状況を集中監視したり,システム上のサーバの起動や停止を自動化したりできるようになります。また,集計されたパフォーマンスデータから,仮想サーバ上で動作するアプリケーションサーバの稼働状況を容易に把握できます。

JP1と連携する場合,次に示す製品を使用した機能を利用できます。

どのJP1製品と連携するかは,システム構成パターンによって異なります。システム構成パターンについては,「3. システム構成パターンの選択」を参照してください。なお,JP1と連携する場合には,システム構築時に,JP1連携の設定,定義ファイルの作成,JP1との連携で使用するファイルのJP1への登録などが必要になります。