8.4.3 パターン4の復旧方法

運用のための仮想サーバ運用管理ホスト兼ハイパーバイザ管理ホストで障害が発生した場合の復旧手順を次に示します。

  1. 障害が発生したマシンを予備のマシンに置き換えます。
  2. システム構築時に仮想サーバ運用管理ホスト兼ハイパーバイザ管理ホストに対して実施した次の作業を,新たなマシンに実施します。
  3. VMware vSphere ClientからVMware vCenter Serverに接続して,管理対象マシン上の仮想サーバを停止し,削除します。
  4. 管理ユニットを作成します。
    作成時に指定するもののうち,次のものはバックアップしておいたファイルを使用します。
    • アプリケーションサーバ情報ディレクトリ
    • 管理ユニット運用ルール
    なお,マスタ仮想サーバは,仮想サーバイメージ管理ホストに格納されているため,障害前後に関係なく,障害前と同じものが使用できます。
    管理ユニットの作成作業は,「6.7 管理ユニットの作成」を参照してください。
  5. 管理ユニットをデプロイします。
    管理ユニットのデプロイ作業は,「6.8 管理ユニットのデプロイ」を参照してください。
  6. 管理ユニットを一括起動します。
    管理ユニットの一括起動作業は,「7.2.4 パターン4(小規模部門サーバの集約)の開始と停止」を参照してください。