3.3 usrconf.propertiesバッチサーバ用ユーザプロパティファイル

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) バッチサーバの予約済みキー
(5) バッチサーバのカスタマイズ用キー

(1) 形式

J2SEのプロパティファイル形式です。

次のようにキーを指定します。

<キー名称> = <値>

指定方法
  • 改行までが値になります。
  • #で始まる行はコメントとみなされます。
  • 値が存在しない行を定義した場合,その行は無視されます。
  • 値の後ろには,空白やコメントなどの文字列は追加できません。追加した場合,不正な値と解釈されます。
(例) <キー名称> = <値> #<コメント>
  • 記載する文字はJavaの仕様に従って,ISO 8859-1 文字エンコーディングを使用してください。
  • CJBATCHUSRCONFDIRに指定するパスは絶対パスで指定してください。

(2) ファイルの格納先

(3) 機能

バッチサーバを実行するJavaVMのシステムプロパティを指定します。

usrconf.propertiesとusrconf.cfgのadd.jvm.argの-Dに同じキーが指定されている場合は,usrconf.propertiesの値が優先されます。

バッチサーバの稼働中に,このファイルの内容を変更した場合,変更した内容は次にバッチサーバを起動したときに反映されます。

なお,日立のJavaVMは,J2SE 5.0およびJava SE 6に準拠しています。詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」を参照してください。また,JDK 5.0およびJDK 6で使用できるプロパティについては,Sun Microsystems社が提供しているJDK 5.0およびJDK 6のドキュメントを参照してください。

(4) バッチサーバの予約済みキー

バッチサーバでは,次に示す接頭子で始まるキーを内部的に利用します。このため,アプリケーションでこれらの接頭子で始まるキーを利用してはいけません。

(5) バッチサーバのカスタマイズ用キー

バッチサーバでは,次に示すシステムプロパティのキーに値を設定することで,バッチサーバの動作をカスタマイズできます。

ここでは,キーを次の分類に分けて説明します。

それぞれに指定できるキーの概要とデフォルト値を次の表に示します。キーの詳細については,「2.4 usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。なお,参照する場合は「J2EEサーバ」および「J2EEアプリケーション」を「バッチサーバ」および「バッチアプリケーション」と読み替えてください。

(a) ejbserver.applicationから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.application.InitTermProcessClassesコンテナ拡張ライブラリを使用する場合に,サーバ起動・停止フックのクラス名を指定します。なし
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.appnameAppNameのフィールドに出力するデフォルトのアプリケーション名を指定します。user_app
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.countログファイルの面数を指定します。2
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.encoding出力する文字列のエンコーディングを指定します。null
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.filter使用するフィルタを指定します。null
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.formatter使用するフォーマッタを指定します。null
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.levelログの取得レベルの上限を指定します。SEVERE
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.limitログファイルの容量を指定します。1048576
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.msgidMsgIDのフィールドに出力するデフォルトのメッセージIDを指定します。0001
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.pathログファイル名のプリフィックスを1~255バイトの範囲で指定します。user_log
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>.separatorCJSimpleFormatterを利用して,1文でメッセージを出力するためのセパレータを指定します。|(ストローク)
ejbserver.application.userlog.loggers使用するロガーの名称を指定します。なし
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>.filterロガーで使用するフィルタを指定します。null
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>.handlers指定のロガー名称に対するハンドラクラスを指定します。なし
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>.levelロガーのログ出力レベルを指定します。SEVERE
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>.useParentHandlersログレコードを受け取ったロガーから,親ロガーの接続しているハンドラへログレコードを伝播させるかどうかを指定します。true
(b) ejbserver.batchから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.batch.application.exit.enabledバッチアプリケーションからVM終了メソッドを呼び出した時のバッチサーバの動作を指定します。
trueを指定した場合:
JavaVMを終了しないでバッチアプリケーションのスレッドを終了します。
falseを指定した場合:
バッチサーバを終了します。
true
ejbserver.batch.gc.watch.thresholdガーベージコレクションを実行するメモリ使用量のしきい値を,0~100(単位:%)の整数で設定します。次の条件のどれかの場合にガーベージコレクションを実行します。0を指定した場合はガーベージコレクションの監視を行いません。
  • Tenured領域消費サイズのTenured領域合計サイズに対する割合がしきい値以上
  • New領域合計サイズのTenured領域最大空きサイズに対する割合がしきい値以上
  • Permanent領域消費サイズのPermanent領域合計サイズに対する割合がしきい値以上
0
ejbserver.batch.schedule.group.nameCTMによって管理されるバッチサーバ群のグループ名を,英数字,およびアンダースコア「_」を使って63文字以内で指定します。JOBGROUP
ejbserver.batch.queue.lengthCTMで作成されるスケジュールキューの長さを1~32767の間で指定します。50

注 このキーは,バッチサーバ用ユーザプロパティファイル特有のキーです。J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルには存在しません。


(c) ejbserver.clientから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.client.ctm.RequestPriorityCTM内のキューに滞留したリクエストを引き出す時のプライオリティ(優先順位)を指定します。4
(d) ejbserver.connectionpoolから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.connectionpool.applicationAuthentication.disabledコンテナ管理のサインオンの最適化機能を有効にするかどうかを指定します。false
ejbserver.connectionpool.association.enabledコネクションアソシエーション機能を有効にするかどうかを指定します。false
ejbserver.connectionpool.sharingOutsideTransactionScope.enabledアプリケーションサーバが管理するトランザクションの外で複数回コネクションの取得を行ったときのコネクションシェアリングの動作を指定します。false
ejbserver.connectionpool.validation.timeoutコネクション障害検知機能のタイムアウト時間およびコネクション数調節機能によるコネクション削除処理のタイムアウト時間を指定します。5
(e) ejbserver.connectorから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.connector.logwriter.filenumリソースアダプタ用ログファイルの面数を指定します。4
ejbserver.connector.logwriter.filesizeリソースアダプタ用ログファイルのサイズを指定します。2097152
(f) ejbserver.containerから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.container.audit_trail.enabledデータベース監査証跡連携機能を有効にするかどうかを指定します。false
(g) ejbserver.ctmから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.ctm.ActivateTimeOutスケジューリング機能が有効な場合,バッチサーバは起動時にCTMキューを活性化します。このときの待ち時間(単位:秒)を0~2147483647で指定します。0を指定した場合,無限に待ち続けます。180
ejbserver.ctm.CTMDomainCTM機能を使用する場合に必要なプロパティです。バッチサーバが属するCTMドメイン名称を指定します。CTMDOMAIN
ejbserver.ctm.CTMIDCTM機能を使用する場合に必要なプロパティです。バッチサーバを制御するCTMデーモンのCTM識別子を指定します。<IPアドレス>
ejbserver.ctm.CTMMyHostCTM機能を使用する場合に必要なプロパティです。マルチホームまたはIPアドレスを引き継ぐ系切り替え環境でCTMが使用するホスト名称またはIPアドレスを指定します。<hostnameコマンドで取得されるホスト名称>
ejbserver.ctm.DeactivateTimeOutスケジューリング機能が有効な場合,バッチサーバは停止時にCTMキューを非活性化します。このときの待ち時間(単位:秒)を0~2147483647で指定します。180
ejbserver.ctm.enabledスケジューリング機能の使用の有無を指定します。
trueを指定した場合:
スケジューリング機能を使用します。バッチサーバ起動時にCTMとの接続の確立,および初期化をします。これに成功するとスケジューリング機能が使用できる状態でバッチサーバが起動します。
CTMとの接続および初期化に失敗した場合,バッチサーバの起動に失敗します。
falseを指定した場合:
スケジューリング機能を使用しません。スケジューリング機能を使用しない状態でバッチサーバが起動します。
false
(h) ejbserver.deployから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.deploy.exclusive.lockAliveIntervalサーバ処理終了後,コマンドから送信された次のレスポンスを受け取るまでの最大待ち時間を指定します。60
ejbserver.deploy.resourcefile.scramble.enabled作業ディレクトリ以下に展開されるDataSource,JavaMail,ResourceAdapterに関するDDファイルをスクランブルするかどうかを設定します。false
(i) ejbserver.extから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.ext.method_observation.intervalこのプロパティの設定には,次の二つの意味があります。
  • J2EEアプリケーション実行時間監視機能を使用するかどうかを指定します。
  • 動作中のリクエスト処理がタイムアウトしていないかを監視する時間間隔,タイムアウトしたリクエスト(メソッド)をキャンセルする時間間隔を指定します。
0
(j) ejbserver.httpから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.http.port簡易Webサーバのポート番号を指定します。8080
(k) ejbserver.instrumentationから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.instrumentation.enabledManagement Serverと連携するかどうかを指定します。true
(l) ejbserver.jndiから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.jndi.cacheネーミングでのキャッシングをするかどうかを指定します。on
ejbserver.jndi.cache.intervalネーミングでのキャッシングをする場合,キャッシュをクリアする間隔を指定します。0
ejbserver.jndi.cache.interval.clear.optionインターバル経過後のネーミングでのキャッシュ領域に対する動作を決定します。refresh
ejbserver.jndi.cache.referenceDataSourceオブジェクトのキャッシング機能を使用するかどうかを指定します。off
ejbserver.jndi.namingservice.group.listラウンドロビン検索をする場合に,検索対象になる論理ネーミングサービスのグループを定義します。なし
ejbserver.jndi.namingservice.group.<Specify group name>.providerurls各グループに属するネーミングサービスのルート位置をプロバイダURLで指定します。なし
ejbserver.jndi.request.timeoutネーミングサービスとの通信タイムアウト時間を指定します。0
(m) ejbserver.jtaから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOutバッチサーバ上で開始されるトランザクションのトランザクションタイムアウトのデフォルト値を指定します。180
(n) ejbserver.loggerから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filenumバッチサーバのログファイルの面数を指定します。
  • チャネル名がMaintenanceLogFileの場合
    4
  • チャネル名が上記以外の場合
    2
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filesizeバッチサーバのログファイルのサイズを指定します。
  • チャネル名がMaintenanceLogFileの場合
    16777216
  • チャネル名が上記以外の場合
    1048576
ejbserver.logger.enabled.*バッチサーバのログレベルを指定します。Error
注※
チャネル名称として次に示す名称を設定できます。

資料の取得については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行/互換編」を参照してください。


(o) ejbserver.managementから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.enabledフルガーベージコレクション回数の監視を有効にするかどうかを指定します。true
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.thresholdフルガーベージコレクション回数の監視でのしきい値となる回数を指定します。10
ejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.intervalフルガーベージコレクション回数の監視でのしきい値監視間隔を指定します。600
ejbserver.management.statistics.interval稼働情報収集間隔を指定します。60
ejbserver.management.stats_file.base_time稼働情報ファイルの時間切り替え運用での基点時刻を指定します。0
ejbserver.management.stats_file.dir稼働情報ファイルの出力先ディレクトリを指定します。
  • Windowsの場合
    <Cosminexus作業ディレクトリ>¥ejb¥<サーバ名称>¥stats
  • UNIXの場合
    <Cosminexus作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>/stats
ejbserver.management.stats_file.enabled稼働情報ファイル出力機能を有効にするかどうかを指定します。true
ejbserver.management.stats_file.num稼働情報ファイルの面数を指定します。7
ejbserver.management.stats_file.period稼働情報ファイルの時間切り替え運用での切り替え時間を指定します。24
(p) ejbserver.managerから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.manager.agent.Agent.confManagement Serverとの連携に必要な設定をします。なし
ejbserver.manager.agent.Agent.enabledManagement Serverとの連携に必要な設定をします。false
ejbserver.manager.agent.JP1EventAgent.confJP1連携に関する設定ファイルのパスを指定します。なし
ejbserver.manager.agent.JP1EventAgent.enabledJP1と連携するかどうかを指定します。false
ejbserver.manager.agent.MEventAgent.confManagementイベント発行用プロパティファイルを指定します。なし
ejbserver.manager.agent.MEventAgent.enabledManagementイベント発行機能を有効にするかどうかを指定します。false
(q) ejbserver.namingから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.naming.hostバッチサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスが起動しているホスト名称またはIPアドレスを指定します。localhost
ejbserver.naming.namerootCORBAネーミングサービスを自動起動モードで使用する場合に,起動させるCORBAネーミングサービスに名称を付加するときに指定します。なし
ejbserver.naming.portバッチサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスのポート番号を指定します。900
ejbserver.naming.startupRetryCountejbserver.naming.startupWaitTimeで指定したCORBAネーミングサービスの起動待ち時間経過後,CORBAネーミングサービスがまだ起動していない場合に,ejbserver.naming.startupWaitTimeで指定された秒数だけ起動待ちを繰り返す回数を指定します。9
ejbserver.naming.startupWaitTimeバッチサーバ起動時にCORBAネーミングサービスが利用可能になるまで待つ時間を指定します。1
(r) ejbserver.rmiから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.rmi.naming.hostマルチホームドホスト環境で,バッチサーバが使用するRMIレジストリやMBeanサーバのホスト名称,またはIPアドレスを指定します。なし
ejbserver.rmi.naming.portバッチサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を指定します。23152
ejbserver.rmi.remote.listener.portバッチサーバ内でエクスポートするリモートオブジェクトのポート番号を指定します。0
ejbserver.rmi.request.timeoutクライアントとサーバ間の通信タイムアウト時間を指定します。0
(s) ejbserver.serverから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.server.prf.PRFIDPRF識別子を指定します。PRF_ID
ejbserver.server.threaddump.filenumバッチサーバが障害を検知して自発的にスレッドダンプを出力する場合のスレッドダンプのファイル数の上限を指定します。256
(t) ejbserver.stdoutlogから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.stdoutlog.autoflushユーザ出力ログおよびユーザエラーログの自動フラッシュ機能を有効にするかどうかを指定します。false
(u) ejbserver.watchから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
ejbserver.watch.enabledすべてのリソース枯渇監視を有効にするかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.memory.enabledメモリ監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.memory.intervalメモリ監視間隔を指定します。60
ejbserver.watch.memory.thresholdメモリの使用状態を監視するしきい値を指定します。80
ejbserver.watch.memory.writefile.enabledメモリ監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.fileDescriptor.enabledファイルディスクリプタ監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.fileDescriptor.intervalファイルディスクリプタ監視間隔を指定します。60
ejbserver.watch.fileDescriptor.thresholdファイルディスクリプタの使用状態を監視するしきい値を指定します。2147483647
ejbserver.watch.fileDescriptor.writefile.enabledファイルディスクリプタ監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.thread.enabledスレッド監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.thread.intervalスレッド監視間隔を指定します。60
ejbserver.watch.thread.thresholdスレッドの使用状態を監視するしきい値を指定します。2147483647
ejbserver.watch.thread.writefile.enabledスレッド監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.threaddump.enabledスレッドダンプ監視のアラート出力を有効にするかどうかを指定します。true
ejbserver.watch.threaddump.intervalスレッドダンプ監視時間間隔を指定します。30
ejbserver.watch.threaddump.thresholdスレッドダンプ監視のしきい値を,最大値に対する割合で指定します。80
ejbserver.watch.threaddump.writefile.enabledスレッドダンプ監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。true
(v) javaから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
java.naming.factory.initialJNDIのInitialContextがデレゲートするコンテキストの実装クラスのファクトリクラスを指定します。com.hitachi.software.ejb.jndi.InsContextFactory
(w) vbrokerから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
vbroker.agent.enableLocatorスマートエージェントを使用するかどうかを指定します。スケジューリング機能を使用するバッチサーバを起動する場合,自動的に"true"が設定されます。false
vbroker.agent.portスマートエージェントのポート番号を指定します。14000
vbroker.orb.htc.comt.entryCountCosminexus TPBroker通信トレースファイル1個当たりのエントリ数の上限値を指定します。120000
vbroker.orb.htc.comt.fileCountCosminexus TPBroker通信トレースファイルの個数の上限値を指定します。3
vbroker.orb.htc.tracePathCosminexus TPBrokerのトレースファイル出力先のパスを1~210バイトの範囲で指定します。
  • Windowsの場合
    <Cosminexus作業ディレクトリ>¥ejb¥<サーバ名称>¥logs¥TPB¥logj
  • UNIXの場合
    <Cosminexus作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>/logs/TPB/logj
vbroker.se.iiop_tp.host任意の値を指定して,バッチサーバ単位でEJBコンテナのIPアドレスを固定します。なし
vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.port任意の値を指定して,バッチサーバ単位で通信ポートを固定します。0
(x) webserver.connectorから始まるキー
キー名称概要デフォルト値
webserver.connector.ajp13.bind_hostWebサーバ連携で使用するIPアドレスまたはホスト名称を指定します。なし
webserver.connector.ajp13.portWebサーバとの通信に使用するポート番号を指定します。8007
webserver.connector.http.bind_host簡易Webサーバで使用するローカルIPアドレス,または解決できるローカルホスト名称を指定します。なし
webserver.connector.http.permitted.hosts簡易Webサーバへのアクセスを許可するホストのIPアドレス(10進表記)またはホスト名を指定します。なし