XML形式です。
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Smart Composer機能のコマンドで構築したWebシステム中のサービスユニットに,ユーザ定義の論理サーバ(論理ユーザサーバ)を追加する場合に使用する定義ファイルです。論理ユーザサーバをサービスユニットに関連づけるための情報を定義します。
次のテンプレートファイルをコピーして利用してください。
なお,論理サーバ参照定義ファイルは,旧バージョンとの互換用のファイルです。構築済みのシステムに論理ユーザサーバを追加する場合だけに使用します。07-50以降は,論理ユーザサーバを設定する場合は,簡易構築定義ファイルで設定することをお勧めします。
論理サーバ参照定義ファイルには,追加する論理サーバ名,追加先のWebシステムおよびサービスユニットを定義します。Webシステム,サービスユニット,および論理サーバは,必要な数だけ定義します。
論理サーバ参照定義ファイルの構造を次に示します。<server-reference>タグおよび<web-system>タグは,このままの形式で指定します。
<server-reference xmlns="http://www.cosminexus.com/mngsvr/schema/ServerReference-2.0">
<!-- Webシステムの定義 -->
<web-system>
<!-- Webシステムの属性定義 -->
<name>Webシステム名</name>
<!-- サービスユニットの定義 -->
<unit>
<name>サービスユニット名1</name>
<logical-server-ref>論理ユーザサーバ名1</logical-server-ref>
:
<logical-server-ref>論理ユーザサーバ名n</logical-server-ref>
</unit>
<unit>
:
</web-system>
<web-system>
:
</server-reference>
各タグの説明とデフォルト値を次に示します。
タグ名称 | 内容 | デフォルト |
---|---|---|
web-system | Webシステムを定義します。 複数のWebシステムを定義する場合は,<web-system>タグを複数指定します。 | なし |
name | Webシステムを識別するための名称を32文字以下で指定します。ドメイン内でユニークな名称を指定する必要があります。Smart Composer機能のコマンドの-sオプションには,ここで指定した名称を指定します。指定できる文字は,英数字,アンダースコア「_」,ハイフン「-」の組み合わせです。 | なし |
unit | サービスユニットを定義します。 複数のサービスユニットを定義する場合は,<unit>タグを複数指定します。 | なし |
name | サービスユニットを識別するための名称を32文字以下で指定します。Webシステム内でユニークな名称を指定する必要があります。Smart Composer機能のコマンドの-unitオプションには,ここで指定した名称を指定します。指定できる文字は,英数字,アンダースコア「_」,ハイフン「-」の組み合わせです。 | なし |
logical-server-ref | サービスユニットに追加する論理ユーザサーバの名称を128文字以下で指定します。 論理ユーザサーバ定義ファイルの<logical-server-name>タグで指定した名称を指定します。mngsvrutil add userserverコマンドで追加済みの論理ユーザサーバを指定してください。 複数の論理ユーザサーバを定義する場合は,<logical-server-ref>タグを複数指定します。 | なし |
サービスユニットunit1に論理ユーザサーバusersv1およびusersv2を,サービスユニットunit2に論理ユーザサーバusersv3およびusersv4を追加する例を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<server-reference xmlns="http://www.cosminexus.com/mngsvr/schema/ServerReference-2.0">
<web-system>
<name>MyWebSystem</name>
<unit>
<name>unit1</name>
<logical-server-ref>usersv1</logical-server-ref>
<logical-server-ref>usersv2</logical-server-ref>
</unit>
<unit>
<name>unit2</name>
<logical-server-ref>usersv3</logical-server-ref>
<logical-server-ref>usersv4</logical-server-ref>
</unit>
</web-system>
</server-reference>