Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
cjwebeditpool(プール管理情報の登録と変更)
形式
cjwebeditpool [-host <ホスト名称>] [-port <ポート番号>]
-c <プール管理情報設定ファイルパス>
機能
プール管理情報を,新規登録または変更します。
登録されていないデータベースIDをプール管理情報設定ファイルに定義した場合,プール管理情報を新規登録します。すでに登録されているデータベースIDをプール管理情報設定ファイルに定義した場合,プール管理情報を変更します。
プール管理情報設定ファイルに,データベースID,クラス名およびURL名が指定されていない場合は,プール管理情報を登録できません。
プール管理情報設定ファイルは,あらかじめエディタなどを使って作成しておく必要があります。プール管理情報設定ファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。
プール管理情報の変更は,データベースIDをキーにして実行されます。登録されていないデータベースIDを指定した場合,プール管理情報が新規に作成,登録されます。
引数
- -host <ホスト名称>
- 接続先のホスト名称として,コマンドからのリクエスト要求を受け付けるサーブレットが動作しているホスト名称を指定します。指定を省略した場合は,localhostが仮定されます。
- -port <ポート番号>
- コマンドからのリクエスト要求を受け付けるサーブレットが使用するポート番号として,サーブレットが管理されているWebコンテナのポート番号を指定します。指定を省略した場合は,8080が仮定されます。
- -c <プール管理情報設定ファイルパス>
- 読み込み対象となるプール管理情報ファイル設定ファイルのパスを指定します。
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 1:
- 異常終了しました。
- 2:
- 排他エラーによってコマンドを実行できません。
注意事項
- 引数は,コマンド名の直後に指定する必要があります。引数は,コマンド名より後ろにあれば順序は任意です。ただし,オプション名と値の順序の入れ替え(例:<プール管理情報設定ファイルパス> -c)はできません。
- プール管理情報を新規に登録する場合は,プール管理情報設定ファイルに<DatabaseID>,<ClassName>,<URL>を必ず指定してください。
- プール管理情報を変更する場合は,プール管理情報設定ファイルに<DatabaseID>を必ず指定してください。
- プール管理情報設定ファイルの<ClassName>と<URL>は対で指定してください。
- プール管理情報設定ファイルのそれぞれのタグには,次の条件を満たす値を指定してください。
- <UserCount> ≧ 0
- <MinimumSize> ≦ <MaximumSize>かつ<MaximumSize> ≧ 1
- <MinimumSize> ≧ 0
- <MaximumSize> ≧ 0
- <RetryInterval> ≧ 0
- <RetryCount> ≧ 0
- 新規登録または変更されたプール管理情報に対して,まだ一度もコネクション取得要求がない場合,コネクション取得要求することで新規登録または変更したプール管理情報が反映されたプールが生成されます。
- すでに使用中のプール管理情報を変更した場合,コマンド実行時に<DatabaseID>,<ClassName>,<URL>以外の項目が変更されます。<DatabaseID>,<ClassName>,<URL>については,Webコンテナを再起動してプールを再作成した時に有効になります。
- 新規登録時に<DatabaseID>,<ClassName>,<URL>以外の項目を省略した場合は,デフォルトの値が設定されます。
- プール管理情報設定ファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。
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