Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
jheapprof(日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプの出力)
形式
jheapprof [-i|-f] [-class <クラス名>][-explicit|-noexplicit] [-fullgc|-copygc|-nogc] [-garbage|-nogarbage] [-rootobjectinfo|-norootobjectinfo] [-rootobjectinfost <値> ] [-force] -p <プロセスID>
機能
引数に指定したプロセスIDのjavaプロセスについて,日立クラス別統計情報を含んだ拡張スレッドダンプを出力します。
引数
戻り値
入力例
% jheapprof -p 2463
Writing Java core to javacore2463.030806215140.txt... OK |
出力形式
日立クラス別統計情報の出力形式については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行/互換編」のクラス別統計情報機能の説明を参照してください。
出力メッセージ
次のエラーメッセージまたは警告メッセージが出力された場合,日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプは出力されません。
表10-9 jheapprofコマンドで出力されるメッセージ(Windowsの場合)
項番 | エラーメッセージ | 説明 |
---|---|---|
1 | usage: jheapprof [-f|-i] [-class classname] [-explicit|-noexplicit] [-fullgc|-copygc|-nogc] [-garbage|-nogarbage] [-rootobjectinfo|-norootobjectinfo] [-rootobjectinfost size] -p process-id | jheapprofコマンドへの引数の指定が間違っています。 |
2 | jheapprof: illegal option -- <オプション> | jheapprofコマンドに指定した<オプション>が不正です。 |
3 | <プロセスID>: Now processing previous request, this request canceled | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスが,クラス別統計情報の出力中です。 |
4 | <プロセスID>: Not owner | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に0が指定されています。 |
5 | jheapprof: can't create work file at temporary directory , this request canceled | 一時ファイル用ディレクトリに参照・書き込み権限がない場合,日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプを出力できません。日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプの出力要求はキャンセルされます。 |
6 | jheapprof: can't get temporary directory, this request canceled | 一時ファイル用ディレクトリが取り出せない場合,日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプを出力できません。日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプの出力要求はキャンセルされます。 |
7 | jheapprof: please delete <削除できなかったファイル名> in <削除できなかったファイルのフルパス> | jheapprofコマンドを終了したときに,内部ファイルを削除できませんでした。削除できなかったファイルのフルパスにある,削除できなかったファイルを削除してください。 |
8 | jheapprof: unexpected error occurred: <エラー原因> | jheapprofコマンド実行中に予期しないエラーが発生しました。 <エラー原因>には,例えば下記のような表示がされます。
|
9 | jheapprof: can't communicate with process <プロセスID> | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスに問題があり,通信処理でエラーが発生しているため通信できません。または,jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスがありません。 |
10 | <プロセスID>: Timeout occurred. Java process not responding | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスから,一定時間内に日立クラス別統計出力処理終了の応答がありませんでした。 |
表10-10 jheapprofコマンドで出力されるメッセージ(UNIXの場合)
項番 | エラーメッセージ | 説明 |
---|---|---|
1 | usage: jheapprof [-f|-i] [-class classname] [-explicit|-noexplicit] [-fullgc|-copygc|-nogc] [-garbage|-nogarbage] [-rootobjectinfo|-norootobjectinfo] [-rootobjectinfost size] [-force] -p process-id | jheapprofコマンドへの引数の指定が間違っています。 |
2 | jheapprof: illegal option -- <オプション> | jheapprofコマンドに指定した<オプション>が不正です。 |
3 | <プロセスID>: Now processing previous request, this request canceled | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスが現在クラス別統計情報の出力中です。 |
4 | <プロセスID>: No such process | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスがありません。または,jheapprofコマンドで指定した<プロセスID>に該当するプロセスがjavaプロセス以外でした。 |
5 | <プロセスID>: Not owner | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>のプロセスのオーナーではありません。 |
6 | jheapprof: can't create work file at /tmp , this request canceled | 一時ファイル用ディレクトリに参照・書き込み権限がない場合,日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプを出力できません。日立クラス別統計情報付き拡張スレッドダンプの出力要求はキャンセルされます。 |
7 | jheapprof: please delete <削除できなかったファイル名> in <削除できなかったファイルのフルパス> | jheapprofコマンドを終了したときに,内部ファイルを削除できませんでした。削除できなかったファイルのフルパスにある,削除できなかったファイルを削除してください。 |
8 | jheapprof: unexpected error occurred: <エラー原因> | jheapprofコマンド実行中に予期しないエラーが発生しました。 <エラー原因>には,例えば下記のような表示がされます。
|
9 | <プロセスID>: Timeout occurred. Java process not responding | jheapprofコマンドの引数に指定した<プロセスID>に該当するプロセスから,一定時間内に日立クラス別統計情報出力処理終了の応答がありませんでした。 |
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