Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
vmx_list_virtualserver_status(仮想サーバの稼働状況の一覧表示)
形式
vmx_list_virtualserver_status [共通引数] [-unit <管理ユニット名>] [-hv <管理対象マシン名>] [-h]
機能
仮想サーバのステータス一覧を標準出力に表示します。管理ユニット名および管理対象マシン名を指定することで,特定の管理ユニットおよび管理対象マシンに絞り込んだ仮想サーバのステータス一覧も表示できます。
ステータス一覧を次の表に示します。
表9-4 ステータス一覧
ステータス | 説明 |
---|---|
setup | 管理ユニットのデプロイで,仮想サーバが構築中の状態であることを示します。 |
starting | 管理ユニットの一括起動やスケールアウトなどで,仮想サーバが起動中の状態であることを示します。 |
working | 仮想サーバが起動され,仮想アプリケーションサーバが稼働している状態であることを示します。なお,障害監視機能※をOFFにした場合は,仮想サーバで障害が発生しても,「working」と表示されます。 |
stopping | 管理ユニットの一括停止やスケールインなどで,仮想サーバが停止中の状態であることを示します。 |
stopped | 仮想サーバが停止の状態であることを示します。 |
delete | 仮想サーバマネージャが,不要になった仮想サーバをインスタンスプールから削除している状態であることを示します。 |
fault(setup) | 管理ユニットのデプロイで,仮想サーバが構築に失敗したことを示します。 |
fault(starting) | 仮想サーバの起動に失敗したことを示します。 |
fault(working) | 稼働中の仮想サーバで障害が発生したことを示します。障害監視機能※をOFFにした場合は,このステータスは表示されません。 |
fault(stopping) | 仮想サーバの停止に失敗したことを示します。 |
fault(delete) | 仮想サーバの削除に失敗したことを示します。 |
引数
表示形式
ヘッダに「UnitName,UnitVersion,VirtualServerName,ManagementIP,ServiceIP,MachineName,Status」を表示し,1行ごとに仮想サーバのステータスをCSVで表示します。
出力例
UnitName,UnitVersion,VirtualServerName,ManagementIP,ServiceIP,MachineName,Status UNIT1,003,VMX192168000001,192.168.0.1,192.168.2.1,HV1,working UNIT1,003,VMX192168000002,192.168.0.2,192.168.2.2,HV1,working UNIT2,001,VMX192168000003,192.168.0.3,192.168.2.3,HV1,starting UNIT3,002,VMX192168000004,192.168.0.4,192.168.2.4,HV1,stopped
UnitName,UnitVersion,VirtualServerName,ManagementIP,ServiceIP,MachineName,Status UNIT1,003,VMX192168000001,192.168.0.1,192.168.0.1,HV1,working UNIT1,003,VMX192168000002,192.168.0.2,192.168.0.2,HV1,working UNIT2,001,VMX192168000003,192.168.0.3,192.168.0.3,HV1,starting UNIT3,002,VMX192168000004,192.168.0.4,192.168.0.4,HV1,stopped
出力ヘッダ
注※
管理LANと業務LANを同じLANで運用している場合は,各仮想サーバのManagementIPおよびServiceIPそれぞれに同じIPアドレスが表示されます。
戻り値
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