Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
cmx_trans_param(抽象パラメタの展開)
形式
cmx_trans_param -i <入力ファイル> -p <抽象パラメタ指定> -o <出力ファイル>
機能
入力した簡易構築定義ファイル,または構成変更定義ファイル(論理サーバのパラメタ変更用)に対して,指定された抽象パラメタを展開し,Webシステムに適した物理ティアのコンフィグレーションを生成します。
- 参考
- Webシステムを初期構築する場合は簡易構築定義ファイルを,構築したWebシステムの構成を変更する(論理サーバのパラメタを変更する)場合は構成変更定義ファイルを使用します。
- なお,構成変更定義ファイルには,論理サーバのパラメタ変更用と,サービスユニット・ホスト追加用の2種類があります。このコマンドはWebシステムの初期構築をする場合,およびWebシステム全体の設定を変更する場合に使用するため,サービスユニット・ホスト追加用の構成変更定義ファイルは指定できません。
引数
- -i <入力ファイル>
- 簡易構築定義ファイル,または構成変更定義ファイル(論理サーバのパラメタ変更用)を指定します。
- -p <抽象パラメタ指定>
- <抽象パラメタ指定>には,<抽象パラメタ>=<値>の形式で,抽象パラメタとその値を指定します。
- 抽象パラメタにはリクエスト最大同時処理数を指定します。リクエスト最大同時処理数のパラメタ名は「UnitMaxParallelCount」であるため,<抽象パラメタ指定>には,「UnitMaxParallelCount=<値>」を指定します。
- なお,抽象パラメタの詳細については,「付録I Smart Composer機能で使用できる抽象パラメタ」を参照してください。
- -o <出力ファイル>
- 抽象パラメタ展開後の出力ファイルを指定します。
入力例
cmx_trans_param -i MyWebSystemDef.xml -p UnitMaxParallelCount=10 -o outMyWebSystemDef.xml
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 1:
- 警告終了しました。
- 64:
- 異常終了しました。
注意事項
<入力ファイル>に指定した物理ティアがcombined-tier以外の場合はエラーになります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2010, Hitachi, Ltd.