Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
cmx_start_application(J2EEアプリケーションの開始)(互換用)
形式
- J2EEアプリケーションを指定して開始する場合
cmx_start_application [共通引数] [-s <Webシステム名>] [-unit <サービスユニット名>] -appname <アプリケーション表示名>
- J2EEアプリケーションを指定しないで開始する場合
cmx_start_application [共通引数] [-s <Webシステム名>] [-unit <サービスユニット名>]
機能
J2EEアプリケーションを開始します。コマンドにJ2EEアプリケーションを指定している場合と,指定していない場合とで開始対象となるJ2EEアプリケーションが異なります。
- J2EEアプリケーションを指定する場合
Webシステムに含まれるすべてのサービスユニット上で,指定されたJ2EEアプリケーションを開始します。
サービスユニットが指定されている場合は,指定されたサービスユニット上で,指定されたJ2EEアプリケーションを開始します。
- J2EEアプリケーションを指定していない場合
Webシステムに含まれるすべてのサービスユニット上で,そのWebシステムに関連づけられているすべてのJ2EEアプリケーション(アーカイブ形式および展開ディレクトリ形式)を開始します。
サービスユニットが指定されている場合は,指定されたサービスユニット上で,そのWebシステムに関連づけられているすべてのJ2EEアプリケーションを開始します。
引数
- -s <Webシステム名>
- Webシステム名を指定します。
- このオプションを省略した場合は,.cmxrcファイルまたはcmxclient.propertiesファイルのcmx.websystem.nameキーで設定した値が仮定されます。なお,.cmxrcファイルおよびcmxclient.propertiesファイルのcmx.websystem.nameキーを省略している場合に,このオプションを省略してコマンドを実行したときは,エラーになります。
- -unit <サービスユニット名>
- サービスユニット名を指定します。
- -appname <アプリケーション表示名>
- J2EEアプリケーションの表示名を指定します。cmx_register_applicationコマンド実行後にメッセージに出力される表示名を使用します。
入力例
cmx_start_application -s sample-system -unit unit1 -appname App1
戻り値
- 0:
- 正常終了しました。
- 1:
- 警告終了しました。
- 64:
- 異常終了しました。
注意事項
- メモリセッションフェイルオーバ用のサービスユニットを処理対象に指定した場合はエラーになります。
- このコマンドは旧バージョンとの互換用のコマンドです。アプリケーションの操作に関するコマンドは,08-00以降はサーバ管理コマンドを使用することをお勧めします。
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