Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
mngautorun(サービスの設定)
形式
mngautorun [-d] [{server|agent|both}]
機能
Management Serverおよび運用管理エージェントのサービスの設定を変更します。このコマンドでは,次の設定をします。
- マシン起動と同時に,Management Serverおよび運用管理エージェントのサービスを起動するように設定します。
- マシン起動時に,Management Serverおよび運用管理エージェントのサービスの両方が起動する場合,運用管理エージェント起動後にManagement Serverを起動するように依存関係を設定します。
なお,このコマンドは,Windows用です。
引数
オプションの指定がない場合,コマンドの使用方法が表示されます。
- -d
- Management Serverおよび運用管理エージェントのサービスに関する設定をインストール時の状態に戻します。
- server
- Management Serverのサービスのスタートアップに関する設定を自動に変更します。
- agent
- 運用管理エージェントのサービスのスタートアップに関する設定を自動に変更します。
- both
- Management Serverおよび運用管理エージェントのサービスのスタートアップに関する設定を自動に変更して,運用管理エージェント起動後にManagement Serverを起動するように依存関係を設定します。
入力例
- 入力例1
Management Serverサービスと運用管理エージェントサービスをOS起動時に開始する場合
mngautorun both
- 入力例2
インストール時の状態に戻す場合
mngautorun -d
注意事項
このコマンドを使用してManagement Server,および運用管理エージェントのサービスの設定を変更した環境に,アプリケーションサーバを上書きインストール,またはアップグレードインストールすると,サービスの設定がリセットされます。その場合は,再度このコマンドを実行してください。
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