Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス コマンド編
ここでは,アプリケーションサーバで使用するコマンドの種類について説明します。
アプリケーションサーバでは,実行するアプリケーションの種類によって使用できるコマンドが異なります。この節では,コマンドを次の四つに分類して説明します。
それぞれのコマンドについて次の表に示します。
表1-1 J2EEアプリケーションを実行するシステムで使用するコマンド
コマンドの種類 | コマンドの説明 | 参照先 |
---|---|---|
J2EEサーバで使用するコマンド | J2EEサーバの起動や停止,J2EEアプリケーションの設定などで使用する,cjで始まるコマンドです。 例:cjstartsv,cjenvupdate |
2章 |
性能解析トレースで使用するコマンド | 性能解析トレースでアプリケーションサーバのシステムの処理性能を解析する場合に,PRFデーモンの起動や停止,トレース情報の出力などで使用する,cprfで始まるコマンドです。 例:cprfstart,cprfed |
4章 |
Cosminexus JMSプロバイダで使用するコマンド | Cosminexus JMSプロバイダを使用して,メッセージの送受信などをするコマンドです。 | 5章 |
CTM※で使用するコマンド | CTMを利用してリクエストのスケジューリングや負荷分散をする場合に,CTMドメインの起動や停止,CTMの情報の出力,キューの閉塞などで使用する,ctmで始まるコマンドです。 例:ctmstart,ctmholdque |
6章 |
Management Serverで使用するコマンド | Management Serverを使用する場合に,運用管理エージェントの稼働確認,起動や停止,Management Serverの起動や停止などで使用するコマンドです。 例:adminagentcheck,mngsvrctl |
7章 |
Smart Composer機能で使用するコマンド | Smart Composer機能を使用する場合に,Management Serverの管理ユーザアカウントの設定,Management Server上のWebシステムの構築などで使用するコマンドです。 例:cmx_admin_passwd,cmx_build_system |
8章 |
仮想化システムで使用するコマンド | 仮想サーバマネージャから情報を取得したり,更新したりするコマンドです。 | 9章 |
JavaVMで使用するコマンド | JavaVMのcoreファイルの取得,ガーベージコレクションの発生などで使用するコマンドです。 例:javacore,javagc |
10章 |
ログの運用で使用するコマンド | アプリケーションサーバのログを収集する場合に,snapshotログの収集などで使用するコマンドです。 例:snapshotlog |
11章 |
監査ログの設定で使用するコマンド | 監査ログのセットアップ時に使用するコマンドです。 例:auditsetup |
12章 |
統合ユーザ管理で使用するコマンド | 統合ユーザ管理機能を使用する場合に,ユーザ情報の暗号化,暗号鍵ファイルの作成などで使用するコマンドです。 例:convpw,ssogenkey |
13章 |
構築済み実行環境の切り替えで使用するコマンド | アプリケーションサーバのシステム環境の退避・回復などで使用するコマンドです。 例:cosmienv |
16章 |
注※ CTMは,構成ソフトウェアにCosminexus Component Transaction Monitorを含む製品だけで利用できます。利用できる製品については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」を参照してください。
表1-2 バッチアプリケーションを実行するシステムで使用するコマンド
コマンドの種類 | コマンドの説明 | 参照先 |
---|---|---|
バッチサーバで使用するコマンド | バッチサーバの起動や停止,バッチアプリケーションの実行や強制停止などで使用する,cjで始まるコマンドです。 例:cjstartsv,cjexecjob |
3章 |
性能解析トレースで使用するコマンド | 性能解析トレースでアプリケーションサーバのシステムの処理性能を解析する場合に,PRFデーモンの起動や停止,トレース情報の出力などで使用する,cprfで始まるコマンドです。 例:cprfstart,cprfed |
4章 |
CTM※で使用するコマンド | CTMを利用してリクエストのスケジューリングや負荷分散をする場合に,CTMドメインの起動や停止,CTMの情報の出力,キューの閉塞などで使用する,ctmで始まるコマンドです。 例:ctmstart,ctmholdque |
6章 |
Management Serverで使用するコマンド | Management Serverを使用する場合に,運用管理エージェントの稼働確認,起動や停止,Management Serverの起動や停止などで使用するコマンドです。 例:adminagentcheck,mngsvrctl |
7章 |
Smart Composer機能で使用するコマンド | Smart Composer機能を使用する場合に,Management Serverの管理ユーザアカウントの設定,Management Server上のWebシステムの構築などで使用するコマンドです。 例:cmx_admin_passwd,cmx_build_system |
8章 |
JavaVMで使用するコマンド | JavaVMのcoreファイルの取得,ガーベージコレクションの発生などで使用するコマンドです。 例:javacore,javagc |
10章 |
ログの運用で使用するコマンド | アプリケーションサーバのログを収集する場合に,snapshotログの収集などで使用するコマンドです。 例:snapshotlog |
11章 |
監査ログの設定で使用するコマンド | 監査ログのセットアップ時に使用するコマンドです。 例:auditsetup |
12章 |
構築済み実行環境の切り替えで使用するコマンド | アプリケーションサーバのシステム環境の退避・回復などで使用するコマンドです。 例:cosmienv |
16章 |
注※ CTMは,構成ソフトウェアにCosminexus Component Transaction Monitorを含む製品だけで利用できます。利用できる製品については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」を参照してください。
表1-3 Javaアプリケーションを実行するシステムで使用するコマンド
コマンドの種類 | コマンドの説明 | 参照先 |
---|---|---|
Javaアプリケーションで使用するコマンド | Javaアプリケーションの起動,ログの出力先サブディレクトリの削除などで使用するコマンドです。 例:cjclstartap,cjcldellog |
14章 |
表1-4 Webアプリケーションを実行するシステムで使用するコマンド
コマンドの種類 | コマンドの説明 | 参照先 |
---|---|---|
Webアプリケーションで使用するコマンド | JSPソースのチェックなどで使用するコマンドです。 例:cjjsp2java |
15章 |
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