JP1/ServerConductor/Deployment Manager
ここでは,シナリオを実行する前と後でコンピュータの電源の状態をどのようにするかを決めることができます。設定は,「シナリオファイルの作成」画面や「シナリオファイルの修正」画面から行います。
- DPMのメインウィンドウ画面の「シナリオ」メニューから「シナリオファイルの作成」を選択し,「シナリオファイルの作成」画面を表示します。各項目を用途に合わせて設定します。「シナリオファイルの作成」画面は,メインウィンドウ画面の
アイコンをクリックしても,同様の操作ができます。
- 「オプション」タブをクリックします。
- 「シナリオ実行条件」で「実行前に再起動の強制実行を行う」と「実行後に電源を切断する」から選択して,ご希望に応じてチェックボックスにチェックを入れます。両方にチェックを入れることもできます。
- 【ヒント】
- 各項目の説明は以下のとおりです。
- 「実行前に再起動の強制実行を行う」
シナリオ実行前にコンピュータでOSが稼動していた場合,強制的に再起動してシナリオを実行します。
クライアントサービス for DPMがインストールされている必要があります。
- 「実行後に電源を切断する」
シナリオ実行終了後電源をOFFにします。
- 【注意!】
- コンピュータがOSを起動しているときに,シナリオを実行する場合は,必ず「実行前に再起動の強制実行を行う」にチェックを入れてください。ただし,リモートアップデート(単独でのサービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用)のシナリオを実行する場合は,OSが起動していても問題ありませんので,「実行前に再起動の強制実行を行う」にチェックを行う必要はありません。もしチェックを入れてシナリオ実行を行った場合でもコンピュータの再起動は行われません。
- 「実行後に電源を切断する」を設定してシナリオ実行を行った場合,管理対象コンピュータの画面に「Failed to power down by calling APM BIOS. The system has halted.」のメッセージが表示され電源が自動的にOFFになりません。
ただし,以下の機種では電源が自動的にOFFになります。
・HA8000/SS10 AK, CK, EK, FK
・BS1000 A51A3, A51A4, A51V4, IPFサーバブレード全機種
・BS320 C51A1, C51A2, C51A3, C51E3
・BladeSymphony SP C51F3
・HVM対応機種のLPAR環境
・VMware ESX上の仮想マシン
電源が自動的にOFFにならない場合は,JP1/ServerConductor/Blade Server Managerにて強制電源OFFを実行するか,手動で電源をOFFにしてください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2010, Hitachi, Ltd.
Copyright(C) NEC Corporation 2002-2010