JP1/ServerConductor/Deployment Manager
SQL Server 2005は,同じコンピュータ上でデータベースエンジンの複数のインスタンスが動作しますが,DPMにて本機能を使用する場合は以下に示す注意事項があります。
- <この項の構成>
- (1) DPMで混在可能なSQL Server
- (2) SQL Server Native Clientの注意事項
- (3) SQL Server Browserの注意事項
- (4) DPM以外で使用するSQL Server 2005のアンインストール時の注意事項
(1) DPMで混在可能なSQL Server
DPMデータベースコンポーネント(SQL Server 2005 Express Edition(32bit)SP2/SP3)と同じコンピュータにインストールできるSQL Serverは次のとおりです。
- SQL Server 2005 (32bit) Workgroup Edition SP2/SP3
- SQL Server 2005 (32bit) Standard Edition SP2/SP3
- SQL Server 2005 (32bit) Enterprise Edition SP2/SP3
- SQL Server 2008 (32bit) Express
- SQL Server 2008 (32bit) Web
- SQL Server 2008 (32bit) Workgroup
- SQL Server 2008 (32bit) Standard
- SQL Server 2008 (32bit) Enterprise
- SQL Server 2008 (64bit) Express
- SQL Server 2008 (64bit) Web
- SQL Server 2008 (64bit) Workgroup
- SQL Server 2008 (64bit) Standard
- SQL Server 2008 (64bit) Enterprise
- DPMデータベースコンポーネントが適用済みの環境では,DPM以外で混在させるSQL Server 2005を次のとおりに適用してください。
- DPMデータベースコンポーネントがSP2を使用している場合:
DPM以外で混在させるSQL ServerもSP2を適用する。
- DPMデータベースコンポーネントがSP3を使用している場合:
DPM以外で混在させるSQL ServerもSP3を適用する。
- DPM以外で使用するSQL Server 2005が適用済みの環境では,DPMデータベースコンポーネントを次のとおり適用してください。
- DPM以外で使用するSQL Server 2005がSP無し/SP1を使用している場合:
次の(a)(b)いずれかを行う。
(a) DPM以外で使用するSQL Server 2005をSP2に更新してから,DPMデータベースコンポーネントインストール時にSP2を適用する。
(b) DPM以外で使用するSQL Server 2005をSP3に更新してから,DPMデータベースコンポーネントインストール時にSP3を適用する。
- DPM以外で使用するSQL Server 2005がSP2を使用している場合:
DPMデータベースコンポーネントインストール時にSP2を適用する。
- DPM以外で使用するSQL Server 2005がSP3を使用している場合:
DPMデータベースコンポーネントインストール時にSP3を適用する。
- SQL Server 2008のみが適用済みの環境では,DPMデータベースコンポーネントを通常のインストール手順で適用してください。なお,(2)以降の注意事項に該当する場合は,必要な手順を行ってください。
(2) SQL Server Native Clientの注意事項
DPMデータベースコンポーネントをインストールするマシンに,SQL Server Native Clientが既にインストールされている場合は,アンインストールしてからDPMデータベースコンポーネントをインストールしてください。SQL Server Native Clientは,DPMデータベースコンポーネントと同時に再度インストールされますので,アンインストールによる影響はありません。なお,Microsoft SQL Server 2008 Native Clientについてはアンインストールする必要はありません。
(3) SQL Server Browserの注意事項
DPMデータベースコンポーネントをインストールするマシン上で「SQL Server Browser」サービスのスタートアップの種類が「無効」に設定されている場合は,「無効」以外に設定してからDPMデータベースコンポーネントをインストールしてください。インストール完了後はスタートアップの種類を元の状態に戻していただいて構いません。
(4) DPM以外で使用するSQL Server 2005のアンインストール時の注意事項
DPM以外で使用するSQL Server 2005をアンインストールする際に,DPMDBIインスタンスをアンインストールしないでください。
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