1.19.4 [HVM設定]ダイアログボックス

HVMを設定します。

注意
このダイアログボックスでHVMを設定する場合は,アドミニストレータでログインしてください。

 

[図データ]

項目の内容を次の表に示します。

項目内容
HVM設定HVMを設定します。
初回設定時は,[VNIC System Number]だけ入力できます。
HVM識別子※1※2HVM識別子を1~16バイトの半角文字列で設定します。指定できる文字は次のとおりです。
英数字,~,@,#,$,%,^,-(ハイフン),+,=,_(アンダースコア),.(ピリオド),[,]
デフォルトは「HVM0001」または「HVM_nnnnnnnnnnnn(nnnnnnnnnnnn:HVM IPアドレスの10進表記)」です。デフォルトのHVM識別子がどちらになるかは,ハードウェアの仕様に依存します。
HVM識別子は重複しないように指定してください。複数のHVMに対して同じHVM識別子が指定された場合,BSMで管理できなくなります。特に「HVM0001」をそのまま使用した場合,HVM識別子が重複するおそれが高いため,デフォルトから変更することをお勧めします。
VNIC System Number※2※3仮想NICシステム番号を1~128の整数で指定します。
デフォルトは0です。
複数のHVMを使用する場合,HVMごとに異なる値を設定してください。詳細については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
Pre-State Auto ActivationPre-State Auto Activationの設定をします。有効にする場合,[有効]ラジオボタンをONにします。無効にする場合,[無効]ラジオボタンをONにします。
デフォルトは,[HVM構成管理]ウィンドウで選択したHVMノードのPre-State Auto Activationの値が表示されます。HVM初回起動時は[無効]ラジオボタンが選択されています。
HVM Auto ShutdownHVM Auto Shutdownの設定をします。有効にする場合,[有効]ラジオボタンをONにします。無効にする場合,[無効]ラジオボタンをONにします。
デフォルトは,[HVM構成管理]ウィンドウで選択したHVMノードのHVM Auto Shutdownの値が表示されます。HVM初回起動時は[無効]ラジオボタンが選択されています。
System Time ZoneTime ZoneHVMのタイムゾーンをGMTとの時差で設定します。日本国内で使用する場合,+ 9:00を指定します。
デフォルトは,[HVM構成管理]ウィンドウで選択したHVMノードのTime Zoneの値が表示されます。
VNIC Accelerator ConfigurationNIC Number/Port Number※4[VNIC Accelerator]の設定を変更する仮想NICネットワークセグメントの共有NIC番号とポート番号(A系またはB系)を選択します。
  • 1a~6b:共有モードの物理NICに関連づけられたネットワークセグメント
  • Va~Vd:LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメント
VNIC Accelerator※4[NIC Number/Port Number]で指定したネットワークセグメントについて,DMAエンジンを使用できるようにするかどうかの設定をします。使用できるようにする場合,ドロップダウンリストから[有効]を選択します。使用できないようにする場合,ドロップダウンリストから[無効]を選択します。
NIC Number/Port Number仮想NICネットワークセグメントの共有NIC番号とポート番号(A系またはB系)が表示されます。
  • 1a~6b:共有モードの物理NICに関連づけられたネットワークセグメント
  • Va~Vd:LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメント
VNIC AcceleratorDMAエンジンが使用できるかどうかが表示されます。
  • 有効:使用できる
  • 無効:使用できない
変更[VNIC Accelerator Configuration]の設定を変更した場合はこのボタンをクリックします。[VNIC Accelerator Configuration]の表示内容が,設定した内容に変更されます。
(凡例)
-:該当しない
[HVM設定]ダイアログボックスで設定内容を変更したあとは,必ず[HVMに設定保存]の操作をしてください。[HVMに設定保存]の操作をしないで,パーティションの電源をOFFにすると,[HVM設定]ダイアログボックスで設定した内容は無効になります。
注※1
N+1グループに登録されているHVMのHVM識別子を変更すると,すでに登録されている変更前のHVMが削除できなくなります。N+1グループに含まれているHVMのHVM識別子を変更する場合は,いったんN+1グループから削除したあと変更してください。
注※2
[HVM識別子]または[VNIC System Number]のどちらか1つでも変更した場合,[HVM設定]ダイアログボックスで[OK]ボタンをクリックしてHVMへの情報更新要求が成功すると,HVMが再起動されるため,数分間HVMとの通信ができなくなります。
注※3
仮想NICシステム番号は,HVMの初回設定時,またはクローニング後の初期値変更時だけ,設定することをお勧めします。
注※4
この項目は,[VNIC Accelerator Configuration]に表示されている項目を選択して設定することもできます。
対象のHVMがVNIC Acceleratorに対応していない場合,空白が表示されて設定変更ができません。また,対応する物理NICが存在しない場合,1a~6bのネットワークセグメントは表示されません。