2.3.7 smhaaedit - Advanced Agent環境設定コマンド(HP-UXサーバ)

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) 注意事項
(4) 実行権限
(5) 引数
(6) 使用例
(7) Advanced Agent環境設定メニュー(HP-UXサーバ)

(1) 形式

/usr/sbin/smhaaedit [-s段数] [-g[幅][x高さ]] [-adagent]
/usr/sbin/smhaaedit -h

(2) 機能

管理対象がHP-UXサーバの場合のAdvanced Agent環境設定のメニューを表示します。表示されるメニューは,指定するオプションによって異なります。表示されるメニューについては,「(7) Advanced Agent環境設定メニュー(HP-UXサーバ)」を参照してください。

管理対象がBladeSymphony(HP-UXサーバ)の場合に,Advanced Agent用環境設定コマンドのメインメニューからSVPを設定します。

(3) 注意事項

エージェントサービス動作中に環境設定コマンドで環境設定を実施すると,設定した内容を反映するために,エージェントサービスが自動的に一時停止され,反映後,自動的に再起動します。この自動的に停止していた時間は,syslogのエージェントサービスの停止メッセージまたは起動メッセージで確認できます。また,エージェントサービス停止中は,HP-UX EMSイベントのアラート通知,アラートログの記録,スケジュール設定された電源制御は実行されません。

(4) 実行権限

スーパーユーザ(root)権限

(5) 引数

-s段数

段組表示されるメニューの段数を指定します。オプションを省略した場合は,画面のサイズに応じて段数が決まります。指定できる段数は1または2です。

-g[幅][x高さ]

画面サイズを文字数単位で指定します。幅は10~160,高さは10~72の範囲で指定します。デフォルトは-g80x24です。

-adagent

Advanced Agent設定メニューを表示します。Advanced Agent設定メニューについては,「(7)(b) Advanced Agent設定メニュー」を参照してください。

-h

コマンドの使用方法を表示します。

指定なし

Advanced Agent環境設定のメインメニューを画面サイズ80x24で表示します。メインメニューについては,「(7)(a) メインメニュー」を参照してください。

(6) 使用例

管理対象がHP-UXサーバの場合,Advanced Agent環境設定コマンドのメインメニューを画面サイズ80x60で表示します。

/usr/sbin/smhaaedit -g80x60

(7) Advanced Agent環境設定メニュー(HP-UXサーバ)

(a) メインメニュー

smhaaeditコマンドで,-adagentのオプションを指定しないで起動した場合,メインメニューが表示されます。メインメニューの表示例を次に示します。

#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent ####
####      Configuration Main Menu       ####
 1. Advanced Agent Configuration File

Command (1/Quit)>

メニュー選択時の注意事項については,「2.3.2 環境設定メニュー入力時の注意事項」を参照してください。

メインメニューの選択項目を次に示します。

表2-28 Advanced Agent環境設定(HP-UXサーバ):メインメニューの選択項目

選択項目設定項目説明
1Advanced Agent Configuration FileAdvanced Agent設定メニューが表示されます。Advanced Agent設定メニューについては,「(7)(b) Advanced Agent設定メニュー」を参照してください。
Quitsmhaaeditコマンドを終了します。
(凡例)
-:該当しない

(b) Advanced Agent設定メニュー

smhaaeditコマンドで,-adagentオプションを指定して起動した場合や,メインメニューで1を選択した場合,Advanced Agent設定メニューが表示されます。Advanced Agent設定メニューの表示例を次に示します。

#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent ####
#### Advanced Agent Configuration File  ####
1.BMCConfiguration     [Disabled]

Command(1/Menu/Quit)>

メニュー選択時の注意事項については,「2.3.2 環境設定メニュー入力時の注意事項」を参照してください。

Advanced Agent設定メニューの選択項目を次に示します。

表2-29 Advanced Agent環境設定(HP-UXサーバ):Advanced Agent設定メニューの選択項目

選択項目設定項目入力値デフォルト説明
1BMCConfiguration論理値Disabled(無効)BMC機能の有効/無効を設定します。
  • Enabled:有効
  • Disabled:無効
電源制御を行う場合,Enabledを設定します。
MenuAdvanced Agent設定メニューを表示します。
Quitメインメニューに戻ります。
(凡例)
-:該当しない