サーバシャーシと内蔵スイッチ名称の関連づけ,サーバシャーシの各スロット(サーバモジュール)のPCIスロットが直結された外付スイッチのどのポートに接続されている状態かの関連づけを設定します。
項目の内容を次の表に示します。
項目 | 内容 | ||
---|---|---|---|
内蔵スイッチ情報 | - | 内蔵のスイッチ情報を設定します。 | |
シャーシID | 昇順に並んでいるシャーシIDから,スイッチ情報を設定するシャーシIDを選択します。 | ||
スイッチ名称1 スイッチ名称2 | JP1/Cm2/NCで登録された内蔵スイッチ(BS1000,BS320)のスイッチ名称を2つまで入力できます。 | ||
外付スイッチ情報 | - | 外付のスイッチ情報を設定します。 | |
シャーシID | スイッチ情報を設定するシャーシIDを選択します。 | ||
スロットID | 外付スイッチ情報を設定するスロットIDを選択します。 | ||
スイッチ名称 | [外付スイッチ名称登録]ダイアログボックスで登録された,外付スイッチ名称一覧を表示して,外付スイッチを選択します。 | ||
ポート識別子 | [外付スイッチ情報]の[スイッチ名称]で選択したネットワークスイッチのポート識別子を「NIF番号/ポート番号/IFタイプ」の形式で3~30バイトで指定します。 NIF番号およびポート番号は整数値で指定します。IFタイプには次のどちらかを指定します。
| ||
>> | [スロットID],[スイッチ名称],[ポート識別子]で入力された情報を[ポート情報一覧]へ追加します。[スイッチ名称],または[ポート識別子]が未入力の場合は,非活性となって選択できません。 | ||
<< | [ポート情報一覧]で選択したスイッチ名称を削除します。[ポート情報一覧]にある外付スイッチタイプが選択されていないと,非活性となって選択できません。 | ||
ポート情報一覧 | - | [>>]ボタンで追加したポート情報が表示されます。表示はスロットIDの昇順で表示され,スロットIDが同じ場合は,スイッチ名称とポート識別子の登録された順番で表示されます。 | |
スロットID | スロットIDが表示されます。 | ||
スイッチ名称 | スイッチ名称が表示されます。 | ||
ポート識別子 | ポート識別子が表示されます。 | ||
確認 | - | 設定内容を確認します。 | |
確認 | N+M構成との関係の整合性をチェックする場合,このボタンをクリックします。 | ||
確認メッセージ | 確認メッセージが表示されます。メッセージの詳細については,「(1) ネットワークスイッチ連携機能で出力されるメッセージ」を参照してください。不整合の場合も,チェックを中止することなく,すべてのパターンのメッセージが表示されます。 |
[確認メッセージ]ボックスに出力されるメッセージを次に示します。
表1-11 ネットワークスイッチ連携機能で出力されるメッセージ
エラーレベル | メッセージ文字列 | 対処 |
---|---|---|
I | スイッチ登録情報を確認しています。 | - |
I | N+1グループ(N+1グループ名)のスイッチ情報の妥当性を確認しています。 | - |
I | 登録されたスイッチ情報は全て正常です。 | - |
I | 登録されたスイッチ情報の確認は完了しました。 | - |
I | 登録されたスイッチ情報にエラーが存在します。全てのエラーを解決してください。 | 登録されたスイッチ情報にエラーが存在しますので,エラーメッセージに従って,対処してください。 |
E | スイッチ情報が登録されていません。 | スイッチ情報を登録してください。 |
E | 内蔵スイッチ(スイッチ名称)が重複して登録されています。 | 正しいスイッチ名称を入力してください。 |
E | 外付スイッチ(スイッチ名称)のポート(ポート識別子)が重複して登録されています。 | 正しいスイッチ名称,ポート識別子を入力してください。 |
E | 現用系(現用系のシャーシID)と予備系(予備系のシャーシID)の内蔵スイッチの登録数が一致していません。 | 現用系と予備系の内蔵スイッチ数を同じにしてください。 |
E | 現用系(現用系のシャーシID)と予備系(予備系のシャーシID)の内蔵スイッチの登録位置が一致していません。 | 現用系と予備系のスイッチ名の登録位置を同じにしてください。 |
E | 現用系(現用系のシャーシID, 現用系のスロットID)と予備系(予備系のシャーシID, 予備系のスロットID)の外付スイッチの登録ポート数が一致していません。 | 現用系と予備系の外付スイッチの登録ポート数を同じにしてください。 |
E | N+1グループが登録されていません。 | N+1グループを登録してから,スイッチ情報を登録してください。 |
W | 現用系または予備系が登録されていないため,N+1グループ(N+1グループ名)のスイッチ情報の妥当性が確認できません。 | 該当するN+1グループに現用系,または予備系を登録し直した場合は,確認ボタンで整合性を必ずチェックしてください。 |
E | 引き継ぎ先スイッチは引き継ぎの前提条件を満たしていません。理由={失敗理由} | 失敗理由を取り除き,再度操作をやり直してください。 例:引き継ぎ先に,引き継ぎ元と同じVLANを設定する。 |
E | 引き継ぎ先設定情報の初期化に失敗しました。 | 同時に表示される,ほかのメッセージが示す失敗理由を取り除き,再度設定処理をしてください。 |
E | 設定情報の引き継ぎに失敗しました。 | 同時に表示される,ほかのメッセージが示す失敗理由を取り除き,再度設定処理をしてください。 |
E | 引き継ぎ元設定情報の初期化に失敗しました。 | 同時に表示される,ほかのメッセージが示す失敗理由を取り除いてください。その後,Viewを使用して,引き継ぎ元設定情報を初期化してください。 |
E | VLAN(ID=<VLAN ID>)がスイッチに設定されていません。 | 指定されたVLANIDを作成してください。 |
E | 引き継ぎ元スイッチと引き継ぎ先スイッチの種別,または設定できるネットワーク構成情報が異なります。 | 引き継ぎ元スイッチと引き継ぎ先スイッチのモデルは同じにしてください。または,互換ができるソフトウェアバージョンにしてください。 |
E | 同一のポートが指定されました。 | 入力したポート番号が正しいか確認してください。 |
プリフィックスがKDNVのメッセージが出力された場合は,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/Cm2/Network Element Configuration トラブルシューティング」またはマニュアル「JP1 Version 9 JP1/Cm2/Network Element Configuration トラブルシューティング」を参照してください。
エラーレベルが「E」のメッセージが表示されなくなった場合,[OK]ボタンと[適用]ボタンが活性になり,スイッチ情報を登録できます。