1.3.3 [ホスト管理]ウィンドウの表示項目

[ホスト管理]ウィンドウには,左ペインで選択したホストの管理情報が表示されます。表示項目を次の表に示します。

表示情報意味
コンピュータ名OSで設定したコンピュータ名が表示されます。
Linuxサーバ,HP-UXサーバおよびVMホストの場合,ホスト名が表示されます。
VMゲストの場合,VM名が表示されます。
サーバシャーシおよびIOEUの場合,シャーシIDが表示されます。
HVMの場合,HVM識別子が表示されます。
ホスト名ホスト名が表示されます。
VMゲストの場合,表示用のツールを使用しているときにホスト名が表示されます。※1
ホスト以外の場合は,何も表示されません。
OS名ホストのOS名が表示されます。
VMホストの場合,仮想化プラットフォーム,またはホストのOS名※2が表示されます。
VMゲストの場合,表示用のツールを使用しているときにOS名が表示されます。※1
ホスト以外の場合は,何も表示されません。
未確認アラート注意レベル以上の未確認アラートがある場合は「あり」が表示されます。
VMゲストの場合,何も表示されません。
電源制御電源を制御する方法が表示されます。
表示される文字列は管理対象ホストまたはサーバシャーシによって異なります。
「SVP」
  • BladeSymphonyのサーバシャーシ
「SVP(BMC)」
  • 次のすべての条件に該当するWindowsサーバ,Linuxサーバ,およびHP-UXサーバ
    ・BladeSymphony上で稼働している
    ・SVP管理エージェントサービスがインストールされている
    ・SVP管理エージェントサービスの設定でSVP機能またはBMC機能が有効になっている※3
  • HVM
  • サーバタイプがBladeSymphonyのVMホスト
「SVP(BMC)*」
  • 次のすべての条件に該当するWindowsサーバ,Linuxサーバ,およびHP-UXサーバ
    ・BladeSymphony上で稼働している
    ・SVP管理エージェントサービスがインストールされていない
    ・BSMの設定でSVP拡張機能が有効になっている
「SVP(PCI)」
  • 次のすべての条件に該当するWindowsサーバおよびLinuxサーバ
    ・SVPボードを搭載したHA8000上で稼働している
    ・SVP管理エージェントサービスがインストールされている
    ・SVP管理エージェントサービスの設定でSVP機能が有効になっている※3
  • 次の2つの条件に該当するVMホスト
    ・サーバタイプがHA8000シリーズ
    ・SVPボードのIPアドレスが指定されている
「SVP(PCI)*」
  • 次のすべての条件に該当するWindowsサーバおよびLinuxサーバ
    ・SVPボードを搭載したHA8000上で稼働している
    ・SVP管理エージェントサービスがインストールされていない
    ・BSMの設定でSVP拡張機能が有効になっている
「HVM※4
  • 次のすべての条件に該当するLPAR上で稼働しているWindowsサーバおよびLinuxサーバ
    ・LPARを管理しているHVMが[ホスト管理]ウィンドウに登録されている
    ・LPARを管理しているHVMのアイコンが[ホスト管理]ウィンドウに活性状態で表示されている
    ・SVP管理エージェントサービスがインストールされている
    ・SVP管理エージェントサービスの設定でSVP機能が有効になっている※3
「WOL」
  • 次のどちらかの条件に該当しており,電源ON機能を備えたLANアダプタを搭載しているWindowsサーバおよびLinuxサーバ
    ・SVP管理エージェントサービスがインストールされていない
    ・SVP管理エージェントサービスの設定でSVP機能が無効になっている※3
  • 次のどれかの条件に該当するLPAR上で稼働しているWindowsサーバおよびLinuxサーバ
    ・LPARを管理しているHVMが[ホスト管理]ウィンドウに登録されていない
    ・LPARを管理しているHVMのアイコンが[ホスト管理]ウィンドウに非活性状態で表示されている
    ・SVP管理エージェントサービスがインストールされていない
    ・SVP管理エージェントサービスの設定でSVP機能が無効になっている※3
  • 次の2つの条件に該当するVMホスト
    ・サーバタイプがHA8000シリーズ
    ・SVPボードのIPアドレスが指定されていない
「VMware」
  • VMwareのVMゲスト
「Hyper-V」
  • Hyper-VのVMゲスト

次の場合は何も表示されません。
  • 「SVP(BMC)」の条件を満たさないHP-UXサーバ
  • IOEU
シャーシIDBladeSymphonyのサーバシャーシ,サーバモジュール,またはIOEUの場合,シャーシIDが表示されます。
VMホストの場合,サーバタイプがBladeSymphonyのときにシャーシIDが表示されます。
VMゲストの場合,親となるVMホストのシャーシIDが表示されます。VMホストのシャーシIDがない場合,何も表示されません。
パーティション番号BladeSymphonyのサーバモジュールの場合,パーティション番号が表示されます。
VMホストの場合,サーバタイプがBladeSymphonyのときにパーティション番号が表示されます。
VMゲストの場合,親となるVMホストのパーティション番号が表示されます。VMホストのパーティション番号がない場合,何も表示されません。
LPAR識別子サーバモジュールを論理パーティションに分割している場合,論理パーティション番号が表示されます。
VMホストおよびVMゲストの場合,何も表示されません。
VMホスト名VMホストの場合,ホスト名が表示されます。
VMゲストの場合,親となるVMホストのホスト名が表示されます。
次の場合は,何も表示されません。
  • サーバ(エージェント,LPAR)
  • サーバシャーシ
  • IOEU
  • HVM
クラスタ名そのサーバがMSCSまたはフェールオーバークラスタのクラスタに属している場合,クラスタ名が表示されます。
VMホストおよびVMゲストの場合,何も表示されません。
注※1
次の場合には何も表示されません。
・VMゲストの場合
・VMゲストにOSがインストールされていない場合
・仮想化プラットフォームのサーバを管理するために必要な設定が完了していない場合(仮想化プラットフォームのサーバを管理する設定については,マニュアル「JP1 Version 9 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 運用ガイド」の仮想化されたサーバの管理(仮想化プラットフォームの場合)について記載されている章を参照してください。)
注※2
例えば,VMwareの場合「ESX Server 3.5」,Hyper-Vの場合「Windows Server 2008」のように表示されます。
注※3
SVP管理エージェントサービスでのSVP機能またはBMC機能の設定は,LinuxサーバおよびHP-UXサーバの場合だけで必要です。Advanced Agent環境設定コマンドから,Advanced Agent設定メニューでSVPAgentServiceまたはBMCConfigurationを設定します。各コマンドの使用方法については,「2.3.6 smhaaedit - Advanced Agent環境設定コマンド(Linuxサーバ)」および「2.3.7 smhaaedit - Advanced Agent環境設定コマンド(HP-UXサーバ)」を参照してください。
注※4
管理対象サーバに次のバージョンのAgentがインストールされている場合,「MLPF」と表示されます。
・Windowsの場合:08-23より前
・Linuxの場合:08-24以前