1.19.5 [PCI Device Scheduling Mode設定]ダイアログボックス

PCIデバイスに対して,LPARに占有で割り当てるか共有で割り当てるかを設定します。

注意
  • このダイアログボックスでPCIデバイスの占有/共有の設定をする場合は,アドミニストレータでログインしてください。
  • HVMの電源状態がActiveであることを確認してから設定してください。

 

[図データ]

項目の内容を次の表に示します。

項目内容
PCI Device Assignment一覧PCIデバイスの内容が表示されます。
PCI Device NumberPCIデバイス番号が表示されます。
Scheduling ModePCIデバイスのスケジューリングモードが表示されます。
  • Dedicated:占有モード
  • Shared:共有モード
  • Exclusive:排他共有機能USB
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
Device TypePCIデバイスの種別が表示されます。
  • Reserved:予約
  • NIC:Network Interface Card
  • SCSI:SCSI Controller
  • FC:Fibre Channel
  • USB:USB Controller
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
VendorPCIデバイスのベンダ名が表示されます。
Device NamePCIデバイス名が表示されます。
Bus NumberPCIバス番号が表示されます。
Device NumberPCIデバイス番号が表示されます。
Function NumberPCIファンクション番号が表示されます。
Slot Numberスロット番号が表示されます。
  • Gxy:Gigabit Etherの場合(x:サーバモジュール番号[0~9],y:BS320の場合だけコントローラ番号[0または1]を付加)
  • Ux:USBの場合(x:サーバモジュール番号[0~9])
  • UKx:KVMの場合(x:サーバモジュール番号[0~9])
  • Exy:拡張カードの場合(x:サーバモジュール番号[0~9],y:拡張カードスロット番号[0または1])
  • Iabc:IOEU上のスロットの場合(a:IOEU番号[0~7],bc:IOEU上のスロット番号[00~15])
  • 数値:PCIスロット番号
Shared NIC NumberPCIデバイスが共有NICの場合,共有NIC番号が表示されます。
LPAR識別子PCIデバイスが割り当てられているLPARのLPAR識別子が表示されます。
  • 数値:PCIデバイスが,占有または排他共有で1個のLPARに割り当てられている場合のLPAR識別子
  • M:PCIデバイスが占有または排他共有で複数のLPARに割り当てられている
  • S:PCIデバイスが共有モードに設定されている
PCI Device NumberPCIデバイススケジューリングモードを変更するPCIデバイス番号を選択します。[PCI Device Assignment一覧]に情報が表示されている場合,デフォルトは0です。
Scheduling Mode[PCI Device Number]で指定したPCIデバイスについて,スケジューリングモードの設定をします。占有にする場合,ドロップダウンリストから[Dedicated]を選択します。共有にする場合,ドロップダウンリストから[Shared]を選択します。
情報取得時のScheduling Modeが[Dedicated]または[Shared]のデバイスだけ,[Dedicated]または[Shared]へ変更できます。
変更[Scheduling Mode]で指定したスケジューリングモードに変更する場合,このボタンをクリックします。[PCI Device Assignment一覧]の内容が変更されます。
(凡例)
-:該当しない
注※
この項目は,[PCI Device Assignment一覧]に表示されている項目を選択して設定することもできます。

注意
  • [PCI Device Scheduling Mode設定]ダイアログボックスで設定内容を変更したあとは,必ず[HVMに設定保存]の操作をしてください。[HVMに設定保存]の操作をしないで,パーティションの電源をOFFにすると,[PCI Device Scheduling Mode設定]ダイアログボックスで設定した内容は無効になります。
  • [PCI Device Scheduling Mode設定]ダイアログボックスの設定内容を変更した場合,[OK]ボタンをクリックしてHVMへの情報更新要求が成功すると,HVMが再起動されるため,数分間HVMとの通信ができなくなります。