1.18.2 [ラックマネージャ]ウィンドウ(中央ペイン)

中央ペインでは,ラック構成のイメージが機器の種別ごと表示されます。ラックのサイズはU単位で構成されます。1Uは約44.5mmです。

また,ラック構成部分の各機器のイメージにカーソルを合わせると,その機器の情報がツールチップとして表示されます。

<この項の構成>
(1) 表示に関する注意事項
(2) ラック構成のイメージの上部に表示される項目
(3) 中央ペイン(ブレードサーバ部:サーバシャーシの場合のラック構成のイメージ)
(4) 中央ペイン(ブレードサーバ部:サーバモジュールの場合のラック構成のイメージ)
(5) 中央ペイン(ブレードサーバ部:IOEUの場合のラック構成のイメージ)
(6) 中央ペイン(ストレージ部の場合のラック構成のイメージ)
(7) 中央ペイン(ネットワーク部の場合のラック構成のイメージ)
(8) 中央ペイン(サーバ部の場合のラック構成のイメージ)
(9) 中央ペイン(ファイバチャネルスイッチ部の場合のラック構成のイメージ)
(10) 中央ペイン(ロードバランシングサーバ部の場合のラック構成のイメージ)
(11) 中央ペイン(無停電電源装置部の場合のラック構成のイメージ)
(12) 中央ペイン(周辺機器部の場合のラック構成のイメージ)
(13) ツールチップに表示される項目

(1) 表示に関する注意事項

(2) ラック構成のイメージの上部に表示される項目

中央ペインのラック構成のイメージの上部に表示される項目を次の表に示します。

表示項目表示内容
ラック情報ラックの名前が表示されます。
説明ラックの説明が表示されます。
サイズラックのサイズが表示されます。

(3) 中央ペイン(ブレードサーバ部:サーバシャーシの場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし10U
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] モデル判別不可
[図データ] 正常BS3206U
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] モデル判別不可
[図データ] 正常BS200010U
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] モデル判別不可
[図データ] 正常BS5006U
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] モデル判別不可

(4) 中央ペイン(ブレードサーバ部:サーバモジュールの場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし,BS1000(1枚幅)
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] 正常BS320(1枚幅)
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] 正常BS320(2枚幅)
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] 正常BS2000(1枚幅)
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] 正常BS500(1枚幅)
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
[図データ] 正常BS500(複数スロットを占有するサーバモジュール)
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可
[図データ] 障害(通信不可)
(凡例)
-:該当しない
スロットに何も挿入されていない場合,またはサーバモジュール以外のモジュールが装着されている場合は,ラック背景が表示されます。
注※
SMP構成を組んだサーバモジュールでインフォメーション以外のアラートが発生した場合,そのアラートが発生したサーバモジュールだけ,障害または障害(通信不可)の画像が表示されます。ただし,SMP構成を組んだサーバモジュール上で稼働するAgentホスト,HVMなど,物理スロットを特定しない管理対象でインフォメーション以外のアラートが発生した場合,パーティションを構成するサーバモジュールすべてに対して障害または障害(通信不可)の画像が表示されます。

(5) 中央ペイン(ブレードサーバ部:IOEUの場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常IOEU4U
[図データ] 障害
[図データ] 通信不可

(6) 中央ペイン(ストレージ部の場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし,9500V3U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常Hitachi WMS/AMS3U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常4U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常Hitachi AMS2500/2300/21003U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常4U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常Hitachi AMS20103U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常4U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常BR50/1504U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常BR202U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常BR1200(2.5HDD)2U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常BR1200(3.5HDD)2U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常BR16003U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常4U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 正常Hitachi SMS1002U
[図データ] アラート通知あり

(7) 中央ペイン(ネットワーク部の場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし6U
[図データ] アラート通知あり

(8) 中央ペイン(サーバ部の場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし3U
[図データ] アラート通知あり
[図データ] 通信不可

(9) 中央ペイン(ファイバチャネルスイッチ部の場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし1U
[図データ] アラート通知あり

(10) 中央ペイン(ロードバランシングサーバ部の場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし2U
[図データ] アラート通知あり

(11) 中央ペイン(無停電電源装置部の場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし12U
[図データ] アラート通知あり

(12) 中央ペイン(周辺機器部の場合のラック構成のイメージ

イメージ状態モデルデフォルトのサイズ
[図データ] 正常なし1U
[図データ] アラート通知あり

「モデル」欄が「なし」の項目は[機器の追加]ダイアログボックスで[モデル]に何も指定しなかった場合,デフォルトで表示されるイメージであることを示します。また,「アラート通知あり」とは,該当機器に対してアラートレベルが注意レベル以上であり,かつ確認済みでないアラートが1つ以上ある状態のことを示します。

(13) ツールチップに表示される項目

中央ペインのラック構成部分に表示される各機器のイメージにカーソルを合わせると,その機器の状態がツールチップに表示されます。ツールチップに表示される内容を次の表に示します。

表の「機器の状態」に示した条件のうち,複数の条件に一致する場合は,条件に一致するツールチップが,表の記載順にすべて表示されます。例えば,N+1コールドスタンバイ機能の現用系のサーバモジュールの場合,次のように表示されます。

[図データ]

機器表示内容機器の状態
サーバシャーシ[ホスト管理]ウィンドウで表示されるコンピュータ名
サーバモジュール[ホスト管理]ウィンドウで表示されるコンピュータ名
  • ホスト登録済み(Agentホスト,VMホスト)
[ホスト管理]ウィンドウで表示されるコンピュータ名
  • HVMとしてホスト登録済み
[シャーシインベントリ]ウィンドウのサーバモジュール情報に表示される製品形名
  • サーバモジュールが挿入されているがホスト未登録
Slot n
n:スロット番号
  • サーバモジュールが挿入されていない
N+1/N+M 現用系(障害発生)
  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
  • サーバモジュール障害
N+1/N+M 現用系(切り替え実行中)
  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
  • 切り替え実行中
N+1/N+M 現用系(切り替え完了)
  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
  • 切り替えが完了している
N+1/N+M 現用系(エラー検知)
  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
  • 構成上のエラーが発生している
N+1/N+M 現用系(取得不可)
  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
  • 状態を確認できない(バージョンアップによってステータスが追加されたため)
N+1/N+M 現用系
  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
N+1/N+M 予備系(切り替え実行中)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 切り替え実行中
N+1/N+M 予備系(切り替え完了)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 切り替えが完了している
N+1/N+M 予備系(警告)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 予備系に切り替えようとして,エラーが検知された
N+1/N+M 予備系(失敗)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 予備系に切り替えようとして,失敗した
N+1/N+M 予備系(診断中)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 予備系サーバモジュールに異常がないかどうかを診断している
N+1/N+M 予備系(Pre-configure中)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 予備系サーバモジュールの状態をPre-configureによって取得している
N+1/N+M 予備系(障害)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 予備系に切り替えようとして,障害が発生した
N+1/N+M 予備系(状態不明)
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 状態を確認できない(バージョンアップによってステータスが追加されたため)
N+1/N+M 予備系
  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
SMP構成
  • SMP構成のサーバモジュールである
HA8000[ホスト管理]ウィンドウで表示されるコンピュータ名
  • ホスト登録済み
サーバシャーシ,サーバモジュール,HA8000以外の機器[機器の追加]ダイアログボックスの[名前]で設定した名称
(凡例)
-:該当しない
注※
SMP構成の場合,2番目以降のサーバモジュールにカーソルを合わせると,各物理スロットの情報(製品形名またはスロット番号)が表示されます。