1.19.20 [LPAR構成変更]ダイアログボックス([VNIC Assignment]タブ)

LPAR構成のLPARに対する仮想NICの割り当てを変更します。

注意
  • このダイアログボックスでLPAR構成を変更する場合は,アドミニストレータでログインしてください。
  • HVMの電源状態がActiveであることを確認してから変更してください。

 

[図データ]

項目の内容を次の表に示します。

項目内容
PCI Device Assignment一覧PCI Device Assignmentの情報が一覧で表示されます。
PCI Device NumberHVMから識別するために各PCIデバイスに付けられた番号が表示されます。
Device TypePCIデバイスの種別が表示されます。
  • Reserved:予約
  • NIC:Network Interface Card
  • SCSI:SCSI Controller
  • FC:Fibre Channel
  • USB:USB Controller
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
Scheduling ModePCIデバイスのスケジューリングモードが表示されます。
  • Dedicated:占有モード
  • Shared:共有モード
  • Exclusive:排他共有機能USB
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
PCI Device Assignment各LPARに割り当てられたPCIデバイスの割り当て状態が表示されます。
  • 割り当て状態:割り当て(未使用)状態
  • 使用可能状態:割り当て(使用中)状態
  • 割り当て不可:割り当てできない状態
  • 未割り当て状態:未割り当て状態
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
VendorPCIデバイスのベンダ名が表示されます。
Device NamePCIデバイス名が表示されます。
Bus NumberPCIバス番号が表示されます。
Device NumberPCIデバイス番号が表示されます。
Function NumberPCIファンクション番号が表示されます。
Slot NumberNICが実装されているスロット番号が表示されます。
  • Gxy:Gigabit Etherの場合(x:サーバモジュール番号[0~9],y:BS320の場合だけコントローラ番号[0または1]を付加)
  • Exy:拡張カードの場合(x:サーバモジュール番号[0~9],y:拡張カードスロット番号[0または1])
  • Iabc:IOEU上のスロットの場合(a:IOEU番号[0~7],bc:IOEU上のスロット番号[00~15])
  • 数値:PCIスロット番号
Shared NIC NumberPCIデバイスが共有NICの場合,共有NIC番号が表示されます。
VNIC Assignment一覧VNIC Assignmentの情報が一覧で表示されます。
VNIC Number仮想NIC番号が表示されます。
VNIC Assignment各LPARに対する仮想NICの割り当て状態がネットワークセグメントの識別子で表示されます。
  • 1a~6b:物理NICに関連づけられたネットワークセグメント
    数値部分は物理NICに割り当てられた共有NIC番号を示します。aまたはbは物理デバイスがA系かB系かを示します。
  • Va~Vd:LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメント
  • 未割り当て状態:仮想NICが割り当てられていない
MACアドレス※1LPARのMACアドレスが表示されます。指定したMACアドレスまたは[Default]が表示されます。
Shared NIC Number※1共有NICの場合,共有NIC番号が1~6の数値で表示されます。
LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメントの場合,「VNIC」が表示されます。
Tag※1仮想NICのVLANモードが表示されます。
  • Tagged:Taggedポートに定義されている
  • Untagged:Untaggedポートに定義されている
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
VLAN ID※1LPARに割り当てられているVLANのIDが1~4094の数値で表示されます。複数定義がある場合,コンマで区切って表示されます。
すべてのVLANが割り当てられている場合,「ALL」が表示されます。
VLANが割り当てられていない場合,空白が表示されます。
VNIC Number※1LPARへの仮想NICの割り当てを変更する仮想NICの番号を選択します。
VNIC Assignment※1[VNIC Number]で選択した仮想NICに対する割り当て状態をネットワークセグメントの識別子で選択します。同一LPARに対して同じネットワークセグメントは1つだけ割り当てできます。
HVMの仕様によって,同一の物理NICのネットワークセグメントをすべて割り当てる必要がある場合があります。詳細については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
  • 1a~6b:物理NICに関連づけられたネットワークセグメント
    数値部分は物理NICに割り当てられた共有NIC番号を示します。aまたはbは物理デバイスがA系かB系かを示します。
  • Va~Vd:LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメント
  • 未割り当て状態:仮想NICが割り当てられていない
この項目の設定を変更すると,[MACアドレス],[Tag],[VLAN ID]の設定が初期化されます。未割り当て状態の場合,[MACアドレス]~[VLAN ID]は設定できません。
MACアドレス※1※2仮想NICのMACアドレスを指定します。xx.xx.xx.xx.xx.xxの形式で指定します。MACアドレスは「00.00.00.00.00.00」~「FF.FF.FF.FF.FF.FF」の範囲で指定します。また,デフォルトのMACアドレスを使用する場合は,「Default」と指定します。
HVMの仕様によって,自動的に割り当てられるMACアドレスの範囲内の値は設定できない場合があります。詳細については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
Tag※1仮想NICのVLANモードを選択します。この項目の設定を変更すると,[VLAN ID]の設定が初期化されます。
  • Tagged:仮想NICのVLANモードがTaggedの場合
  • Untagged:仮想NICのVLANモードがUntaggedの場合
  • Undefined:仮想NICのVLANモードが未定義の場合
    Undefinedに設定する場合,VLAN IDは設定できなくなります。
VLAN ID※1[Tag]が「Tagged」または「Untagged」の場合,仮想NICに割り当てるVLANのVLAN IDを指定します。1~4094の整数で指定します。
[Tag]が「Tagged」の場合,複数のVLAN IDを半角のコンマで区切って指定できます。また,「ALL」と指定して,すべてのVLAN IDを指定することもできます。「ALL」は半角大文字で指定してください。
[Tag]が「Untagged」の場合,VLAN IDは1個だけ指定できます。
変更[VNIC Number],[VNIC Assignment],[MACアドレス],[Tag]および[VLAN ID]を指定して,このボタンをクリックします。[VNIC Assignment一覧]の内容が変更されます。
(凡例)
-:該当しない
注※1
この項目は,[VNIC Assignment一覧]に表示されている項目を選択して設定することもできます。
注※2
MACアドレスに「Default」以外を指定した場合,[HVM設定]ダイアログボックスで仮想NICシステム番号を変更しても,仮想NICのMACアドレスは自動的に変更されません。そのため,仮想NICのMACアドレスには「Default」を指定し,その後も変更しないことをお勧めします。