JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス

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1.18.3 [ラックマネージャ]ウィンドウ(右ペイン)

[ラックマネージャ]ウィンドウの左ペインでラックを選択していないと,右ペインには何も表示されません。左ペインでラックを選択した場合の表示項目を次に示します。

<この項の構成>
(1) 機器の情報
(2) メニューコマンド
(3) アラート情報
(4) 未確認アラート一覧

(1) 機器の情報

右ペインのヘッダ部分には,中央ペインで選択している機器の名前が表示されます。その下には機器の詳細な情報が表示されます。表示項目と内容を次に示します。

表示項目 表示内容
種別 機器の種別が表示されます。
モデル 機器のモデルが表示されます。
名前 機器の名前が表示されます。
IPアドレス 機器のIPアドレスが表示されます。
説明 機器の説明が表示されます。
サイズ 機器のサイズが表示されます。

注※
選択されている機器がサーバモジュールの場合,その機器の状態が次の形式で表示されます。
中央ペインで選択されている機器の種別(<オプション1,><オプション2,><オプション3,><オプション4,><オプション5,><オプション6>)
オプションに表示される内容を次の表に示します。

オプション 表示条件 表示内容
オプション1 選択した機器がAgentホストとしてホスト登録されている。 Agent
選択した機器がHVMとして登録されている。 HVM
オプション2 選択した機器がVMホストとして登録されている VMホスト
オプション3
  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
  • 切り替え実行中
N+1/N+M 現用系(切り替え実行中)

  • N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み
  • 切り替え完了
N+1/N+M 現用系(切り替え完了)
N+1コールドスタンバイ機能の現用系として登録済み N+1/N+M 現用系

  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 切り替え実行中
N+1/N+M 予備系(切り替え実行中)

  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 切り替え完了
N+1/N+M 予備系(切り替え完了)

  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 警告
N+1/N+M 予備系(警告)

  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 失敗
N+1/N+M 予備系(失敗)

  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 診断中
N+1/N+M 予備系(診断中)

  • N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み
  • 障害
N+1/N+M 予備系(障害)
N+1コールドスタンバイ機能の予備系として登録済み N+1/N+M 予備系
オプション4 選択した機器でSMP構成を構築している SMP構成
オプション5 選択した機器がサーバモジュール Slot<N>
<N>は選択した機器が挿入されているスロットの番号
オプション6 選択した機器がサーバモジュールであり,パーティション情報が削除されている パーティションなし

(2) メニューコマンド

右ペインのヘッダ部分の直下には,中央ペインで選択している機器に対して実行できる操作のメニューコマンドが表示されます。メニューコマンドの詳細は,「1.18.7 [ラックマネージャ]ウィンドウのメニューコマンド一覧」を参照してください。

(3) アラート情報

右ペインの中段に表示されるアラート情報には,[通知アラート]ウィンドウで表示されているアラートのうち,中央ペインで選択している機器で発生している未確認アラートの件数が,アイコンとともにアラートの種別ごとに表示されます。アラートの件数は0〜99の整数で表示されます。アラートの件数が99件より多い場合,「##」と表示されます。表示されるアイコンとその意味を次の表に示します。

アイコン 意味
[図データ]  障害アラート(すぐに対処が必要なレベルのアラート)
[図データ]  警告アラート(障害が発生するおそれのあるレベルのアラート)
[図データ]  注意アラート(エラーが発生するおそれのあるレベルのアラート)

注意
SMP構成を組んだサーバモジュール上で稼働するAgentホスト,HVMなど,物理スロットを特定しない管理対象でアラートが発生した場合,そのアラートはパーティションを構成するすべてのサーバモジュールでアラート件数としてカウントされます。
例えば,スロット0とスロット1でSMP構成を組んでいる状態で,次のように障害アラートが発生したとします。
  • スロット0のサーバモジュール:2件
  • スロット1のサーバモジュール:3件
  • SMP構成を組んだサーバモジュール上で稼働しているAgentホスト:1件
この場合,表示される障害アラート件数は次のようになります。
  • スロット0の障害アラート:3件
    サーバモジュールのアラート2件+Agentホストのアラート1件
  • スロット1の障害アラート:4件
    サーバモジュールのアラート3件+Agentホストのアラート1件

また,未確認アラート一覧で選択されているアラートの種別(障害,警告,注意,情報)とアラートの内容が表示されます。内容の下には,そのアラートの詳細が表示されます。詳細の項目と内容を次に示します。

表示項目 表示内容
発生日時 アラートが発生した日時が表示されます。
発生ホスト アラートが発生したホストが表示されます。
アラートID アラートのIDが表示されます。
発生部位 アラートの発生部位が表示されます。

(4) 未確認アラート一覧

中央ペインで選択中の機器で発生している未確認アラートがすべて一覧で表示されます。表示項目を次に示します。

表示項目 表示内容
レベル アラートの種別(障害,警告,注意,情報)がアイコンで表示されます。
発生日時 アラートが発生した日時が表示されます。
発生ホスト アラートが発生したホストが表示されます。
ID アラートのIDが表示されます。
発生部位 アラートの発生部位が表示されます。
内容 アラートの詳細な内容が表示されます。

表示項目のリストヘッダをクリックすることで,昇順にソートできます。

未確認アラート一覧に表示されるボタンの機能を次に示します。

ボタン名 機能
確認 一覧でアラートを選択して[確認]ボタンをクリックすると,そのアラートは確認済みと認識されるため,一覧には表示されなくなります。
SNMP詳細 一覧でアラートを選択して[SNMP詳細]ボタンをクリックすると,そのアラートにSNMP情報がある場合は,[SNMP Trap詳細]ダイアログボックスが表示され,SNMP情報を確認できます。