JP1/Cm2/IGSではJP1/Cm2/IGS間の連携用のポートと,プロキシ通信用のポートを使用します。
使用するポート番号のデフォルト値を,次の表に示します。
表C-1 使用するポート番号のデフォルト値
ポート番号 | サービス名称 | 説明 |
---|---|---|
22280/tcp | igsrecv | JP1/Cm2/IGS間の連携用ポート |
20304/tcp,udp | igsproxy | プロキシ通信用TCP/UDPポート※ |
20229/udp | cm2proxysnmp | SNMPプロキシのSNMP要求受信用ポート |
20230/udp | cm2proxytrap | SNMPプロキシのSNMPトラップ受信用ポート |
注※ オプション定義ファイル(igsopt.conf)の「igsproxyoption」が「off」の場合は,使用しません。
使用するポート番号は,JP1/Cm2/IGSのインストール時にservicesファイルにデフォルト値を書き込むため,デフォルトのポート番号で使用する場合は,設定は必要ありません。JP1/Cm2/IGS間の連携用のポート番号や,プロキシ通信のポート番号を変更する場合は,次の設定が必要です。
●JP1/Cm2/IGS間の連携用のポートをデフォルト以外のポートにする
着呼用のポート番号をデフォルトのポート以外にする場合は,servicesファイルの設定を変更し,Internet Gateway Serverを再起動してください。
●プロキシ通信用のポート,SNMPプロキシのSNMP要求/トラップ受信用ポートをデフォルト以外のポートにする
servicesファイルの設定を変更し,Internet Gateway Serverを再起動してください。