近年,インターネットと企業ネットワークとの融合が急速に進みつつあります。これに伴い,企業ではインターネット経由で情報を配布したり,資源やジョブを管理したりするシステム構成が増えています。
このような場合,不正アクセスを防止するために一般的にファイアウォールを設置します。ファイアウォールでは各アプリケーションで使用するポートを透過設定にする必要があります。このためシステム構成内で使用するアプリケーションが増えると,設定するポートも増え,不正アクセスの危険が高まります。
JP1/Cm2/IGSは,各アプリケーションで使用するポートを統合し,送信パケット中のIPアドレスの変換や,送信データのTCP/IPプロトコル変換などの機能によって,JP1製品をインターネット/イントラネット環境で利用するための安全な環境を,簡易な設定で実現するための製品です。
JP1/Cm2/IGSには,次のような特長があります。