3.2.3 Proxy Optionの設定

Proxy Optionの設定として,Proxy Optionのセットアップと,WinSockのプロトコルカタログへの登録が必要です。

<この項の構成>
(1) Proxy Optionのセットアップ
(2) WinSockのプロトコルカタログへの登録

(1) Proxy Optionのセットアップ

  1. システム管理者のユーザアカウントで,ログインする。
  2. スタートメニューから[プログラム]-[Internet Gateway Server - Proxy Option]-[セットアップ]を選択する。
    [IGSプロキシ設定]ダイアログボックスが表示されます。「設定情報一覧」には,登録済みのプロキシ設定情報が表示されます。未登録の場合は空欄です。

    図3-1 [IGSプロキシ設定]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. 各項目を設定する。
    • APノードアドレス
      送信先アプリケーションノードのIPアドレスを指定します。「*(アスタリスク)」で任意指定することもできます(例:10.10.10.*)。
    • ポート番号
      送信先アプリケーションノードのポート番号を指定します。範囲指定することもできます。
    • プロトコル種別《TCP》
      通信プロトコルの種別を指定します。
    • UDP応答タイムアウト
      プロトコル種別でUDPを指定した場合だけ,UDP応答のタイムアウト時間を指定します。単位は秒です。
    • IGSアドレス
      Proxy Optionと連携するInternet Gateway ServerのIPアドレスを指定します。任意指定はできません。
    • プロキシゲートウェイポート番号《20304》
      「IGSアドレス」で指定したInternet Gateway Serverのプロキシ通信用TCP/UDPポート番号を指定します。連携するInternet Gateway Serverがデフォルトのポート番号以外を使用している場合は,連携するInternet Gateway Serverマシンのservicesファイルのサービス名=igsproxyのエントリに記述されているポート番号を指定してください。
  4. [追加]ボタンをクリックする。
    設定内容が,「設定情報一覧」に追加されます。
  5. [完了]ボタンをクリックする。
IGSプロキシ設定の設定内容を変更するには
  1. [IGSプロキシ設定]ダイアログボックスの「設定情報一覧」から,変更したい情報をクリックする。
    ダイアログボックス内に指定した情報の内容が表示されます。
  2. 設定内容を修正し,[修正]ボタンをクリックする。
  3. [完了]ボタンをクリックする。
Proxy Optionの設定内容を変更する場合は,Proxy Optionを停止してから行ってください。設定内容を変更後,Proxy Optionを稼働すると,設定内容が反映されます。
IGSプロキシ設定の設定内容を削除するには
  1. [IGSプロキシ設定]ダイアログボックスの「設定情報一覧」から,削除したい情報をクリックし,[削除]ボタンをクリックする。
  2. [完了]ボタンをクリックする。

(2) WinSockのプロトコルカタログへの登録

  1. スタートメニューから[プログラム]-[Internet Gateway Server - Proxy Option]-[プロトコルカタログへの登録/削除]を選択する。
    ウィザードに従い,WinSockのプロトコルカタログへの登録をします。
  2. Proxy Optionをインストールしたマシンを再起動する。

一度,プロトコルカタログへ登録すると,プロトコルカタログから削除をしないかぎり,削除されません。