9.2.4 Proxy Option運用時のメッセージ(KDJI601~KDJI623)

KDJI601-I


Proxy Optionの初期化に成功しました。(PID:プロセスID,NAME:プロセス名

Proxy Optionの初期化に成功しました。当プロセスでプロキシ通信を利用することができます。

  • プロセスID:上位アプリケーションのプロセスID
  • プロセス名:上位アプリケーション実行EXEファイル名(20文字まで表示。不明な場合は---を表示)。
(S)
処理を続行します。

KDJI602-E


Proxy Optionの初期化に失敗しました。(原因コード)(PID:プロセスID,NAME:プロセス名

Proxy Optionの初期化に失敗しました。当プロセスでプロキシ通信を利用することはできません。

  • 原因コード
    1:設定ファイルのオープンに失敗
    2:設定ファイルの読み込みエラー
    3:初期化に必要なメモリの確保に失敗
  • プロセスID:上位アプリケーションのプロセスID
  • プロセス名:上位アプリケーション実行EXEファイル名(20文字まで表示。不明な場合は---を表示)。
(S)
処理を続行します。このメッセージが出力された場合,プロキシ通信は利用できませんが,プロキシ通信を使用しない通常の通信は行うことができます。
(O)
原因コードごとに,以下の対策をしてください。
1,2:環境設定操作を行い,稼働操作を行う。
3:不要なアプリケーションの終了,またはメモリを増設する。

KDJI611-I


Proxy Optionを解放しました。(PID:プロセスID,NAME:プロセス名

Proxy Optionの実行に必要なリソースを解放しました。以降,当プロセスでプロキシ通信を利用することはできません。

  • プロセスID:上位アプリケーションのプロセスID
  • プロセス名:上位アプリケーション実行EXEファイル名(20文字まで表示。不明な場合は---を表示)。
(S)
処理を続行します。

KDJI621-E


メモリの確保に失敗しました。(PID:プロセスID,NAME:プロセス名
An attempt to secure the required memory failed.

Proxy Optionの実行に必要なメモリの確保に失敗しました。

  • プロセスID:上位アプリケーションのプロセスID
  • プロセス名:上位アプリケーション実行EXEファイル名(20文字まで表示。不明な場合は---を表示)。
(S)
処理を続行します。
(O)
このメッセージが出力された場合,プロキシ通信が正常に機能しないため,データ送信に失敗することがあります。このメッセージが頻繁に出力される場合は,不要なアプリケーションを終了してください。またはメモリを増設してください。

KDJI622-E


送信データグラムの最大サイズの取得に失敗しました。(PID:プロセスID,NAME:プロセス名

Proxy Optionの実行に必要な送信データグラムの最大サイズ(SO_MAX_MSG_SIZE)の取得に失敗しました。

  • プロセスID:上位アプリケーションのプロセスID
  • プロセス名:上位アプリケーション実行EXEファイル名(20文字まで表示。不明な場合は---を表示)。
(S)
処理を続行します。
(O)
このメッセージが出力された場合,プロキシ通信が正常に機能しないため,データ送信(UDP)に失敗することがあります。送信エラーの場合は,エラーがそのまま上位アプリケーションに返ります。

KDJI623-E


サポートしているメッセージサイズを超えています。(Support Size:バイト数,Request Size:バイト数)(PID:プロセスID,NAME:プロセス名

Proxy Optionがサポートする最大メッセージサイズを超える要求が発生しました。

  • バイト数:バイト数
  • プロセスID:上位アプリケーションのプロセスID
  • プロセス名:上位アプリケーション実行EXEファイル名(20文字まで表示。不明な場合は---を表示)。
(S)
エラーを上位アプリケーションに返し,処理を続行します。
(O)
このメッセージが出力された場合,プロキシ通信が正常に機能しないため,データ送信(UDP)に必ず失敗します。上位アプリケーションが動作確認済みアプリケーションかどうかを確認してください。また,可能であれば上位アプリケーションの設定で,Proxy Optionがサポートする最大メッセージサイズを超えないように設定してください。