2.7.2 IGSコネクションの生存監視

指定した間隔で,JP1/Cm2/IGS間で生存監視用パケットを交換し,IGSコネクションの生存を監視します。

IGSコネクションの生存監視機能の動作概要を,次の図に示します。なお,図中の番号と説明の番号は対応しています。

図2-13 IGSコネクションの生存監視

[図データ]

  1. 指定した期間,IGSコネクションが無通信だった場合,生存監視確認用パケットが送信されます。
  2. 応答があれば,IGSコネクションが使用できる状態になっています。
  3. 応答がない場合,指定した間隔で指定した回数の生存監視パケットが送信されます。その間,応答がない場合はエラーメッセージが出力され,IGSコネクションが切断されます。
注意事項
  • IGSコネクションの生存監視機能は,発呼側,または着呼側どちらかのInternet Gateway Serverが07-00の場合は,使用できません。
  • JP1/Cm2/IGSマシンにIPアドレスが複数ある場合は,JP1/Cm2/IGSで使用するIPアドレスを設定してください。IPアドレスの設定については「4.2.5(1) IPアドレスの設定」を参照してください。
  • JP1/Cm2/IGS間にファイアウォールがあり,一定時間,無通信状態が続くとファイアウォールがポートを閉塞する設定がされている場合は,ファイアウォールで設定されている監視時間よりも,IGSコネクションの生存監視時間を短く設定してください。
    IGSコネクションの生存監視時間の設定方法の詳細については,「4.2.5 動作オプションの設定」を参照してください。