7.7 IGS Proxy Option固定ポート定義ファイル(igsfixport.conf)

IGS Proxy Option固定ポート定義ファイルは,上位アプリケーションから固定のポート番号の割り当てが要求された場合,Proxy Optionがランダムにポート番号の割り当てをします。上位アプリケーションに使用されたくないポート番号を定義します。

この定義ファイルは,Proxy Optionを使用し,Proxy Optionを使用する上位アプリケーションの送信元ポート番号が固定の場合に,定義することをお勧めします。また,定義が必要かどうかの判断については,「付録F.2(3) プロキシ通信機能を適用する場合の注意事項」を参照してください。

<この節の構成>
(1) 書式
(2) 定義内容

(1) 書式

名前 送信元固定ポート番号/{tcp|udp} コメント

(2) 定義内容

名前
決まった形式はありません。この項目は,省略できません。
送信元固定ポート番号/プロトコル種別
送信元固定ポート番号とプロトコル種別の間は,「/(スラント)」で区切ります。
  • 送信元固定ポート番号((1~65535))
    上位アプリケーションが,ここで指定したポート番号の割り当てを要求した場合,Proxy Optionがランダムにポート番号の割り当てをします。この項目は,省略できません。
  • {tcp|udp}
    上位アプリケーションが,割り当てようとした送信元固定ポート番号のプロトコル種別(tcpまたはudp)を指定します。必ず小文字で指定してください。この項目は,省略できません。
コメント
#以降はコメントとみなされます。この項目は,省略できます。