形式
apmproclist
apmproclist {-e | -c | -ec}
機能
実行マシン上で動作するすべてのプロセス名を,APMが認識する監視プロセス名で標準出力に一覧表示します。出力する情報はWindowsとUNIXで異なります。次の表に各プラットフォームの表示情報を示します。
出力情報 | Windows | UNIX | 説明 |
---|---|---|---|
プロセスID | ○ | ○ | 対象プロセスのプロセスID |
親プロセスID | ○ | ○ | 対象プロセスの親プロセスのプロセスID |
実行ファイル名 | ○ | ○ | 対象プロセスの実行ファイル名。Windowsの場合,拡張子を含まない形で表示されます。 |
コマンドライン名 | × | ○ | 対象プロセス起動時のコマンドライン行 |
オプション
-e
実行ファイル名を表示します。
-c
コマンドライン名を表示します。
-ec
実行ファイル名とコマンドライン名を両方表示します。
使用例
Windows環境の実行例
ヘッダ行に続き,プロセス情報を表示します。プロセス情報として,プロセスIDとプロセス名を一つのタブで区切って表示します。
UNIX環境の実行例(-eオプションの場合)
ヘッダ行に続き,プロセス情報を表示します。プロセス情報として,プロセスID,親プロセスID,プロセス名(実行ファイル名)の順に一つ以上の半角スペースで区切って表示します。また,PID/PPIDの表示カラムは,すべてのプロセスのPID/PPID中の最大けた数で右詰表示とします。
UNIX環境の実行例(-cオプションの場合)
ヘッダ行に続き,プロセス情報が表示されます。プロセス情報として,プロセスID,親プロセスID,プロセス名(コマンドライン名)の順に一つ以上の半角スペースで区切って表示します。また,PID/PPIDの表示カラムは,すべてのプロセスのPID/PPID中の最大けた数で右詰表示とします。
UNIX環境の実行例(-ecオプションの場合)
ヘッダ行に続き,プロセス情報を表示します。プロセス情報として,プロセスID,親プロセスID,プロセス名(実行ファイル名),プロセス名(コマンドライン名)の順に一つ以上の半角スペースで区切って表示します。PID/PPIDの表示カラムは"apmproclist -e"の場合と同じです。実行ファイル名の表示カラムは,すべての実行ファイル名中,最も長い文字列の文字数をけた数とし,左詰で表示します。
使用方法を表示します。(日本語表記)
使用方法を表示します。(英語表記)
戻り値
0 | 正常終了 |
1 | 実行エラー。エラーメッセージを標準エラー出力に出力する。 |
注意事項
Administratorsグループに属するユーザで実行してください。APMサービスの起動/停止に関係なく実行できます。