APMのTCPサービス定義ファイルには,TCPヘルスチェック機能を適用するか否か,およびSSOとの通信用のポート番号を指定します。TCPサービス定義ファイル作成上の注意事項を以下に示します。
(1) 書式
TCPサービス定義ファイルの書式を,次に示します。
(2) 定義内容
キー名 | 説明 |
---|---|
TCPSERVMODE 《OFF》((OFF/ON)) | TCPヘルスチェック機能を適用する場合はON,適用しない場合はOFFを指定します。 |
LISTENPORT 《20307》((1~65535)) | TCPヘルスチェック機能を適用する場合,SSOからのTCP接続受付を行うポート番号を指定します。 |
(3) ファイアウォールの通過方向
TCPヘルスチェック機能適用時のヘルスチェックがファイアウォールを通過するための方向を次の表に示します。
プログラム名(機能) | プロセス名 | ポート番号※ | ファイアウォール通過方向 |
---|---|---|---|
APM(TCPヘルスチェック受信) | apmProcMng | 20307/tcp | APM <-- SSO |
注※ ポート番号はデフォルト値での設定値となります。設定変更されている場合はそのポート番号に合わせてください。