TCPエージェント定義ファイルには,TCPヘルスチェック機能の対象とするAPMを指定します。
(1) 書式
TCPエージェント定義ファイルには,エージェントごとの定義を1行で指定します。各項目の間は「:(コロン)」で区切ってください。TCPエージェント定義ファイル作成上の注意事項を次に示します。
(2) 定義内容
項目 | 値 |
---|---|
IPアドレス | 監視対象エージェントのIPアドレスを,「n.n.n.n」の形式で指定します。nには,0~255の値,または「*(アスタリスク),?(疑問符)」のワイルドカードを指定できます。 |
ポート番号 《20307》((1~65535)) | 監視対象エージェントに対してヘルスチェックを行う場合のポート番号を指定します。このポート番号は,監視対象エージェント側のTCPサービス定義ファイルのLISTENPORTキー値に合わせてください。TCPサービス定義ファイルについては「7.4.8 TCPサービス定義ファイル(apmtcpserv.conf)」を参照してください。 |
応答監視時間 《50》((10~36000)) | 監視対象エージェントに対してヘルスチェックを行った場合の応答監視時間を,1/10秒単位で指定します。 |
リトライ回数 《1》((0~99)) | 監視対象エージェントに対するヘルスチェックに失敗した場合のリトライ回数を指定します。 |
(3) 定義例
TCPエージェント定義ファイルの定義例を次に示します。