SSO起動定義ファイルには,SSOのデーモンプロセスの起動に関する設定を定義します。
(1) 書式
SSO起動定義ファイルの書式を次に示します。
SSO起動定義ファイルを記述する場合の注意事項を次に示します。
(2) 定義内容
SSO起動定義ファイルの定義内容を,次の表に示します。
フィールド名 | 値 |
---|---|
デーモンプロセス名 | 次に示すどれかのデーモンプロセス名を必ず指定します。
|
依存デーモンプロセス名 | 動作の前提となるデーモンプロセス名を記述します。複数記述する場合は「,(コンマ)」で区切って記述します。 デーモンプロセス名ssocolmngの定義では,必ずssocollectdを指定してください。 |
オプション | 各デーモンプロセスの起動オプションを記述します。起動オプションについては,「6. コマンド」の各デーモンプロセスに対応するコマンドを参照してください。 |
起動停止監視タイムアウト時間 《300》((10~600)) | デーモンプロセスごとに,起動または停止のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 起動タイムアウトの場合,そのデーモンプロセスの起動はスキップします。 停止タイムアウトの場合,そのデーモンプロセスを終了シグナル送信によって強制終了します。 |
(3) インストール時のSSO起動定義ファイル
インストール時のSSO起動定義ファイルを次に示します。
(4) 定義例
SSO起動定義ファイルの定義例を次に示します。
(5) 注意事項
ssostopコマンド実行時に次のエラーメッセージが出力された場合は,そのメッセージで示されるデーモンプロセスの終了処理が,タイムアウト時間以内に完了していません。この場合は,SSO起動定義ファイルで,該当するデーモンプロセスのタイムアウト時間を延ばしてください。
ssospmd: デーモンプロセス(デーモンプロセス名)でタイムアウトが発生しました。