動作ログ定義ファイルには,SSOの動作ログの出力について定義します。動作ログ定義ファイルは,デーモンプロセス起動時およびコマンド実行時に読み込まれます。そのため,設定内容を変更した場合,デーモンプロセスを再起動する必要があります。
(1) 書式
動作ログ定義ファイルの書式を,次に示します。
動作ログ定義ファイルを記述する場合の注意事項を次に示します。
(2) 定義内容
動作ログ定義ファイルの定義内容を,次の表に示します。
キー名 | 値 |
---|---|
auditlog-mode 《on》((on|off)) | 動作ログの出力有無を定義します。 on:動作ログを出力する。 off:動作ログを出力しない。 |
auditlog-num 《3》((2~10面)) | 動作ログファイルの面数を指定します。 例えば,3を指定した場合,動作ログファイルのバックアップが2世代まで保存されます。 |
auditlog-size 《4》((1~32メガバイト)) | 一つの動作ログファイルの最大サイズを指定します。 |
auditlog-level 《0》 | イベントログ(Windows)およびsyslog(UNIX)への出力有無,および出力レベルを定義します。なお,I,W,Eのどれかを指定する場合は,auditlog-modeにonを指定する必要があります。 0:イベントログまたはsyslogへ出力しません。 I:すべてのメッセージID種別の情報を出力します。 W:メッセージID種別がW,EおよびSの情報を出力します。 E:メッセージID種別がEおよびSの情報を出力します。 |
注 事象の結果については,「表N-2 動作ログの共通出力項目」の出力される属性名「result」を参照してください。
(3) 定義例
動作ログ定義ファイルの定義例を次に示します。