7.4.7 イベントTCP通知定義ファイルapmtcpsend.conf

イベントTCP通知定義ファイルには,APMが発行するイベントをTCP通信で通知させる場合の情報を定義します。なお,このファイルを変更した場合は,次のどちらかの処理を実行してください。

<この項の構成>
(1) 書式
(2) 定義内容
(3) ファイアウォールの通過方向
(4) 注意事項

(1) 書式

イベントTCP通知定義ファイルの書式を,次に示します。

[図データ]

(2) 定義内容

キー名説明
TCPSMODE
《ON》
イベント通知にTCP通信を使用するかどうか指定します。
TCPSPORT
《20264》((1~65535の整数値))
SSOのポート番号定義ファイル(ssoport.conf)のssoapmevtキーに設定した値を指定します。
RETRYCNT
《2》((0~5回))
イベントを通知できない場合のリトライ回数を指定します。0を指定した場合はリトライしません。
INTERVAL
《5》((3~10秒))
リトライ間隔を指定します。

(3) ファイアウォールの通過方向

APMが発行するイベントをTCP通信化する場合の,ファイアウォールを通過するための方向を次の表に示します。

プログラム名(機能)プロセス名ポート番号ファイアウォール通過方向
APMapmProcMng20264/tcpAPM --> SSO
注※ ポート番号はデフォルト値での設定となります。設定変更されている場合はそのポート番号に合わせてください。

(4) 注意事項

APMのイベントをTCP通信で通知する場合,イベント遅延機能は無効です。