3.4.4
クラスタシステムでSSOを運用する場合の注意事項
監視マネージャのIPアドレスとして,移動IPアドレス(再配置可能IPアドレス,パッケージIPアドレス,フローティングIPアドレス,浮動IPアドレス,または論理IPアドレス)を使用するように設定してください。監視マネージャのIPアドレスは,次に示す定義ファイルのキーに定義します。
ssoapmon動作定義ファイルおよびssocolmng動作定義ファイルの「change-my-address」キー
ssoapmon動作定義ファイルおよびssocollectd動作定義ファイルの「snmp-address」キー
ssorptd動作定義ファイルの「default-disp-address」キー
各定義ファイルの詳細は,「
7.3.7 ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)
」,「
7.3.8 ssocolmng動作定義ファイル(ssocolmng.def)
」,「
7.3.9 ssocollectd動作定義ファイル(ssocollectd.def)
」,および「
7.3.22 ssorptd動作定義ファイル(ssorptd.def)
」を参照してください。
NNMiとの連携が不可となった場合に,SSOプロセスが停止してしまうことでフェールオーバーが発生するのを防止するため,ssospmd動作定義ファイルの「nnm-coop-policy」キーに「1」を設定してください。詳細は,「
7.3.25 ssospmd動作定義ファイル(ssospmd.def)
」を参照してください。
SSOは,アクティブ・スタンバイ構成のクラスタシステムで運用し,下記のクラスタソフトと連携してフェールオーバーすることができます。アクティブ・アクティブ構成には対応していません。
【Windows】
・Microsoft Cluster Service
・Windows Server Failover Clustering
【Solaris】
・Veritas Cluster Server
【HP-UX】
・HP Serviceguard
【Linux】
・HAモニタ
・Veritas Cluster Server