しきい値監視をする場合の,固定しきい値の初期値を定義します。製品が提供する初期値一覧は「付録H しきい値定義ファイルの初期値一覧」を参照してください。
(1) 書式
しきい値定義ファイルの書式を次に示します。
(2) リソースに関する定義内容
キー名 | 値 |
---|---|
rsc_id | リソースIDを記述します※1。 |
threshold_monitoring 《N※2》 | 全サブリソースに対する収集データのしきい値チェックの有無をYまたはNで記述します。 |
注※1 リソースIDとリソースの対応については,「付録F リソース一覧」を参照してください。
注※2 一部のリソースでは「Y」の場合があります。
リソースに関する定義の注意事項を次に示します。
(3) サブリソースに関する定義内容
キー名 | 値 |
---|---|
threshold_submonitoring 《N※》 | サブリソースごとの収集データのしきい値チェックの有無をYまたはNで記述します。threshold_monitoringが定義されていてもこのキーによる定義が優先されます。 |
threshold ((0,±1.00×10-2~±1.7976931348623157×10127の整数または浮動小数点(倍精度実数))) | 警戒しきい値,および危険しきい値を指定します。しきい値の間は「;(セミコロン)」で区切ってください。 |
threshold_OVER 《1;1》((1~99)) | 警戒しきい値,および危険しきい値の連続超過回数を指定します。連続超過回数の間は「;(セミコロン)」で区切ってください。 |
注※ 一部のサブリソースでは「Y」の場合があります。
サブリソースに関する定義の注意事項を次に示します。
(4) 定義例
しきい値定義ファイルの定義例を次に示します。