5.2 パネル操作機能のメッセージ
パネル操作機能のメッセージについて説明します。
なお,この章では,メッセージ中の可変値を斜体で示しています。
KDNL003P-Q
ポーリング間隔を入力してください。(単位:秒)
KDNL004P-Q
タイムアウト間隔を入力してください。(単位:秒)
KDNL016P-K
パネル操作ウィンドウの表示処理中です。お待ち下さい。
KDNL101P-E
一覧表示するポート数は50個以下にしてください。
- 対処
- 選択するポート数を50個以下に減らして,再度メニューから[一覧]を選択してください。
KDNL103P-E
一覧表示するMIB情報がありません。
- 要因
- 次の要因が考えられます。
- 構成情報を定義していないポートだけを選択している。
- 対象機器(制御プログラム)が,MIB情報を通知できない状態にある。
KDNL410P-E
ホスト名称に対する
処理種別処理中にSNMP get要求がタイムアウトしました。
- 対処
- パネル操作機能起動後に発生した場合
- この現象が頻発する場合は,次のどれかで対処してください。
- ホスト名称@timeOutIntervalまたはtimeOutIntervalカスタマイズリソースに大きな値を設定したあと,メニューから[再起動]を選択する。
- -timeoutオプションに大きな値を指定してパネル操作を起動し直す。
- メニューの[タイムアウト間隔]を選択して,大きな値を設定する。
- パネル操作機能起動時に発生した場合
- get用のコミュニティ名称,またはリモート・ポートが不正な場合は,カスタマイズリソースまたはコマンドオプションで正しいコミュニティ名称,またはリモート・ポートを設定したあと,パネル操作を起動してください。get用のコミュニティ名称,およびリモート・ポートが正しい場合で,パネル操作を起動し直してもこの現象が発生する場合は,次のどちらかで対処してください。
- ホスト名称@timeOutIntervalまたはtimeOutIntervalカスタマイズリソースに大きな値を設定する。
- -timeoutオプションにおきな値を指定する。
KDNL415P-E
panelコマンドの指定に誤りがあります。
[・ホスト名称が指定されていません。]
[・不正なオプションです:
オプション[, ...]]
[・オプション値が不正です:
オプション 値[, ...]]
使用方法: panel ホスト名称 [オプション]
オプション:
-v1 (SNMPv1)
-v2c (SNMPv2c)
-timeout タイムアウト間隔(1/10秒単位)
-retry 再試行回数
-community コミュニティ名称
-port リモートポート
KDNL417P-E
ホスト名称(
ホスト名称)が不正です。
KDNL418P-E
ホスト名称に対する
処理種別処理中にSNMP get next 要求がタイムアウトしました。
- 対処
- パネル操作機能起動後に発生した場合
- この現象が頻発する場合は,次のどれかで対処してください。
- ホスト名称@timeOutIntervalまたはtimeOutIntervalカスタマイズリソースに大きな値を設定したあと,メニューから[再起動]を選択する。
- -timeoutオプションに大きな値を指定してパネル操作を起動し直す。
- メニューの[タイムアウト間隔]を選択して,大きな値を設定する。
- パネル操作機能起動時に発生した場合
- get用のコミュニティ名称,またはリモート・ポートが不正な場合は,カスタマイズリソースまたはコマンドオプションで正しいコミュニティ名称,またはリモート・ポートを設定したあと,パネル操作を起動してください。get用のコミュニティ名称,およびリモート・ポートが正しい場合で,パネル操作を起動し直してもこの現象が発生する場合は,次のどちらかで対処してください。
- ホスト名称@timeOutIntervalまたはtimeOutIntervalカスタマイズリソースに大きな値を設定する。
- -timeoutオプションにおきな値を指定する。
KDNL420P-W
ログファイルの{
関数名()が失敗しました。|形式が不正です。}
・ファイル:
ログファイル名[・errno:
エラーコード(
理由)]
ログが採取できないので,原因解決後,パネル操作をやり直してください。
KDNL501P-E
リソース値(*
リソース名称:
リソース値)が不正です。
- 要因
- カスタマイズファイル中のリソース定義に誤りがあります。
- 対処
- リソース定義を正した後,パネル操作機能を起動し直してください。
KDNL600P-E
パネル操作対象外のノードです。
KDNL701P-I
ホスト名称:
ホスト名称の管理情報
管理情報群
- 要因
- メニューの[一覧]で,機器全体の管理情報表示を指示した場合に表示されます。
- 管理情報群には,管理項目ごとに,管理項目名称と管理項目MIB値を対にして情報を表示します。
- 表示する管理項目を次に示します。
表5-1 表示する管理項目
管理項目 | 説明 |
---|
IOSバージョン | 該当する機器のIOSバージョン。 |
KDNL702P-I
ホスト名称:
ホスト名称ポート種別 番号ポートの管理情報 (Ciscoスイッチの場合)
ポート種別 番号番ポートの管理情報 (Cisco 3660メインボード・筐体上のポートの場合)
ポート種別 番号slot
番号番ポートの管理情報 (ネットワークモジュールの場合)
ポート種別 番号slot
番号Dslot
番号番ポートの管理情報 (インタフェースカードの場合)
管理情報群 :
- 要因
- メニューの[一覧]で,ポートの管理情報表示を選択した場合に表示されます。
- 管理情報群には,管理項目ごとに,管理項目名称と管理項目MIB値を対にして情報を表示します。
- 表示する管理項目を次に示します。
表5-2 表示する管理項目
管理項目 | 説明 |
---|
受信オクテット数 | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して受信したオクテット数の合計。 |
送信オクテット数 | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して送信したオクテット数の合計。 |
受信パケット数(ユニキャスト) | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して受信した個別アドレス指定のパケット数の合計。 |
受信パケット数(ユニキャスト以外) | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して受信したマルチキャストまたはブロードキャストのパケット数の合計。 |
送信パケット数(ユニキャスト) | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して送信した個別アドレス指定のパケット数の合計。 |
送信パケット数(ユニキャスト以外) | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して送信したマルチキャストまたはブロードキャストのパケット数の合計。 |
受信エラーパケット数 | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して受信したエラーパケット数の合計。 |
送信エラーパケット数 | 該当する機器の電源を入れてから現在までに,該当するポートを介して送信したエラーパケット数の合計。 |
KDNL800P-E
メモリ不足が発生しました。
KDNL802P-E
ビットマップファイル(
名称)が不正です。
- 要因
- カスタマイズファイル中のリソース定義で設定したビットマップファイルについて次のことが考えられます。
- 対処
- リソース定義を修正したあと,パネル操作機能を起動し直してください。
KDNL815P-E
[
名称に対する][
処理種別処理中に][{SNMP{get|set|get next}要求で|
関数名()で}]エラーが発生しました。
・原因:
原因[・errno:
エラーコード(
理由)]
[・オブジェクトID:
オブジェクトID]
[・レジストリー:
レジストリーキー,または
値エントリー]
[・ファイル:
ファイル名]
具体的なメッセージの要因と対処を次に示します。
- 要因
- エージェントから予期しない応答が返りました。
~一覧処理中にSNMP get要求でエラーが発生しました。
- 原因:変数が存在しない,又は読込専用(read only)です。
|
~一覧処理中にSNMP get要求でエラーが発生しました。
- 原因:SNMP:The variable does not exist or is read only
|
~一覧処理中にSNMP get要求でエラーが発生しました。
- 原因:SNMP変数が存在しないか,アクセスできません。
|
- 要因
- ノードの機器構成が変更されました。
- 対処
- 機器構成が変更された場合は,パネル操作機能を再起動してください。
~表示処理中にSnmpSendMsg()でエラーが発生しました。
- 原因:(199) Undefined TL error
|
- 対処
- ネットワーク接続が無効な場合は有効にしてください。
- 対処
- オンラインマニュアルを参照してください。
KDNL900P-E
関数名()の引数が不正です。
- 対処
- システム管理者に連絡してください。