1.1 トラブル発生時の対処手順
JP1/Cm2/NCでトラブルが起きた場合の対処の手順を次に示します。
- 現象の確認
トラブルが発生したときの現象を確認してください。メッセージが出力されている場合は,メッセージの内容を確認してください。各メッセージの要因と対処方法については,「3. メッセージ」を参照してください。一般的に想定されるトラブルの対処法については,「1.2 トラブルへの対処方法」を参照してください。
また,ログの内容も確認してください。JP1/Cm2/NCが出力するログ情報については,「1.3 ログ情報の種類」を参照してください。
- 資料の採取
トラブルの要因を調べるために資料の採取が必要です。「1.4 トラブル発生時に採取が必要な資料」および「1.5 資料の採取方法」を参照して,必要な資料を採取してください。
- 問題の調査
採取した資料を基に問題の要因を調査し,問題が発生している部分,または問題の範囲を切り分けてください。
- 注意
- トラブル対処にJP1/Cm2/NCが提供している保守用コマンド(ncmcreatedb,ncmischk,ncmismlcktr)を使用する場合があります。保守用コマンドを使用する場合は,必ずシステム管理者に確認してから使用してください。