JP1/Cm2/Network Element Configuration トラブルシューティング
形式
- 32ビット版OSの場合
ncvlog.bat[保存先ディレクトリ名]
- 64ビット版OSの場合
ncvlog_x64.bat[保存先ディレクトリ名]
機能
JP1/Cm2/NC - View用トラブルシューティング関連コマンドです。JP1/Cm2/NC - Viewで障害が発生した場合に,資料を採取・バックアップするために実行します。採取できる資料については,「1.4 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。なお,ncvlog.batまたはncvlog_x64.batを実行するにはセットアップが必要です。マニュアル「JP1/Cm2/Network Element Configuration 機能・構築ガイド」の資料採取ツールのセットアップについて記述している章を参照し,実行前にセットアップしてください。
実行権限
Administrators権限
格納場所
JP1/Cm2/NC - Viewインストール先フォルダ\usertools\
引数
保存先ディレクトリ名
採取した資料を保存するディレクトリ名をフルパスで指定します。スペースを含むフォルダ(例:\program files)を資料格納フォルダに指定する場合,「"」(引用符)で囲んでください。この引数を省略すると,次のディレクトリ下に資料が保存されます。
%TEMP%\jp1log\ncvなお,「%TEMP%」は,環境変数「TEMP」で指定されているディレクトリです。
注意事項
- ncvlog.batまたはncvlog_x64.batは,障害が発生した直後に実行してください。
- 指定した保存先ディレクトリがない,または「%TEMP%」の下に「jp1log\ncv」ディレクトリがない場合,コマンドの実行を一時停止して,ディレクトリを作成する確認メッセージを表示します。自動実行している場合などでコマンドの実行を一時停止させたくないときは,コマンドの実行前に,次に示すどれかの対策を実施してください。
- 保存先ディレクトリを作成する。
- pause行の行頭に「REM」と記述し,コメント行にする。
- pause行を削除する。
- 保存先ディレクトリ下にすでに資料がある場合,資料は上書き保存されます。
- 採取する資料は,ファイルサイズが大きい場合があります。資料保存先のディスク容量が十分にあることを確認してください。
使用例
コマンドの使用例を次に示します。
保存先ディレクトリを指定して資料を採取する
C:\> ncvlog.bat C:\Temp
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