構成パラメーター定義ファイル内に定義したワーク以下の各パラメーターまたは属性値を変数に設定し,ncvclcmdコマンドで指定する方法は次のとおりです。
(1) 変数の設定についての注意事項
構成パラメーター定義ファイルに定義する変数についての注意事項を次に示します。
(2) 構成パラメーター定義ファイルの設定例およびncvclcmdコマンドの実行例
変数を含む構成パラメーター定義ファイルの設定例およびncvclcmdコマンドの実行例を次に示します。
次の例題を使用して説明します。なお,この例題は「4.6.2 VLAN構成情報を設定する場合の例」で使用した例題と同じです。
ここでは,VLAN-IDおよびスイッチ名を変数にして構成パラメーター定義ファイルを作成します。VLAN-IDの変数の識別番号は1,スイッチ名の変数の識別番号は10とします。
構成パラメーター定義ファイルの設定例を次に示します。
図で網掛けになっている部分が変数を含む行です。
この構成定義パラメーター定義ファイルを使用し,ncvclcmdコマンドを実行する場合には,-pオプションでVLAN-IDおよびスイッチ名に代入する値を次のように指定します。なお,作成したファイルは,c:¥temp¥test.xmlに保存したとします。
ncvclcmd SetVlanConf -f c:¥temp¥test.xml -w TestWork -p1 100 -p10 BS01
また,ncvclcmdコマンドを実行するときに,-oオプションも指定すると,-pオプションで指定した値を代入した状態でファイルを出力することもできます。
ncvclcmd SetVlanConf -f c:¥temp¥test.xml -o c:¥temp¥out.xml -w TestWork -p1 100 -p10 BS01
ncvclcmdコマンドのオプションについては,「3. CLI関連コマンド」の「ncvclcmd」を参照してください。