ncvclcmdコマンドを実行する場合,構成パラメーター定義ファイル上に定義が必要なコマンドを指定するときには,該当するコマンドについてあらかじめ構成パラメーター定義ファイルへの定義が必要です。
この節では,CLIを使ってSLBを設定する場合について,構成パラメーター定義ファイル上に定義が必要なコマンドごとに,構成パラメーター定義ファイルの定義内容を説明します。
構成パラメーター定義ファイル上に定義が必要なコマンドを,次の表に示します。
表4-12 構成パラメーター定義ファイル上に定義が必要なコマンド一覧(SLB)
コマンド | 用途 | スイッチの対応 | 参照先 |
---|---|---|---|
BIG-IP | |||
SetV-ServerConf | 論理サーバ構成情報を設定するために使用します。 | ○ | 4.4.1 |
SetR-ServerConf | 物理サーバ構成情報を設定するために使用します。 | ○ | 4.4.2 |
SetBindConf | バインド構成情報を設定するために使用します。 | ○ | 4.4.3 |
なお,構成パラメーター定義ファイル内の各パラメーターを,ncvclcmdコマンド実行時にコマンドラインから指定することもできます。コマンドラインから構成パラメーターを指定する方法については,「4.7 構成パラメーター定義ファイルに変数を設定する方法」を参照してください。
次に,構成パラメーター定義ファイルの設定内容を説明します。