4.6.1 VLAN定義情報を設定する場合の例

構成パラメーター定義ファイルにVLAN定義情報を設定し,ncvclcmdコマンドで設定を実行する場合の構成パラメーター定義ファイルの作成例,およびncvclcmdコマンドの実行例について示します。

<この項の構成>
(1) 構成パラメーター定義ファイルの作成例
(2) ncvclcmdコマンドの実行例

(1) 構成パラメーター定義ファイルの作成例

次の例題を使用して,構成パラメーター定義ファイルを作成します。

例題
  • VLAN管理ドメインNCDomainに,VLAN-ID=100で新しいVLAN定義(VLAN名=NCVlan,VLANタイプ=ポートVLAN)を追加する。
  • 設定するためのワークのワーク名はTestWorkとする。

次に,構成パラメーター定義ファイルの作成手順を説明します。

  1. 構成パラメーター定義ファイルの共通部分を記述する。
    まず,構成パラメーター定義ファイルの共通部分を記述します。

    [図データ]

  2. 実行するコマンドに対応するパラメーターを記述する。
    VLAN定義情報は,SetVlanDefコマンドで設定します。
    SetVlanDefコマンドの設定内容は,構成パラメーター定義ファイルにSetVlanDefパラメーターを使用します。次のように記述を追加します。

    [図データ]

  3. ワークを作成し,必要な属性を記述する。

    [図データ]

  4. ワーク内に,必要な設定パラメーターを記述する。

    [図データ]

  5. 構成パラメーター定義ファイルを保存する。
    作成した定義ファイルを,XMLファイルとして保存します。ファイル名および格納先は任意です。
    保存例:c:¥temp¥test.xml

(2) ncvclcmdコマンドの実行例

(1)で作成した構成パラメーター定義ファイルの定義内容をスイッチに反映する場合は,ncvclcmdコマンドを次のように実行します。

ncvclcmd SetVlanDef -f c:¥temp¥test.xml -w TestWork