はじめに

このマニュアルはCLIを使用したJP1/Cm2/Network Element Configuration(以降JP1/Cm2/NCと略します)の運用について,概要,運用手順,運用に使用するコマンド,および定義ファイルの文法を説明しています。

対象読者

JP1/Cm2/NCのマニュアルは,次の方を対象にしています。

なお,対象読者は,VLAN,サーバロードバランシング,アクセス制御,QoS制御またはアップリンクフェイルオーバーについて理解していることを前提にしています。CLIを使用する方は,XMLについて理解していることを前提にしています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章から構成されています。

第1章 CLIの概要
CLIを使用したJP1/Cm2/NCの運用の概要およびCLIでサポートしている設定内容について説明しています。
第2章 CLIの運用
CLIを使用したJP1/Cm2/NCの運用の流れおよびCLI制御プログラムの起動および終了について説明しています。
第3章 CLI関連コマンド
CLIを使用したJP1/Cm2/NCの運用で使用するコマンドについて説明しています。
第4章 構成パラメーター定義ファイル
CLIを使用したJP1/Cm2/NCの運用で使用する構成パラメーター定義ファイルについて説明しています。

このマニュアルで使用している記号

このマニュアルで使用する記号を次に示します。

記号意味
[ ]メニュー項目,ダイアログボックス,ボタンなどを示します。
[ ]-[ ]メニュー項目を連続して選択することを示します。
太字変数の値を示します。

コマンドで使用している記号

このマニュアルのコマンドおよび定義ファイルの説明で使用する記号を,次に示します。

記号意味
|(ストローク)複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)
「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。
[ ](角括弧)この記号で囲まれている項目は,任意に指定・省略できます。
(例)
「[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します。必要でない場合は,Aを省略できます。
「[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します。必要でない場合は,BおよびCを省略できます。
《 》デフォルト値を示します。
(( ))指定できる値の範囲を示します。

図中で使用している記号

このマニュアルの図中で使用する記号を次のように定義します。

[図データ]

デフォルトのインストール先フォルダの表記

このマニュアルでは,JP1/Cm2/NCの該当プログラムについて,デフォルトのインストール先フォルダを次のように表記しています。

製品名デフォルトのインストール先フォルダこのマニュアルでの表記
JP1/Cm2/NC - Viewシステムドライブ¥Program Files¥Hitachi¥JP1Cm2NC¥viewJP1/Cm2/NC - Viewインストール先フォルダ

注※ 32bitアプリケーションとして動作するJP1/Cm2/NCを64bitカーネルモードのOS上で動作させた場合,デフォルトのインストールフォルダ「システムドライブ¥Program Files」は「システムドライブ¥Program Files (x86)」になります。