スイッチの構成情報の同期を取る場合,ncvclcmdコマンド実行時にSyncSwitchConfコマンドを指定します。SyncSwitchConfコマンドの定義内容を,あらかじめ構成パラメーター定義ファイル上に定義しておきます。
SyncSwitchConfコマンドの定義内容は,SyncSwitchConfパラメーターを使用して定義します。SyncSwitchConfパラメーターは名前空間nc-2.0でサポートしているパラメーターです。そのため,名前空間nc-2.0を使用して定義します。SyncSwitchConfパラメーターには,スイッチ固有の名前空間で定義する内容はありません。
構成パラメーター定義ファイルのSyncSwitchConfパラメーター部分について,次に示します。
(1) SyncSwitchConfパラメーターの内容
構成パラメーター定義ファイルのSyncSwitchConfパラメーター部分について次に示します。
(a) 形式
SyncSwitchConfパラメーターの形式を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |
(b) 各パラメーターの内容
SyncSwitchConfパラメーターを構成する各パラメーターについて,次の表に示します。
表4-6 SyncSwitchConfパラメーターを構成するパラメーター
パラメーター | 定義内容 | 説明 | 区分 |
---|---|---|---|
SyncSwitchConf_Work | SyncSwitchConfのワーク | SyncSwitchConfについて,ワークを定義します。 NameおよびSwitchNameを属性に指定します。 ワークは,複数定義でき,それぞれがコマンドに対して独立しています。 | 必須 |
Name | ワーク名 | SyncSwitchConf_Workの属性です。ワーク名を255バイト以内で定義します。使用できる文字は,半角英数字および記号です。 この属性で指定した値は,ncvclcmdコマンド実行時に,-wオプションでワーク名を指定する場合に使用します。 | 必須 |
SwitchName | スイッチ名 | SyncSwitchConf_Workの属性です。構成情報の同期を取るスイッチ名を255バイト以内で指定します。 | 必須 |