スイッチ固有の定義内容を記述するときは,スイッチごとにパラメーターを識別するために,スイッチ固有の名前空間を使用します。次の表に示す名前空間を使用できます。
なお,スイッチ固有の名前空間のバージョンは,それぞれ1.0だけです。
表4-3 パラメーターをスイッチごとに区別するために使用する名前空間
名前空間名 | 説明 | 略称※ |
---|---|---|
http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/jp1cm2nc/ncvcl/namespaces/bs1000-1.0 | BS1000に関するパラメーターを記述するときに使用する名前空間です。 | bs1000-1.0 |
http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/jp1cm2nc/ncvcl/namespaces/bigip1500-1.0 | BIG-IP1500に関するパラメーターを記述するときに使用する名前空間です。 | bigip1500-1.0 |
http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/jp1cm2nc/ncvcl/namespaces/bigip6400-1.0 | BIG-IP6400に関するパラメーターを記述するときに使用する名前空間です。 | bigip6400-1.0 |
パラメーターをスイッチごとに区別するために使用する名前空間は,該当するパラメーターに対して直接指定します。指定方法は次のとおりです。
<該当するパラメーター xmlns="指定する名前空間">
例えば,「図4-1 構成パラメーター定義ファイルの構成概要」の(3)では,SetVlanConfコマンドのパラメーターであるPortVlanConfに対して,BS1000固有の設定をするために,名前空間「bs1000-1.0」を指定しています。
各名前空間を使用して設定するパラメーターについては,「4.3 VLANの設定に関するパラメーター」および「4.4 SLBの設定に関するパラメーター」で説明しています。適宜該当する名前空間を使用して設定してください。