(1) 認識できるNIFの状態
GS3000およびGS4000に搭載されているNIFのうち,JP1/Cm2/NCが認識できるNIFは,active状態のNIFだけです。close nifコマンドやclose psuコマンドなどで閉塞状態になっているNIFについては認識できません。そのため,JP1/Cm2/NCを使用してポートの追加設定などはできません。free nifコマンドやfree psuコマンドでNIFをactive状態にしてポートの追加設定などをしてください。
(2) VLANにポートを設定する場合の注意
JP1/Cm2/NCでVLANに設定されたポートを追加したり削除したりする場合,GS3000およびGS4000のCPがリスタートすることがあります。また,ポートが設定されているVLANを削除した場合もCPがリスタートすることがあります。
(3) システム状態の変更について
JP1/Cm2/NCは,構成情報を取得したり,設定したりするために,以降に示すコマンドを実行し,GS3000およびGS4000の状態を変更します。変更した状態はGS3000およびGS4000に記憶されるため,ほかのログインユーザーに対しても,その設定が有効になります。ほかのログインユーザーでJP1/Cm2/NCを使用しないでGS3000およびGS4000に対してコマンド処理を実行する場合は,GS3000およびGS4000の状態の違いに注意してコマンドを実行してください。