9.8 [ポートVLAN-基本設定]ダイアログボックス
[ポートVLAN-基本設定]ダイアログボックスは,VLANを構成するスイッチのポートに,ポートVLANを設定するためのダイアログボックスです。VLAN管理ドメインの配下にあるすべてのスイッチから,ポートVLANを構成するスイッチを選択します。また,スイッチのポートをTaggedポートにするか,Untaggedポートにするかを選択します。各設定項目の詳細については,スイッチのマニュアルを参照してください。[ポートVLAN-基本設定]ダイアログボックスを次の図に示します。
図9-8 [ポートVLAN-基本設定]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/ncvl120b.gif)
表示項目について説明します。
- [VLAN-ID]
- ポートVLANを設定するVLANのVLAN-IDが表示されます。
- [スイッチ名]
- [VLAN構成情報の設定]ダイアログボックス,または[スイッチの選択]ダイアログボックスで選択したスイッチ名が表示されます。
- [ポート情報]
- [ポート一覧]
- 該当するスイッチに設定されているすべてのポートと,そのポートのNIF番号が表示されます。
- Taggedポート,またはUntaggedポートに追加したい場合は,ポートを選択し[追加>>]ボタンをクリックします。一度に複数のポートを選択して追加できます。追加したポートは[Taggedポート]または[Untaggedポート]に表示されます。
- なお,[Taggedポート]または[Untaggedポート]にポートを追加しても,[ポート一覧]からは削除されません。[ポート一覧]には常にすべてのポートが表示されます。
- [Taggedポート]に追加する場合は,vlanコマンドのtagged-portサブコマンドを使用し,[Untaggedポート]に追加する場合は,vlanコマンドのuntagged-portサブコマンドを使用して設定します。
- [Taggedポート]
- Taggedポートに設定されているポートと,そのポートのNIF番号が表示されます。
- 設定を解除したい場合は,ポートを選択し[<<削除]ボタンをクリックします。一度に複数のポートを選択して設定を解除できます。選択したポートは[Taggedポート]から削除されます。
- なお,link-aggregationコマンドのaggregated-portに指定されているポートの場合,該当するaggregated-portすべてを同時に指定する必要があります。この条件は,JP1/Cm2/NCではチェックしませんので,設定前に必ず確認してください。誤って設定すると,設定が失敗します。
- [Untaggedポート]
- Untaggedポートに設定されているポートと,そのポートのNIF番号が表示されます。ただし,デフォルトVLANに設定されているポート番号については,ユーザーが明示的に指定したポートだけ表示されます。ほかのVLANから削除された結果,デフォルトVLANに割り当てられたポートは表示されません。
- 設定を解除したい場合は,ポートを選択し[<<削除]ボタンをクリックします。一度に複数のポートを選択して設定を解除できます。選択したポートは[Untaggedポート]から削除されます。
- なお,Untaggedポートに設定できるポートは,ほかのポートVLANのUntaggedポートに指定されていないポートです。
- また,link-aggregationコマンドのaggregated-portに指定されているポートの場合,該当するaggregated-portすべてを同時に指定する必要があります。この条件は,JP1/Cm2/NCではチェックしませんので,設定前に必ず確認してください。誤って設定すると,設定が失敗します。
- [拡張設定]ボタン
- [ポートVLAN-拡張設定]ダイアログボックスを表示します。