5.3.1 スイッチへフロー制御の有効または無効を設定する
スイッチへフロー制御の有効または無効を設定します。フロー制御を有効にすると,QoS制御の設定が有効になります。フロー制御を無効にすると,QoS制御の設定は無効になります。フロー制御の有効または無効を設定するには,ネットワーク構成情報のスイッチ構成情報を設定します。
スイッチ構成情報は,スイッチに直接設定される情報です。スイッチの状態が「正常」のときだけ設定できます。
スイッチ構成情報は,QoS制御情報で定義した内容を有効または無効にする情報です。そのため,QoS制御情報との設定の順序関係を意識して設定する必要があります。また,この設定は,アクセス制御と共通です。アクセス制御への影響も考慮して設定してください。
スイッチ構成情報の設定で使用する画面について,マニュアルの参照先を次の表に示します。適宜参照してください。
表5-6 スイッチ構成情報の設定で使用する画面についてのマニュアル参照先
画面名 | 用途 | 参照先 |
---|
[スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックス | スイッチ構成情報の設定 | 15.4 |
スイッチ構成情報を設定する手順を次に示します。
- スイッチ構成ビューを表示する。
- スイッチ構成ビューのツリーエリアに表示されているネットワーク構成ツリーから,スイッチ構成情報を設定するスイッチを選択する。
- メニューバーから[編集]-[スイッチ構成情報の設定]を選択する。
[スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。
[スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックスは,ショートカットメニューの[スイッチ構成情報の設定]を選択したり,ツールバーにあるスイッチ構成情報の設定ボタンをクリックしたりしても表示できます。
- フロー制御を有効または無効にする。
- [OK]ボタンをクリックする。
設定処理中を示すダイアログボックスが表示され,設定内容がスイッチに反映されます。処理が完了すると,設定完了のダイアログボックスが表示されます。
ただし,途中で設定処理中を示すダイアログボックスを閉じると,設定完了のダイアログボックスは表示されません。また,設定処理中を示すダイアログボックスを閉じても処理は続行されています。処理が完了するまで,ほかの設定はできません。
- 設定完了のダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックする。