12.4 [スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックス

[スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックスは,スイッチへスイッチ構成情報を設定するためのダイアログボックスです。各設定項目の詳細については,スイッチのマニュアルを参照してください。[スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックスを次の図に示します。

図12-5 [スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックス

[図データ]

表示項目について説明します。

[スイッチ名]
該当するスイッチの名称が表示されます。スイッチ定義ファイル(ncaswitch.conf)に定義したスイッチ名が表示されます。
[ロードバランシング方法]
ロードバランシングの方法を選択します。[論理サーバ構成情報の設定]ダイアログボックスで,論理サーバごとにロードバランシング方法を設定しない場合,[スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックスで設定したロードバランシング方法が適用されます。
この項目はオプションです。選択できるタイプを次に示します。
  • 「最少接続」
    論理サーバに「least-conn」が設定されています。
    接続数の最も少ない物理サーバにサーバリクエストが送信されます。
  • 「ラウンドロビン」
    論理サーバに「round-robin」が設定されています。
    サーバリクエストが各物理サーバに順番に送信されます。
  • 「ウェイト」
    論理サーバに「weighted」が設定されています。
    各物理サーバに割り当てたパフォーマンスウェイトに従って,サーバリクエストが送信されます。
  • 「応答時間」
    論理サーバに「response-time」が設定されています。
    応答速度が最も速い物理サーバにサーバリクエストが送信されます。
  • 「最少セッション」
    論理サーバに「least-sess」が設定されています。
    現在のセッション数が最も少ない物理サーバにサーバリクエストが送信されます。
この項目は,server predictorコマンドを使用して設定します。
[ポートプロファイル]
論理サーバポート,および物理サーバポートで使用するポートを定義します。この項目はオプションです。ポートの定義を追加,変更するためには,[ポートプロファイルの設定]ダイアログボックスを表示します。[ポートプロファイルの設定]ダイアログについては,「12.5 [ポートプロファイルの設定]ダイアログボックス」を参照してください。
[ポートプロファイル]のリストには,定義済みのポートだけ表示されます。表示される内容は,「ポート」および「タイプ」です。
[追加]ボタン
ポートの定義を追加するために使用します。[ポートプロファイルの設定]ダイアログボックスを表示します。
すでに定義されているポートの数が65,534個以下のときクリックできます。
[変更]ボタン
定義済みのポートのタイプを変更するために使用します。[ポートプロファイルの設定]ダイアログボックスを表示します。[ポートプロファイル]の任意の1行を選択するとクリックできます。
[削除]ボタン
定義済みのポートを削除するために使用します。[ポートプロファイル]の任意の行を選択するとクリックできます。複数行を一度に選択できます。