このマニュアルはJP1/Cm2/Network Element Configuration(以降JP1/Cm2/NCと略します)の起動および終了方法,操作手順,画面の詳細,およびJP1/Cm2/NCの運用中に使用するコマンドの文法について説明しています。
対象読者
JP1/Cm2/NCのマニュアルは,次の方を対象にしています。
なお,対象読者は,VLAN,サーバロードバランシング,アクセス制御,QoS制御またはアップリンクフェイルオーバーについて理解していることを前提にしています。CLIを使用する方は,XMLについて理解していることを前提にしています。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章から構成されています。
読書手順
このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。
マニュアルを読む目的 | 記述個所 |
---|---|
JP1/Cm2/NCの起動と終了の手順について知りたい。 | 1章 |
JP1/Cm2/NCを使ってスイッチの設定状況を表示したい。 | 2章,6章,7章,8章,9章,10章,11章,12章,13章,14章,15章 |
JP1/Cm2/NCを使ってAX2400S,AX3600S,BS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40へVLANを設定したい。 | 3章,7章 |
JP1/Cm2/NCを使ってAX5400S,AX7800S,GS3000,またはGS4000へVLANを設定したい。 | 3章,8章 |
JP1/Cm2/NCを使ってBS1000へVLANを設定したい。 | 3章,9章 |
JP1/Cm2/NCを使ってCisco CatalystへVLANを設定したい。 | 3章,10章 |
JP1/Cm2/NCを使ってBIG-IPへサーバロードバランシングを設定したい。 | 4章,11章 |
JP1/Cm2/NCを使ってHA8000-ie/Loadflowbalへサーバロードバランシングを設定したい。 | 4章,12章 |
JP1/Cm2/NCを使ってSTMへサーバロードバランシングを設定したい。 | 4章,13章 |
JP1/Cm2/NCを使ってAX2400S,AX3600S,BS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40へアクセス制御を設定したい。 | 5章,14章 |
JP1/Cm2/NCを使ってBS1000へアクセス制御またはQoS制御を設定したい。 | 5章,15章 |
JP1/Cm2/NCを使ってBS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40へアップリンクフェイルオーバーを設定したい。 | 5章,14章 |
JP1/Cm2/NCの運用中に使用するコマンドの文法について知りたい。 | 16章 |
このマニュアルで使用している記号
このマニュアルで使用する記号を次に示します。
記号 | 意味 |
---|---|
[ ] | メニュー項目,ダイアログボックス,ボタンなどを示します。 |
[ ]-[ ] | メニュー項目を連続して選択することを示します。 |
太字 | 変数の値を示します。 |
コマンドで使用している記号
このマニュアルのコマンドの説明で使用する記号を,次に示します。
記号 | 意味 |
---|---|
|(ストローク) | 複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。 (例) 「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。 |
{ }(波括弧) | この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。 (例) 「{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。 |
[ ](角括弧) | この記号で囲まれている項目は,任意に指定・省略できます。 (例) 「[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します。必要でない場合は,Aを省略できます。 「[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します。必要でない場合は,BおよびCを省略できます。 |
デフォルトのインストール先フォルダの表記
このマニュアルでは,JP1/Cm2/NCの該当プログラムについて,デフォルトのインストール先フォルダを次のように表記しています。
製品名 | デフォルトのインストール先フォルダ※ | このマニュアルでの表記 |
---|---|---|
JP1/Cm2/NC - Manager | システムドライブ¥Program Files¥Hitachi¥JP1Cm2NC¥manager | JP1/Cm2/NC - Managerインストール先フォルダ |
注※ 32bitアプリケーションとして動作するJP1/Cm2/NCを64bitカーネルモードのOS上で動作させた場合,デフォルトのインストールフォルダ「システムドライブ¥Program Files」は「システムドライブ¥Program Files (x86)」になります。