4.1 スイッチ構成情報を設定する

スイッチ内の論理・物理サーバすべてに関係する情報を定義するために,ネットワーク構成情報のスイッチ構成情報を設定します。

スイッチ構成情報は,スイッチに直接設定される情報です。スイッチの状態が「正常」のときだけ設定できます。なお,BIG-IPおよびSTMには,スイッチ構成情報の設定はありません。

スイッチ構成情報には,論理サーバ構成情報および物理サーバ構成情報を設定するときに使用する情報もあります。そのため,論理サーバ構成情報および物理サーバ構成情報との設定の順序関係を意識して設定する必要があります。

スイッチ構成情報の設定で使用する画面について,マニュアルの参照先をスイッチ別に次の表に示します。適宜参照してください。

表4-1 スイッチ構成情報の設定で使用する画面についてのマニュアル参照先

画面名用途参照先
BIG-IPHA8000-ie/LoadflowbalSTM
[スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックススイッチ構成情報(SLB情報)の設定12.4
[ポートプロファイルの設定]ダイアログボックスポートプロファイルの設定12.5
(凡例)
-:該当しない。

スイッチ構成情報を設定する手順を次に示します。

  1. SLBビューを表示する。
  2. SLBビューのツリーエリアに表示されているネットワーク構成ツリーから,スイッチ構成情報を設定するスイッチを選択する。
  3. メニューバーから[編集]-[スイッチ構成情報の設定]を選択する。
    [スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。
    [スイッチ構成情報の設定]ダイアログボックスは,ショートカットメニューの[スイッチ構成情報の設定]を選択したり,ツールバーにあるスイッチ構成情報の設定ボタンをクリックしたりしても表示できます。
  4. 各項目を設定する。
  5. [OK]ボタンをクリックする。
    設定処理中を示すダイアログボックスが表示され,設定内容がスイッチに反映されます。処理が完了すると,設定完了のダイアログボックスが表示されます。
    ただし,途中で設定処理中を示すダイアログボックスを閉じると,設定完了のダイアログボックスは表示されません。また,設定処理中を示すダイアログボックスを閉じても処理は続行されています。処理が完了するまで,ほかの設定はできません。
  6. 設定完了のダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックする。
<この節の構成>
4.1.1 ポートプロファイルを設定する