1.4.3 AX5400SおよびAX7800Sに関する注意事項

<この項の構成>
(1) 認識できるNIFの状態
(2) VLANにポートを設定する場合の注意
(3) システム状態の変更について

(1) 認識できるNIFの状態

AX5400SおよびAX7800Sに搭載されているNIFのうち,JP1/Cm2/NCが認識できるNIFは,active状態のNIFだけです。close nifコマンドやclose psuコマンドなどで閉塞状態になっているNIFについては認識できません。そのため,JP1/Cm2/NCを使用してポートの追加設定などはできません。free nifコマンドやfree psuコマンドでNIFをactive状態にしてポートの追加設定などをしてください。

(2) VLANにポートを設定する場合の注意

JP1/Cm2/NCでVLANに設定されたポートを追加したり削除したりする場合,AX5400SおよびAX7800SのCPがリスタートすることがあります。また,ポートが設定されているVLANを削除した場合もCPがリスタートすることがあります。

(3) システム状態の変更について

JP1/Cm2/NCは,構成情報を取得したり,設定したりするために,以降に示すコマンドを実行し,AX5400SおよびAX7800Sの状態を変更します。変更した状態はAX5400SおよびAX7800Sに記憶されるため,ほかのログインユーザーに対しても,その設定が有効になります。ほかのログインユーザーでJP1/Cm2/NCを使用しないでAX5400SおよびAX7800Sに対してコマンド処理を実行する場合は,AX5400SおよびAX7800Sの状態の違いに注意してコマンドを実行してください。

set logging console disable E9
イベントレベルがE9以下のシステムメッセージの画面表示を抑止します。
set terminal pager disable
ページングしません。
prompt off
実行確認メッセージを表示しません。