JP1/Cm2/Network Element Configuration 運用・操作ガイド

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はじめに

このマニュアルはJP1/Cm2/Network Element Configuration(以降JP1/Cm2/NCと略します)の起動および終了方法,操作手順,画面の詳細,およびJP1/Cm2/NCの運用中に使用するコマンドの文法について説明しています。

対象読者

JP1/Cm2/NCのマニュアルは,次の方を対象にしています。

なお,対象読者は,VLAN,サーバロードバランシング,アクセス制御,QoS制御またはアップリンクフェイルオーバーについて理解していることを前提にしています。CLIを使用する方は,XMLについて理解していることを前提にしています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章から構成されています。

第1章 JP1/Cm2/NCの起動と終了
JP1/Cm2/NCの各プログラムの起動と終了について説明しています。

第2章 ネットワーク構成情報の表示
JP1/Cm2/NCを使用して管理しているスイッチのネットワーク構成状況を表示させる手順について説明しています。

第3章 VLANの設定
JP1/Cm2/NCを使用してVLANを設定する手順について説明しています。

第4章 SLBの設定
JP1/Cm2/NCを使用してサーバロードバランシングを設定する手順について説明しています。

第5章 VLANおよびSLB以外の情報の設定
JP1/Cm2/NCを使用してアクセス制御,QoS制御およびアップリンクフェイルオーバーを設定する手順について説明しています。

第6章 画面−基本画面
JP1/Cm2/NCのログイン画面およびメイン画面の詳細について説明しています。

第7章 画面−VLANビューのダイアログボックス(AX2400S・AX3600S・BS2000・BS320・BS500・BS500 1Gbx40)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,AX2400S,AX3600S,BS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40で構成しているVLANの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第8章 画面−VLANビューのダイアログボックス(AX5400S・AX7800S・GS3000・GS4000)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,AX5400S,AX7800S,GS3000,またはGS4000で構成しているVLANの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第9章 画面−VLANビューのダイアログボックス(BS1000)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,BS1000で構成しているVLANの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第10章 画面−VLANビューのダイアログボックス(Cisco Catalyst)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,Cisco Catalystで構成しているVLANの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第11章 画面−SLBビューのダイアログボックス(BIG-IP)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,BIG-IPで管理しているSLBの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第12章 画面−SLBビューのダイアログボックス(HA8000-ie/Loadflowbal)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,HA8000-ie/Loadflowbalで管理しているSLBの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第13章 画面−SLBビューのダイアログボックス(STM)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,STMで管理しているSLBの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第14章 画面−スイッチ構成ビューのダイアログボックス(AX2400S・AX3600S・BS2000・BS320・BS500・BS500 1Gbx40)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,AX2400S,AX3600S,BS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40に設定されているアクセス制御の設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。
また,JP1/Cm2/NCの画面のうち,BS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40に設定されているアップリンクフェイルオーバーの設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第15章 画面−スイッチ構成ビューのダイアログボックス(BS1000)
JP1/Cm2/NCの画面のうち,BS1000に設定されているアクセス制御,QoS制御の設定および管理に使用する画面の詳細について説明しています。

第16章 運用関連コマンド
JP1/Cm2/NCの運用中に使用するコマンドについて説明しています。

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。

マニュアルを読む目的 記述個所
JP1/Cm2/NCの起動と終了の手順について知りたい。 1章
JP1/Cm2/NCを使ってスイッチの設定状況を表示したい。 2章6章7章8章9章10章11章12章13章14章15章
JP1/Cm2/NCを使ってAX2400S,AX3600S,BS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40へVLANを設定したい。 3章7章
JP1/Cm2/NCを使ってAX5400S,AX7800S,GS3000,またはGS4000へVLANを設定したい。 3章8章
JP1/Cm2/NCを使ってBS1000へVLANを設定したい。 3章9章
JP1/Cm2/NCを使ってCisco CatalystへVLANを設定したい。 3章10章
JP1/Cm2/NCを使ってBIG-IPへサーバロードバランシングを設定したい。 4章11章
JP1/Cm2/NCを使ってHA8000-ie/Loadflowbalへサーバロードバランシングを設定したい。 4章12章
JP1/Cm2/NCを使ってSTMへサーバロードバランシングを設定したい。 4章13章
JP1/Cm2/NCを使ってAX2400S,AX3600S,BS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40へアクセス制御を設定したい。 5章14章
JP1/Cm2/NCを使ってBS1000へアクセス制御またはQoS制御を設定したい。 5章15章
JP1/Cm2/NCを使ってBS2000,BS320,BS500,またはBS500 1Gbx40へアップリンクフェイルオーバーを設定したい。 5章14章
JP1/Cm2/NCの運用中に使用するコマンドの文法について知りたい。 16章

このマニュアルで使用している記号

このマニュアルで使用する記号を次に示します。

記号 意味
[ ] メニュー項目,ダイアログボックス,ボタンなどを示します。
[ ]−[ ] メニュー項目を連続して選択することを示します。
太字 変数の値を示します。

コマンドで使用している記号

このマニュアルのコマンドの説明で使用する記号を,次に示します。

記号 意味
|(ストローク) 複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)
「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。
{ }(波括弧) この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。
(例)
「{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。
[ ](角括弧) この記号で囲まれている項目は,任意に指定・省略できます。
(例)
「[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します。必要でない場合は,Aを省略できます。
「[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します。必要でない場合は,BおよびCを省略できます。

デフォルトのインストール先フォルダの表記

このマニュアルでは,JP1/Cm2/NCの該当プログラムについて,デフォルトのインストール先フォルダを次のように表記しています。

製品名 デフォルトのインストール先フォルダ このマニュアルでの表記
JP1/Cm2/NC - Manager システムドライブ\Program Files\Hitachi\JP1Cm2NC\manager JP1/Cm2/NC - Managerインストール先フォルダ

注※ 32bitアプリケーションとして動作するJP1/Cm2/NCを64bitカーネルモードのOS上で動作させた場合,デフォルトのインストールフォルダ「システムドライブ\Program Files」は「システムドライブ\Program Files (x86)」になります。


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