スイッチから直接取得できる情報は,スイッチに設定されている各情報の設定値です。英数字の羅列で,読み取りやすい情報として整理されていません。スイッチから直接取得した情報を見ただけで,実際にどのようなVLANやSLBが構成されているのかなどを理解するのは困難です。
JP1/Cm2/NCでは,各スイッチから構成情報を取得し,それをDBにまとめて格納します。そのあと,DBに格納した情報を,VLANやSLBなどの設定内容によって整理し,アイコンなどを使用して,視覚的に画面へ表示します。これによって,ネットワークの全体構成をより簡単に理解でき,管理もしやすくなります。
JP1/Cm2/NCを利用したスイッチの表示について,次の図に示します。
図1-2 JP1/Cm2/NCを利用したスイッチの表示