JP1/Cm2/NCでは,JP1/Cm2/NC - ViewのGUIを使用して,複数のスイッチにネットワーク構成情報を設定できます。設定内容は,ネットワーク構成情報単位に定義します。ネットワーク構成情報については「2.1 ネットワーク構成情報」を参照してください。JP1/Cm2/NC - ViewのGUIを用いて設定した内容は,いったんJP1/Cm2/NC - ManagerのDBに格納され,そこから各スイッチに反映されます。
JP1/Cm2/NCを使用してスイッチにネットワーク構成情報を設定する流れを次の図に示します。
図2-7 JP1/Cm2/NCを使用してスイッチにネットワーク構成情報を設定する流れ
スイッチのネットワーク構成情報の設定は,JP1/Cm2/NC - Viewのメイン画面である[Network Element Configuration - View]ウィンドウから操作します。[Network Element Configuration - View]ウィンドウは,用途によってビューが分かれています。[Network Element Configuration - View]ウィンドウで表示できるビューと設定用途について次の表に示します。
表2-41 [Network Element Configuration - View]ウィンドウで表示できるビューと設定用途
表示ビュー名 | 用途 |
---|---|
管理対象ビュー | - |
VLANビュー | JP1/Cm2/NCが管理しているスイッチにVLANを設定するために使用します。 |
SLBビュー | JP1/Cm2/NCが管理しているスイッチにSLBを設定するために使用します。 |
スイッチ構成ビュー | JP1/Cm2/NCが管理しているスイッチにVLANおよびSLB以外(アクセス制御,QoS制御またはアップリンクフェイルオーバー)を設定するために使用します。 |
各ビューは,ログイン時に選択できます。また,別のビューから表示を切り替えることもできます。目的のビューを表示したあと,各ビューからスイッチのネットワーク構成情報を設定します。