SNMPエージェントの実行に必要なリソースを割り当てるために,OSのカーネルパラメーターを調整します。ここでは,調整が必要なカーネルパラメーターについて,OSごとに説明します。
なお,この節の表中では,次に示す記号を使用して見積もり式を説明します。
記号 | 意味 |
---|---|
α1 | /etc/SnmpAgent.d/snmpd.extendを設定している場合は5,設定していない場合は0 |
α2 | /opt/CM2/ESA/ext/下に設定している拡張MIB定義ファイル数 * 5 |
α3 | /etc/SnmpAgent.d/snmpd.extendを設定している場合は3,設定していない場合は0 |
α4 | /opt/CM2/ESA/ext/下に設定している拡張MIB定義ファイル数 * 3 |
α5 | /opt/CM2/ESA/ext/下に設定している拡張MIB定義ファイル数 |
(1) HP-UX (IPF)の場合
システムリソース | パラメーター | 見積もり |
---|---|---|
ファイルシステム | nfile | 45+α1+α2 |
maxfiles | 現在の設定値+α5 | |
プロセス | nproc | 6+α3+α4 |
(2) Solarisの場合
システムリソース | パラメーター | 見積もり |
---|---|---|
ファイルシステム | rlim_fd_cur | 現在の設定値+α5 |
プロセス | max_nprocs | 6+α3+α4 |
(3) AIXの場合
AIXの場合は,カーネルパラメーターの調整は不要です。
(4) Linuxの場合
Linuxの場合は,カーネルパラメーターの調整は不要です。
(5) Linux (IPF)の場合
Linux (IPF)の場合は,カーネルパラメーターの調整は不要です。