JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent
表G-1 (3020-3-T04-01)の変更内容
# 変更個所 追加・変更内容 1 1.2.2(1) 表1-2 SNMPトラップの種別と標準トラップ番号一覧
[訂正前]
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注※ SNMPエージェントが発行する一般トラップは,ColdStartトラップおよび,AuthentificationFailureトラップです。その他の一般トラップは発行しません。2 2.2.1(2)(a) 表2-1 SNMPエージェントがMIB値の取得で使用するコマンド
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3 2.2.1(2) (a) MIB値の取得で使用するコマンド
[訂正前]
注※2 LinuxおよびLinux (IPF)でSNMPエージェントを使用するときは,mpstatコマンドはsyststatパッケージに入っています。
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注※2 LinuxおよびLinux (IPF)でSNMPエージェントを使用するときは,mpstatコマンドはsysstatパッケージに入っています。4 2.2.2 (2) アンインストール時の注意事項
[追加]
- /etc/SnmpAgent.d/esalocale.conf
5 2.2.3(1) 表2-2 バージョンアップインストールで上書きされないファイル一覧
[訂正前]
[訂正後]
6 2.3.1 Solaris 10の場合
SUNWsmagt,SUNWsasnm,SUNWmibii
[追加]
なお,Solaris 10の最新アップデート版では以下のパッケージに変更されますので,ご注意ください。
SUNWsmmgr,SUNWsmagt,SUNWsmcmd7 2.3.1 Solaris 10の場合
/usr/bin/pkginfo SUNWsmagt SUNWsasnm SUNWmibii
[追加]
なお,Solaris 10の最新アップデート版では次のコマンドで確認してください。
/usr/bin/pkginfo SUNWsmmgr SUNWsmagt SUNWsmcmd8 2.6.2 [訂正前]
なお,インターネット標準MIB-II,HP企業固有MIBおよび日立企業固有MIBのMIBモジュールがオンラインでアクセスできますので参照してください。それぞれのファイルを次に示します。
[訂正後]
なお,インターネット標準MIB-II,HP企業固有MIBおよび日立企業固有MIBのMIBモジュールに関しては,以下のファイルを参照して下さい。9 2.8 [訂正前]
[訂正後]
- 共有ディスクの監視に必要な設定(Linux,Linux(IPF)の場合)
SNMPエージェントをクラスタシステムにインストールした場合に,監視マネージャーから共有ディスクのファイルシステム情報が取得できないときがあります。原因は,対象となるファイルシステムが/etc/fstabに記載されていないためです。これは,SNMPエージェントはファイルシステム情報の取得にOSのシステムコールを使用していますが,このシステムコールは/etc/fstabに記載されているファイルシステムだけを対象としているためです。この対策としては,/etc/fstabに共有ディスクのファイルシステム情報を追加します。ここで,/etc/fstabに記載されたファイルシステムは,OS起動時などに自動マウントされるため,クラスタシステムの場合,共有ディスクが両系にマウントされる現象が発生するおそれがあるので注意が必要です。なお,/etc/fstabの詳細についてはOSのドキュメントを参照してください。
次に,/etc/fstabの記述例を示します
(例)
記述例は,共有ディスクを/mnt/testとしています。
/etc/fstabの第3フィールドに,ファイルシステムタイプをignoreとすると,該当ファイルシステムは自動マウントされません。そのため,クラスタ共有ディスクを/etc/fstabへ登録し,その第3フィールドをignoreとします。
ご使用のシステムで,記述例が有効かどうかはOSのドキュメントなどを参照して確認してください。
- 共有ディスクの監視に必要な設定(Linux,Linux(IPF)の場合)
SNMPエージェントをクラスタシステムにインストールした場合に,監視マネージャーから共有ディスクのファイルシステム情報が取得できないときがあります。原因は,対象となるファイルシステムが/etc/fstabに記載されていないためです。これは,SNMPエージェントはファイルシステム情報の取得にOSのシステムコールを使用していますが,このシステムコールは/etc/fstabに記載されているファイルシステムだけを対象としているためです。この対策としては,/etc/fstabに共有ディスクのファイルシステム情報を追加します。
SNMPエージェントは,共有ディスクを監視するにあたり,/etc/fstabに記述された共有ディスクのフィールドのうち,第1フィールド(ブロックスペシャルデバイス)と第2フィールド(マウントポイント)のみを意識しており,その他のフィールドの設定値について,設定値が何であるかは意識していません。
そのため,/etc/fstabに記述された共有ディスクの他のフィールド部分に関して具体的な設定方法や設定値は,ご使用のクラスタソフトおよびOSのドキュメントを参照してください。
例えば,ご使用のクラスタ管理ソフトがHAモニタの場合で,共有ディスクのマウントポイントが/mnt/testであり,その共有ディスクを制御する際の要件として,OS起動時などに共有ディスクが自動マウントされないようにする場合の,/etc/fstabの設定例を以下に示します。
(設定例)
上記は,HAモニタを使用している場合の設定例になります。設定を行う際は,HAモニタのマニュアルおよびリリースノートをご確認頂き,設定を行ってください。
その他のクラスタソフトを使用している場合は,ご使用のクラスタソフトやOS環境の要件に合わせて適切な設定を行ってください。
10 2.8 [追加]
- PowerHA(HACMP)を使用する際の設定
SNMPエージェントをPowerHA(HACMP)環境で動作させる場合には,SNMPエージェントのSNMPリクエスト受信ポートを161/udpから空いているUDPポートに変更して,AIXが提供するsnmpdプロセスが161/udpを使用するように設定してください。
変更の理由としては,PowerHA(HACMP)環境下ではAIXが提供するプロセスがSNMP Requestを使用して情報の交換をしているためです。
以下の例では,SNMPエージェントのSNMP受信ポートを8161/udpに変更しています。
(1)NNMiまたはNNMのSNMPリクエストポートの変更
SNMPリクエストポートの変更については,NNMiをご使用の場合はNNMiのヘルプを,またNNMをご使用の場合はNNMのヘルプを参照して下さい。
(2)SNMPエージェントのSNMP受信ポートの変更
以下の作業をスーパーユーザーで実行します。
1. SNMPエージェントを停止します。
/usr/CM2/ESA/bin/snmpstopを実行します。
2. AIXの提供するsnmpdのSNMP受信ポートの変更
・AIX 5L V5.3/V6.1でネイティブエージェントがSNMP v1エージェントの場合
/etc/servicesファイルのsnmp列の値が161/udpになっているのを確認してください。161/udp以外の場合は変更してください。
・AIX 5L V5.3/V6.1でネイティブエージェントがSNMP v3エージェントの場合
/usr/CM2/ESA/opt/SnmpNativeを以下のように変更してください。
SNMP_NATIVE_OPTIONS="-p 161"
・/etc/environmentファイルに「SNMP_PORT=」を定義している場合は以下のように変更してください。
SNMP_PORT=161
3. SNMPエージェントのSNMP受信ポートを変更します。
以下の例ではSNMPエージェントのSNMP受信ポートを8161/udpに変更する場合で説明します。
ポート番号は8161/udpである必要はありません。
スーパーユーザーで以下の作業を実行します。
/usr/CM2/ESA/opt/SnmpMasterに次の2行を追加してください。
SR_SNMP_TEST_PORT=8161
export SR_SNMP_TEST_PORT
4. SNMPエージェントのネイティブエージェントアダプターのSNMPリクエスト送信ポート変更
スーパーユーザーで/usr/CM2/ESA/opt/SnmpNaaファイルを編集します。
以下の2行をファイルの最後に追加してください。
SNMP_NAA_OPTIONS="-port 161"
export SNMP_NAA_OPTIONS
上記設定を有効にするため,以下のコマンドを実行してSNMPエージェントを起動して下さい。
/usr/CM2/ESA/bin/snmpstart
11 3.1.1(3) 表3-2 プロセスの起動オプションを指定する環境変数と指定できるオプション
[訂正前]
[訂正後]
12 3.2.2 [追加]
なお,ネイティブエージェントsnmpdがSNMP v1エージェントの場合は,ネイティブエージェントsnmpdが,SNMP受信ポートとして161/udpを使用して,SNMPエージェントのSNMP受信ポートは161/udp以外のポートを使用する必要があります。
環境変数SNMP_NATIVE_OPTIONSは,ネイティブエージェントsnmpdがSNMP v3エージェントの場合に使用します。13 3.4.1 [訂正前]
[訂正後]
- /etc/SnmpAgent.d/esafilesys.conf(AIX,Linux,Linux (IPF)の場合)
- /etc/SnmpAgent.d/esafilesys.conf
14 3.4.1 [追加]
- /etc/SnmpAgent.d/esalocale.conf
15 3.5 [追加]
- JP1/Cm2/SSOから論理IPアドレスを監視する際の注意事項
・AIXの場合
クラスタソフトとして日立のHAモニタを使用した場合,JP1/Cm2/SSOのリソースブラウザのネットワークサマリに論理IPアドレスの情報は表示されません。
・Linuxの場合
クラスタソフトとして日立のHAモニタ,CLUSTERPRO X,Veritas Cluster Serverを使用した場合,JP1/Cm2/SSOのリソースブラウザのネットワークサマリに論理IPアドレスの情報は表示されません。
・Linux (IPF)の場合
クラスタソフトとして日立のHAモニタを使用した場合,JP1/Cm2/SSOのリソースブラウザのネットワークサマリに論理IPアドレスの情報は表示されません。
・HP-UX (IPF)の場合
クラスタソフトとして日立のHAモニタおよびHP Serviceguardを使用した場合,JP1/Cm2/SSOのリソースブラウザのネットワークサマリに論理IPアドレスの情報は表示されません。
16 3.5.2 ・使用中の物理メモリー容量の取得についての注意事項
[訂正前]
環境変数定義ファイルSnmpHtcMonagt1ファイルでSNMP_HTC_AIX_EXCEPT_FILECACHE環境変数にYを指定すると,ファイルキャッシュ値を含まない使用中の物理メモリー容量を取得できます。
[訂正後]
環境変数定義ファイルSnmpHpunixファイルでSNMP_HTC_AIX_EXCEPT_FILECACHE環境変数にYを指定すると,ファイルキャッシュ値を含まない使用中の物理メモリー容量を取得できます。17 4.2.2 (1) ComputerSystemグループ
[追加]
- 注※6 使用中の物理メモリー容量の取得についての注意事項を次に示します。
- AIXでは使用中の物理メモリーをファイルキャッシュとして利用することで,ファイルアクセスを向上させています。そのため,SNMPエージェントが取得する使用中の物理メモリー容量には,デフォルトでファイルキャッシュ値が含まれています。
- 環境変数定義ファイルSnmpHpunixファイルでSNMP_HTC_AIX_EXCEPT_FILECACHE環境変数にYを指定すると,ファイルキャッシュ値を含まない使用中の物理メモリー容量を取得できます。環境変数定義ファイルのパスは,「付録A SNMPエージェントのファイルの一覧」を参照してください。
- SNMP_HTC_AIX_EXCEPT_FILECACHE環境変数の指定例を次に示します。
- (例)
- SNMP_HTC_AIX_EXCEPT_FILECACHE=Y
- export SNMP_HTC_AIX_EXCEPT_FILECACHE
18 4.3.2(20) ・注意事項
・fileSystem64グループで監視できるファイルシステムのタイプを次に示します。なお,NFSを監視する場合,NFSサーバ側でファイルシステムを監視するようにしてください。
[削除]
なお,タイプがnfs,swapのファイルシステムは監視できません。19 4.3.3(11) 表4-67 日立企業固有MIBオブジェクトの実装状況(cpuUtilグループ)
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[訂正後]
20 5. systemtrap
[追加]
systemtrapコマンドは,監視プログラムとしてJP1 Version 8以前のJP1/Cm2/SNMP System Observerを使用する場合の旧バージョン互換のために提供しています。systemtrapコマンドの詳細については,JP1 Version 8以前のJP1/Cm2/SNMP System Observerのマニュアルを参照して下さい。21 付録A.1 [追加]
22 付録A.2 [訂正前]
[訂正後]
23 付録A.3 [追加]
24 付録A.5 [訂正前]
[訂正後]
25 付録D [訂正前]
[訂正後]
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