JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent
マネージャーが通知したSNMPリクエストのコミュニティ名が,SNMPエージェントで定義されているコミュニティ名と一致しない場合,SNMPリクエストの送信元IPアドレスとコミュニティ名をログに表示することができます。
次に,10.111.98.36のノードからコミュニティ名が「bad-comm」で送信したSNMPリクエストがコミュニティ不正である場合の出力例を示します。
- 注
- コミュニティ名が255文字より大きい場合は255文字までを表示します。
2003/01/09 19:05:11 snmpdm: Authentication failure, bad community string Message from 10.111.98.36:2869, community = bad-comm.次にコミュニティ名不正時のSNMPリクエストの送信元IPアドレスおよびコミュニティ名取得の設定方法を示します。この作業はすべてスーパーユーザーで実行してください。なお,SNMPエージェントはデフォルトの設定ではこのログを取得しません。
- 次に示すファイルをviなどのエディタを使用して編集する。
/etc/rc.config.d/SnmpMaster (Solarisの場合) /usr/CM2/ESA/opt/SnmpMaster (AIXの場合) /opt/CM2/ESA/opt/SnmpMaster (HP-UX(IPF),Linux,Linux(IPF)の場合)- 次の行をファイルの最終行に追加する。
SNMP_HTC_AUTH_LOG=1 export SNMP_HTC_AUTH_LOG- ファイルを保存する。
- SNMPエージェントを再起動する。
次のコマンドを実行します。
/opt/CM2/ESA/bin/snmpstart (AIX以外の場合) /usr/CM2/ESA/bin/snmpstart (AIXの場合)
- 注意事項
- snmpstartコマンドはSNMPエージェントをいったん停止したあとにSNMPエージェントを起動します。
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