JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent
ここでは,SNMPエージェントのSNMP受信ポートの変更方法について説明します。
SNMPエージェントのSNMP受信ポートの変更方法には,SR_SNMP_TEST_PORTによる方法と/etc/servicesファイルによる方法の二つがありますが,/etc/servicesファイルの値を変更すると,ほかのSNMPエージェントに影響が生じるおそれがあります。このため変更方法としては,SR_SNMP_TEST_PORTを使用する方法をお勧めします。
次に,SR_SNMP_TEST_PORTを使用した変更方法について説明します。
- 次の2行を環境変数を定義するファイルに追加する。
SR_SNMP_TEST_PORT環境変数を定義するファイルはシステムのOSによって異なります。定義するファイルを次に示します。
SR_SNMP_TEST_PORT=変更後のポート番号 export SR_SNMP_TEST_PORT
Solarisの場合:/etc/rc.config.d/SnmpMaster
AIXの場合:/usr/CM2/ESA/opt/SnmpMaster
HP-UX (IPF),Linux,Linux (IPF)の場合:/opt/CM2/ESA/opt/SnmpMaster
- UDPポート番号を変更する(Solaris,AIX,Linux,Linux (IPF)の場合)。
ネイティブエージェントのSNMP受信ポートを8161/udpまたは161/udpからほかのポート番号に変更する場合,naaagtプロセスがネイティブエージェントに接続するためのUDPポート番号についても変更が必要です。
次の2行を環境変数を定義するファイルに追加する。
SNMP_NAA_OPTIONS環境変数を定義するファイルはシステムのOSによって異なります。定義するファイルを次に示します。
SNMP_NAA_OPTIONS="-port ネイティブエージェントのSNMP受信ポート番号" export SNMP_NAA_OPTIONS
Solarisの場合:etc/rc.config.d/SnmpNaa
AIXの場合:/usr/CM2/ESA/opt/SnmpNaa
Linux,Linux (IPF)の場合:/opt/CM2/ESA/opt/SnmpNaa
- SNMPエージェントを再起動する。
スーパーユーザーで次のコマンドを実行します。
/opt/CM2/ESA/bin/snmpstart
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