JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
JP1/IT Desktop Managementでは、さまざまな場合に、管理用サーバとエージェントの間でデータを送受信し通信しています。管理用サーバ-エージェント間で通信が発生する契機を機能別に次に示します。
- コンピュータにエージェントをインストールした場合
インストール直後に、機器情報が管理用サーバにアップロードされます。
また、エージェント導入済みのコンピュータは、エージェントがインストールされている間、エージェント設定の監視間隔で監視されます。監視の結果、変更があれば、情報が管理用サーバにアップロードされます。設定できる間隔を次に示します。
- セキュリティ項目の監視間隔
- セキュリティ項目以外の監視間隔
- 管理用サーバからの情報取得の間隔
管理対象のコンピュータがオフラインによる管理用サーバからの通知漏れ防止のため、最新のセキュリティポリシー、最新のメッセージの有無を確認します。- コンピュータからエージェントをアンインストールした場合
アンインストール直後に、機器情報が管理用サーバにアップロードされます。
- 利用者のコンピュータの電源がOFFになった場合
エージェントが停止すると、管理用サーバにメッセージが通知されます。- 管理用サーバから手動で機器の電源をONにした、OFFにした、または再起動した場合
- 管理者が手動で機器の最新情報を取得する場合
選択した機器の機器情報が管理用サーバにアップロードされます。
- セキュリティポリシーを割り当てた場合
- セキュリティポリシーを編集した場合
- 最新の更新プログラムやウィルス定義ファイルバージョンをコンピュータから検出した場合
- 管理用サーバからセキュリティ対策を実施した場合(手動、自動のどちらも)
- 管理用サーバからメッセージを送信した場合(手動、自動のどちらも)
- 利用者が禁止操作をした場合
禁止操作の実施後、5分以内に、データがアップロードされます。なお、アップロードする間隔は変更できません。- 操作ログを取得する場合
1時間に1回の間隔で、操作ログをアップロードします。なお、アップロードする間隔は変更できません。
- 利用者が、利用者情報を入力した場合
- USBデバイスを登録した場合
- ソフトウェアをインストール、またはファイルを配布する場合
- ソフトウェアをアンインストール、またはファイルを削除する場合
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