JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
管理用サーバを起動状態にするstartserviceコマンドについて説明します。
管理用サーバの関連サービスを起動し、管理用サーバを起動状態にします。
なお、このコマンドは管理用サーバ上で実行してください。
startservice引数はありません。
JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ\mgr\bin\
JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
管理用サーバのOSがWindows 7、Windows Server 2008の場合、権限を昇格する必要があります。
- このコマンドは、管理用サーバのセットアップが完了している状態で実行してください。
- このコマンドは、同時に複数実行できません。
- このコマンドは、exportdbコマンド、importdbコマンド、reorgdbコマンド、またはstopserviceコマンドと同時に実行できません。
startserviceコマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 説明 0 コマンドが正常に終了しました。 1 管理用サーバがすでに開始しています。 31 ほかのコマンドを実行中です。 35 コマンド実行時にマネージャが停止処理中です。 51 コマンドの実行権限がありません。 52 クラスタ環境ではこのコマンドを実行できません。 54 管理用サーバがセットアップされていません。 101 管理用サーバのサービスの開始に失敗しました。 110 ライセンスに問題があるためコマンドの実行に失敗しました。 150 そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。 管理用サーバのサービスを開始するコマンドの使用例を次に示します。
startservice
All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, 2012, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights
related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.