JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
AMTを利用してコンピュータの電源を制御する場合、およびAMTファームウェアバージョンの情報を取得する場合は、AMTの認証情報を設定しておく必要があります。
また、エージェント設定からコンピュータのAMTを設定する場合、AMTを自動的に有効化するための管理者権限のパスワードを設定する必要があります。
- 設定画面を表示します。
- メニューエリアで[機器]-[AMTの設定]を選択します。
- AMTの認証情報を設定します。
AMTを利用してコンピュータの電源を制御する場合、およびAMTファームウェアバージョンの情報を取得する場合は、インフォメーションエリアで[ユーザーID]、[パスワード]および[パスワード確認]を入力します。
コンピュータのAMTを自動的に有効化する場合は、[管理者権限のパスワード]の[パスワード]および[パスワード確認]にAMTの管理者権限のパスワードを入力します。- [適用]ボタンをクリックします。
利用者のコンピュータに対して、AMTを利用して電源を制御できるようになります。
なお、AMTを利用するためには、JP1/IT Desktop Managementでの設定以外に、管理用サーバと利用者のコンピュータでAMT自体の設定が必要です。
注意
- [認証情報]に設定したAMTのユーザー情報(AMT管理ユーザー)のユーザー名とパスワードは、管理用サーバの設定と、管理対象のコンピュータで一致させる必要があります。
参考
- エージェント導入済みのコンピュータの場合、エージェント設定からAMTの設定ができます。これによって、各コンピュータのBIOSを操作する手間を軽減できます。
参考
- コンピュータのAMTに管理者権限のパスワードが未設定の場合は、[管理者権限のパスワード]に設定したパスワードがAMTに登録されます。管理者権限のパスワードが登録済みの場合、パスワードは設定できません。登録済みのパスワードを指定してください。また、管理者権限のパスワードが設定済みでかつAMTが無効になっているときは、あらかじめコンピュータのAMTを有効にしておく必要があります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, 2012, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights
related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.