JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
エージェント導入済みのコンピュータのネットワークモニタを有効にすると、そのコンピュータが所属するネットワークセグメントに対して、ネットワークに接続された機器を自動的に発見したり、機器のネットワーク接続を制御したりできるようになります。
- 機器画面を表示します。
- メニューエリアの[機器情報]で、[機器一覧(ネットワーク)]から該当するネットワークセグメントを選択します。
- インフォメーションエリアでエージェント導入済みのコンピュータを選択します。
- [操作メニュー]の[ネットワークモニタを有効にする]を選択します。
選択したコンピュータのネットワークモニタが有効になり、ネットワークセグメントのネットワークが監視されます。
ネットワークモニタが有効になっているコンピュータには、管理種別に
または
が表示されます。また、メニューエリアのグループに
が表示されます。
警告
- ネットワークモニタを有効にしたまま、ネットワークモニタエージェントをアンインストールしないでください。ネットワークモニタエージェントをアンインストールすると、そのコンピュータが所属するネットワークセグメントのネットワークモニタが無効になります。
注意
- メニューエリアに表示されるネットワークモニタの動作状態が「ネットワークモニタが有効です」または「ネットワークモニタを有効化しています」の場合、次の操作が制限されます。
- 該当するネットワークのグループを削除できません。
- ネットワークモニタが有効になっているコンピュータは除外対象にできません。また、削除もできません。
注意
- ネットワークモニタを有効化するコンピュータのOSがWindows Server 2003の場合、あらかじめWinPcapがインストールされていないことを確認してください。WinPcapがインストール済みのときは、WinPcapをアンインストールしてからネットワークモニタを有効化してください。
注意
- ネットワークモニタを有効にする場合、あらかじめ管理用サーバにコンポーネント(ネットワークモニタエージェント)が登録されている必要があります。
参考
- 設定画面の[ネットワーク制御]-[ネットワークモニタ設定の割り当て]画面でもネットワークモニタを有効にできます。
参考
- エージェント導入済みのコンピュータに、提供媒体から「JP1/IT Desktop Management - Network Monitor」をインストールする方法でも、ネットワークモニタを有効にできます。
参考
- ネットワークモニタを有効にしたコンピュータが複数のネットワークセグメントに所属している場合、所属しているすべてのネットワークセグメントでネットワークモニタが有効になります。
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