JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
チャットサーバを起動すると、[チャット]ウィンドウがチャットサーバとして動作します。チャットサーバの起動中は、タスクバーに[チャットサーバ]アイコン(
)が表示されています。なお、[チャット]ウィンドウでメッセージを送受信する操作は、クライアントとして動作していた時と同様です。
チャットサーバを起動するには、自動起動する方法と手動起動する方法の二つがあります。チャットサーバの自動起動を設定することで、チャットサーバを常駐させられます。例えば、ヘルプデスクでチャットを利用する場合は自動起動にしておくなど、利用形態によって適切な方法を選択してください。
コントローラの場合は、チャットサーバをスタートアップに登録します。エージェント導入済みのコンピュータの場合は、エージェントの起動時に自動起動するよう設定するか、またはスタートアップに登録します。
- スタートアップに登録する場合
- [チャット]ウィンドウを起動します。
参考
- [チャット]ウィンドウは、次の方法で起動できます。
- [リモートコントロール]ウィンドウのメニューで[ツール]-[チャット]を選択する
- Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[JP1_IT Desktop Management - Manager]-[ツール]-[リモートコントロール チャット]を選択する(コントローラの場合)
- Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[JP1_IT Desktop Management - Agent]-[リモコンエージェント]-[チャット]を選択する(エージェント導入済みのコンピュータの場合)
- メニューの[ツール]-[チャットサーバ]から、[スタートアップに登録]を選択します。
- ユーザーの[スタートアップ]グループに、[チャットサーバ]ショートカットが作成されます。次回のログオン時から、自動的にチャットサーバが起動されます。
- エージェント起動時に自動起動させる場合
- エージェント起動時にチャットサーバを自動的に起動させるには、エージェント設定の[リモートコントロールの動作設定]で[リモコンエージェントの起動時に、チャットも開始できる状態にしておく]をチェックしてください。
- [チャット]ウィンドウを起動します。
参考
- [チャット]ウィンドウは、次の方法で起動できます。
- [リモートコントロール]ウィンドウのメニューで[ツール]-[チャット]を選択する
- Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[JP1_IT Desktop Management - Manager]-[ツール]-[リモートコントロール チャット]を選択する(コントローラの場合)
- Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[JP1_IT Desktop Management - Agent]-[リモコンエージェント]-[チャット]を選択する(エージェント導入済みのコンピュータの場合)
- メニューの[ツール]-[チャットサーバ]から、[チャットサーバを起動]を選択します。
チャットサーバが起動し、タスクバーに[チャットサーバ]アイコンが表示されます。
参考
- [チャット]ウィンドウの[ツール]メニューから[チャットサーバ]-[最小化時に隠す]を選択すると、チャットサーバを最小化したときに、タスクバーに表示させないようにできます。タスクバーに表示させないようにしても[チャットサーバ]アイコンは表示されていますので、[チャットサーバ]アイコンをダブルクリックすることで再表示できます。また、ほかの[チャット]ウィンドウから接続されると、自動的にチャットサーバがポップアップ表示されます。
エージェントで自動起動したチャットサーバは、手動起動したチャットサーバと次の点で機能が異なります。
- [チャット]ウィンドウの次のメニューが使用できません(非活性となります)。
- [ファイル]-[接続]メニュー
- [ファイル]-[切断]メニュー
- [ツール]-[チャットサーバ]メニュー
- [環境の設定]ダイアログの[全般]タブの項目は、常に変更できるようになります。
- [チャット]ウィンドウで次の操作をした場合、[チャット]ウィンドウは閉じられ、タスクバーにも表示されません。[チャットサーバ]アイコンをダブルクリックするか、またはメッセージを受け取ると、再度[チャット]ウィンドウが表示されます。
- [ファイル]-[終了]メニューを選択した場合
- タイトルバーの[×]をクリックした場合
- アイコン化した場合
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