JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
[ファイル転送]ウィンドウでは、コントローラとコンピュータとの間で、双方向のファイル転送ができます。また、複数のコンピュータと接続している場合に、接続先のコンピュータ間でファイル転送することもできます。
[ファイル転送]ウィンドウでのファイルの転送方法には、大きく分けて3種類の方法があります。ここでは、それぞれの操作方法について説明します。
[ファイル転送]ウィンドウ上のファイルおよびフォルダを、ドラッグ&ドロップで転送できます。ファイルをドラッグ&ドロップするとコピーされます。ファイルを移動する場合は[Shift]キーを押しながらドロップしてください。また、マウスの右ボタンでドラッグすると、ドロップしたときにメニューが表示され、[移動]、[コピー]、[キャンセル]の三つから動作を選択できます。
さらに、システムのエクスプローラと[ファイル転送]ウィンドウの間でも、ファイルをドラッグ&ドロップで転送できます。この場合はすべてコピーとなり、[Shift]キーを押しても無効になります。
- 転送するファイルまたはフォルダを選択し、[ファイル転送]ウィンドウのツールバーで[コピーファイル予約]ボタン(
)または[移動ファイル予約]ボタン(
)をクリックします。
- 転送先のドライブまたはフォルダを選択し、ツールバーの[転送]ボタン(
)をクリックします。
ファイルの転送が始まります。
マルチ転送とは、複数のコンピュータに一度にファイルを転送できる方法です。転送先のフォルダはデフォルトで設定したり、転送元と同じフォルダを設定したりできるので、フォルダを入力する手間を省けます。
- 転送するファイルまたはフォルダを選択し、[ファイル転送]ウィンドウのツールバーで[マルチ転送]ボタン(
)をクリックします。
- 表示されるダイアログで転送先コンピュータおよび転送先フォルダを設定し、[転送]ボタンをクリックします。
ファイルの転送が始まります。複数のコンピュータを選択した場合は、それぞれのコンピュータの同一フォルダに一斉に転送されます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, 2012, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights
related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.