JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
接続リストから、ネットワーク上に接続できるコンピュータがあるかどうかを検索できます。検索されたコンピュータに接続して、リモートコントロールを開始できます。
- [リモートコントロール]ウィンドウのメニューで、[接続リスト]-[接続リストを編集]を選択します。
- 表示された接続リスト上で、[ネットワーク]アイコンを作成する位置を選択します。
参考
- [ネットワーク]アイコンとは、エージェントを検索するときの検索範囲を設定したアイコンです。[ネットワーク]アイコン一つにつき、同一サブネット内に存在する任意の範囲のアドレスを指定できます。[ネットワーク]アイコンを接続リスト上に作成しておくことで、同じ範囲を繰り返し検索できます。また、[リモートコントロール]ウィンドウの[接続できるコンピュータの検索]ダイアログからもリモートコントロールできるコンピュータを検索できます。
- 接続リストのメニューで、[ファイル]-[新規作成]から[ネットワーク]を選択します。
- 表示されるダイアログでネットワークの名前とIPアドレスの範囲を設定して、[OK]ボタンをクリックします。
- 作成した[ネットワーク]アイコンをダブルクリックします。
コンピュータの検索が開始され、検索状況を示す[接続できるコンピュータの検索]ダイアログが表示されます。
検索が完了したあと[接続できるコンピュータの検索]ダイアログを閉じると、ダイアログの[コンピュータ]タブに表示されていたコンピュータが、[ネットワーク]アイコンの下位に追加されます。検索途中で[閉じる]ボタンをクリックしても、それまでに検出されたコンピュータが追加されます。
参考
- 接続リストには、[接続できるコンピュータの検索]ダイアログの[コンピュータ]タブに表示されているコンピュータだけが追加されます。このため、検索が完了したあと、ダイアログを閉じる前にアイコンをチェックして、接続リストに追加するコンピュータが[コンピュータ]タブに表示されている状態にしてください。例えば、接続できるかどうかに関係なく、ネットワーク上の全コンピュータの構成を接続リスト上で管理したい場合は、「接続待ち」から「無応答」まですべての項目をチェックする必要があります。逆に、現時点で接続できるコンピュータだけを接続リストに追加したい場合は、「接続待ち」だけをチェックします。
なお、検索されたコンピュータは、検索結果が一時的に表示されたもので、このままでは情報として保存されません。接続リストを閉じると削除されます。検索されたコンピュータの情報を保存したい場合は、ドラッグ&ドロップで別のグループへ移動させる必要があります。グループ下に移動されることで、接続リスト上のコンピュータとして扱えるようになり、名前や説明を変更できます。
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