エージェントによって生成された、機器を識別するためのユニークなID(ホスト識別子)をリセットするためのresetnid.vbsコマンドについて説明します。
機能
エージェントを導入すると、自動的にホスト識別子が生成されます。
ディスクコピーによってエージェントを導入する場合、コピー先のコンピュータのホスト識別子が新規に生成されるよう、あらかじめコピー元のコンピュータでホスト識別子をリセットしておく必要があります。コピー元のコンピュータでresetnid.vbsコマンドを実行することで、エージェントのホスト識別子がリセットされます。これによって、ディスクコピーを利用してエージェントを導入したときに、新規にホスト識別子が生成され、コンピュータがユニークに識別されるようになります。
また、複数のエージェント導入済みのコンピュータが同じ機器として認識されてしまう場合、それらのコンピュータでresetnid.vbsコマンドを実行することで、各コンピュータがユニークに識別されるようになります。
なお、このコマンドは、エージェント導入済みのコンピュータ上で実行してください。
形式
resetnid.vbs /nodeid
引数
格納先
エージェントのインストール先フォルダ¥bin¥
実行権限
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
戻り値
resetnid.vbsコマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 | 説明 |
---|---|
0 | コマンドが正常に終了しました。 |
0以外 | コマンドが失敗しました。 |
使用例
ホスト識別子をリセットするコマンドの使用例を次に示します。
resetnid.vbs /nodeid