8.3 updatesupportinfo(サポート情報の登録)

サポートサービスサイトからダウンロードしたサポート情報を管理用サーバに登録するupdatesupportinfoコマンドについて説明します。

機能

管理用サーバがサポートサービスサイトに接続できない場合、最新の更新プログラム情報でセキュリティ状況を判定したり、最新のウィルス対策製品をセキュリティポリシーの判定対象に設定したりするためには、最新のサポート情報を手動で管理用サーバに登録する必要があります。

まず、外部のネットワークに接続できるコンピュータでサポートサービスサイトに接続して、最新のサポート情報をダウンロードしてください。ダウンロードしたサポート情報を管理用サーバに手動でコピーしてこのコマンドを実行すると、最新情報を管理用サーバに登録できます。

なお、このコマンドは管理用サーバ上で実行してください。

形式

updatesupportinfo△-i△サポート情報のファイル名

引数

-i△サポート情報のファイル名
管理用サーバに登録するサポート情報のファイル名を絶対パスで指定します。空白を含むパスを指定する場合は、パスをダブルクォーテーション(")で囲んでください。

格納先

JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ¥mgr¥bin¥

JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。

実行権限

Administrator権限を持つユーザーで実行してください。

管理用サーバのOSがWindows 7、Windows Server 2008の場合、権限を昇格する必要があります。

注意事項

戻り値

updatesupportinfoコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値説明
0コマンドが正常に終了しました。
11コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。
12指定されたファイルが不正、またはファイルがありません。
31ほかのコマンドを実行中です。
51コマンドの実行権限がありません。
53管理用サーバのサービスが開始されていません。
54管理用サーバがセットアップされていません。
101一部またはすべてのサポート情報の更新に失敗しました。
150そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。

使用例

C:¥tempに格納したサポート情報のファイルsupportinfo.zipを管理用サーバに登録する場合の使用例を次に示します。

updatesupportinfo -i C:¥temp¥supportinfo.zip

関連リンク