管理用サーバのトラブルシュート用情報を一括で取得するgetlogsコマンドについて説明します。
機能
原因不明なトラブルや、解決が困難なトラブルなどが発生した場合に、サポートサービスに問い合わせるときに必要なトラブルシュート用情報を一括で取得します。
取得できるトラブルシュート用情報は、一次用ファイル(tsinf_1st.dat)と二次用ファイル(tsinf_2nd.dat)の二つのファイルに分けて出力されます。
なお、このコマンドは管理用サーバ上で実行してください。
形式
getlogs[△-f△トラブルシュート用情報格納先フォルダ名]
引数
格納先
JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ¥mgr¥bin¥
JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。
実行権限
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
管理用サーバのOSがWindows 7、Windows Server 2008の場合、権限を昇格する必要があります。
注意事項
トラブルシュート用情報格納先フォルダに次に示すフォルダまたはファイルがすでに存在した場合、これらのフォルダまたはファイルが削除されてから、コマンドが実行されます。
戻り値
getlogsコマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 | 説明 |
---|---|
0 | コマンドが正常に終了しました。 |
1 | 一部のトラブルシュート用情報の取得に失敗しました。 |
11 | コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。 |
12 | 指定されたフォルダが不正、またはフォルダがありません。 |
51 | コマンドの実行権限がありません。 |
101 | そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。 |
使用例
トラブルシュート用情報をC:¥tmp¥troubleshootに取得する場合のコマンドの使用例を次に示します。
getlogs -f C:¥tmp¥troubleshoot
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