サポートサービスサイトからダウンロードしたサポート情報を管理用サーバに登録するupdatesupportinfoコマンドについて説明します。
機能
管理用サーバがサポートサービスサイトに接続できない場合、最新の更新プログラム情報でセキュリティ状況を判定したり、最新のウィルス対策製品をセキュリティポリシーの判定対象に設定したりするためには、最新のサポート情報を手動で管理用サーバに登録する必要があります。
まず、外部のネットワークに接続できるコンピュータでサポートサービスサイトに接続して、最新のサポート情報をダウンロードしてください。ダウンロードしたサポート情報を管理用サーバに手動でコピーしてこのコマンドを実行すると、最新情報を管理用サーバに登録できます。
なお、このコマンドは管理用サーバ上で実行してください。
形式
updatesupportinfo△-i△サポート情報のファイル名
引数
格納先
JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ¥mgr¥bin¥
JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。
実行権限
Administrator権限を持つユーザーで実行してください。
管理用サーバのOSがWindows 7、Windows Server 2008の場合、権限を昇格する必要があります。
注意事項
戻り値
updatesupportinfoコマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 | 説明 |
---|---|
0 | コマンドが正常に終了しました。 |
11 | コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。 |
12 | 指定されたファイルが不正、またはファイルがありません。 |
31 | ほかのコマンドを実行中です。 |
51 | コマンドの実行権限がありません。 |
53 | 管理用サーバのサービスが開始されていません。 |
54 | 管理用サーバがセットアップされていません。 |
101 | 一部またはすべてのサポート情報の更新に失敗しました。 |
150 | そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。 |
使用例
C:¥tempに格納したサポート情報のファイルsupportinfo.zipを管理用サーバに登録する場合の使用例を次に示します。
updatesupportinfo -i C:¥temp¥supportinfo.zip
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