4.4.1 サポートサービスと接続するための情報を設定する手順
Windowsの更新プログラムが最新かどうかを判定する場合や、最新のウィルス対策製品をセキュリティポリシーの判定対象にする場合、最新の更新プログラムやウィルス対策製品の情報などをサポートサービスサイトから定期的にダウンロードする必要があります。このために、サポートサービスサイトと接続するための情報を設定しておく必要があります。
サポートサービスサイトに接続すると、次に示す情報が自動的に最新の情報に更新されるようになります。
- 更新プログラムの情報
- ウィルス対策製品の情報
- JP1/IT Desktop ManagementがサポートするOSやサービスパックの情報
- エージェントの修正パッチの情報
サポートサービスサイトから最新の情報を取得すると、管理対象のコンピュータに最新の更新プログラムやウィルス対策製品が適用されているかどうかを、セキュリティポリシーで判定できるようになります。
また、エージェントの修正パッチを自動的に適用したり、最新OSのコンピュータを自動的に判別したりできるようになります。
注意- サポートサービスサイトと接続するためには、サポートサービス契約をしている必要があります。
サポートサービスと接続するための情報を設定するには:
- 設定画面を表示します。
- メニューエリアで[他システムとの接続]-[サポートサービスの設定]を選択します。
- インフォメーションエリアで、接続するサポートサービスの情報を設定します。
接続するサポートサービスの情報については、リリースノートを確認してください。[接続テスト]ボタンをクリックすると、設定したサポートサービスに接続できるかどうかを確認できます。
また、[更新プログラム一覧の更新通知先]で、セキュリティ画面の更新プログラム一覧が更新されたことをメール通知するあて先も設定できます。
- [適用]ボタンをクリックします。
設定画面の[セキュリティ管理]-[セキュリティのスケジュール設定]画面で設定したスケジュールに従って、サポートサービスサイトから最新のサポート情報がダウンロードされます。また、ダウンロードされた結果、更新プログラム一覧が更新された場合は、設定したあて先にメール通知されます。
参考- 管理用サーバが外部のネットワークに接続できない場合は、外部に接続できるコンピュータを利用してサポートサービスサイトからサポート情報をダウンロードしてください。ダウンロードしたサポート情報は、updatesupportinfoコマンドを利用して管理用サーバに登録できます。
参考- サポートサービスサイトから情報を取得してセキュリティポリシーが更新されると、更新のタイミングで機器のセキュリティ状況が判定されます。
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