2.6.2 ネットワークモニタを有効にする手順

エージェント導入済みのコンピュータのネットワークモニタを有効にすると、そのコンピュータが所属するネットワークセグメントに対して、ネットワークに接続された機器を自動的に発見したり、機器のネットワーク接続を制御したりできるようになります。

ネットワークモニタを有効にするには:

  1. 機器画面を表示します。
  2. メニューエリアの[機器情報]で、[機器一覧(ネットワーク)]から該当するネットワークセグメントを選択します。
  3. インフォメーションエリアでエージェント導入済みのコンピュータを選択します。
  4. [操作メニュー]の[ネットワークモニタを有効にする]を選択します。

選択したコンピュータのネットワークモニタが有効になり、ネットワークセグメントのネットワークが監視されます。

ネットワークモニタが有効になっているコンピュータには、管理種別に[図]または[図]が表示されます。また、メニューエリアのグループに[図]が表示されます。

警告
ネットワークモニタを有効にしたまま、ネットワークモニタエージェントをアンインストールしないでください。ネットワークモニタエージェントをアンインストールすると、そのコンピュータが所属するネットワークセグメントのネットワークモニタが無効になります。
注意
メニューエリアに表示されるネットワークモニタの動作状態が「ネットワークモニタが有効です」または「ネットワークモニタを有効化しています」の場合、次の操作が制限されます。
  • 該当するネットワークのグループを削除できません。
  • ネットワークモニタが有効になっているコンピュータは除外対象にできません。また、削除もできません。
注意
ネットワークモニタを有効化するコンピュータのOSがWindows Server 2003の場合、あらかじめWinPcapがインストールされていないことを確認してください。WinPcapがインストール済みのときは、WinPcapをアンインストールしてからネットワークモニタを有効化してください。
注意
ネットワークモニタを有効にする場合、あらかじめ管理用サーバにコンポーネント(ネットワークモニタエージェント)が登録されている必要があります。
参考
設定画面の[ネットワーク制御]-[ネットワークモニタ設定の割り当て]画面でもネットワークモニタを有効にできます。
参考
エージェント導入済みのコンピュータに、提供媒体から「JP1/IT Desktop Management - Network Monitor」をインストールする方法でも、ネットワークモニタを有効にできます。
参考
ネットワークモニタを有効にしたコンピュータが複数のネットワークセグメントに所属している場合、所属しているすべてのネットワークセグメントでネットワークモニタが有効になります。