1.6.8 ディスクコピーでエージェントをインストールする
利用者にコンピュータを配布する前に、配布するコンピュータのモデルとなるコンピュータに、インストールセットを使ってエージェントをインストールします。次に、モデルとなるコンピュータのディスク全体を、専用のツールやソフトウェアを使用して配布前のコンピュータにディスクコピーします。そのあと、利用者にコンピュータを配布します。
- メリット
- 配布する時点でエージェントのインストールおよびセットアップがすでに完了しているため、利用者がエージェントをインストールする必要がありません。そのため、利用者の操作ミスによるトラブルを避けられます。
- デメリット
- 配布前のコンピュータだけが対象です。すでに配布されているコンピュータには、この方法でエージェントをインストールできません。
ディスクコピーでエージェントをインストールするイメージを、次の図に示します。
![[図]](graphics/zu050006.gif)
注意- ディスクコピーでエージェントをインストールする場合、モデルとなるコンピュータ(ディスクコピー元のコンピュータ)で、resetnid.vbsコマンドを実行する必要があります。このコマンドを実行しない場合、ディスクコピー先のコンピュータが、ディスクコピー元のコンピュータと同一の機器と識別されてしまいます。
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