1.6.7 ログオンスクリプトを利用してエージェントをインストールする

管理者は、インストールセットをファイルサーバに格納します。そのあと、インストールセットを実行するログオンスクリプト用のバッチファイルを作成し、Active Directoryサーバに格納しておきます。利用者がWindowsにログオンしたときに、自動的にエージェントがインストールされます。なお、すでにエージェントがインストールされている場合はインストールされません。

ログオンスクリプト用のバッチファイルの作成例を次に示します。

if %PROCESSOR_ARCHITECTURE%==AMD64 (
if not exist "%ProgramFiles(x86)%¥Hitachi¥jp1itdma¥bin¥jdnglogon.exe" (
start /w ¥¥サーバ名¥共用ディレクトリ名¥ITDMAgt.exe
)
) else (
if not exist "%ProgramFiles%¥Hitachi¥jp1itdma¥bin¥jdnglogon.exe" (
start /w ¥¥サーバ名¥共用ディレクトリ名¥ITDMAgt.exe
)
)
メリット
ログオンスクリプトを利用することで、利用者に作業してもらうことなくエージェントを自動的にインストールできます。そのため、利用者の操作ミスによるトラブルを避けられます。
デメリット
ファイルサーバおよびファイルサーバにアクセスできる環境が必要です。また、利用者のコンピュータはドメインで管理されていて、ログオンスクリプトを実行できる環境が必要です。

ログオンスクリプトを利用してエージェントを自動インストールするイメージを、次の図に示します。

[図]

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