JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド
インストールセットを作成したら、インストールセットを利用してエージェントをコンピュータに導入します。インストールセットの利用例を次に示します。
- Webサーバでエージェントを公開する
- Webサーバにインストールセットを格納して、組織内のサイトからダウンロードできるようにします。コンピュータの利用者は、組織内のサイトからインストールセットをダウンロードしてエージェントをインストールします。
- ファイルサーバでエージェントを公開する
- ファイルサーバにインストールセットを格納して、ファイルサーバにアクセスしてダウンロードできるようにします。コンピュータの利用者は、ファイルサーバからインストールセットをダウンロードしてエージェントをインストールします。
- エージェントインストール用の媒体を配布する
- インストールセットを格納した媒体(CD-RやUSBメモリ)を作成して、この媒体をコンピュータの利用者に配布します。コンピュータの利用者は、受け取った媒体からエージェントをインストールします。
- メールの添付ファイルでエージェントを配布する
- インストールセットをメールに添付して、コンピュータの利用者に送信します。メールを受け取ったコンピュータの利用者は、添付されたファイルを実行してエージェントをインストールします。
- ログオンスクリプトを利用してエージェントをインストールする
- インストールセットを作成して、ドメインコントローラにインストールセットを実行するログオンスクリプト用のバッチファイルを格納します。コンピュータの利用者がOSにログオンしたときに、自動的にエージェントがインストールされます。
- ディスクコピーでエージェントをインストールする
- モデルとなるコンピュータにエージェントをインストールします。このコンピュータのディスク全体をバックアップします。エージェントを導入するコンピュータにバックアップデータをリストアすることでエージェントがインストールされます。
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