JP1/IT Desktop Managementが提供するリモートコントロール機能の仕組みについて説明します。
リモートコントロール機能とは、遠隔地にあるコンピュータに接続し、呼び出したコンピュータの画面に対してキーボード操作やマウス操作ができる機能です。
画面を呼び出す側のコンピュータには、リモートコントロールするためのプログラム「コントローラ」が必要です。コントローラをインストールするには、JP1/IT Desktop Managementの操作画面からリモートコントロールを実行します。操作中のコンピュータにコントローラをインストールしていない場合でも、コンピュータにコントローラが自動的にダウンロードされてインストールが実行されます。
リモートコントロールを開始するには、コントローラから対象のコンピュータに接続します。コントローラの接続方法には、次の2種類があります。
接続方法は、コントローラから対象のコンピュータに接続するときに選択できます。接続方法を選択しなかった場合は標準接続になります。標準接続できなかった場合は、RFBで接続されます。
操作画面から接続先のコンピュータを選択してリモートコントロールを実行すると、コントローラが起動して自動的にコンピュータに接続されます。コントローラを直接起動した場合は、コントローラ上で接続先を指定します。
コンピュータへの接続が成功すると、コントローラに接続先のコンピュータの画面が表示されます。コンピュータに接続したあとは、リモートコントロールの機能を利用して、コンピュータの画面を操作できます。
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