JP1/IT Desktop Managementで使用するポート番号について説明します。
JP1/IT Desktop Management - Managerのポート番号一覧
JP1/IT Desktop Management - Managerで使用するポート番号を次の表に示します。
管理用サーバのポート番号 | 接続方向 | 接続対象[ポート番号] | プロトコル | 用途 |
---|---|---|---|---|
31000 | ![]() | コンピュータ[ephemeral] | TCP | コンピュータから管理用サーバへの通信に使用されます。 |
31001 | ![]() | コンピュータ[ephemeral] | TCP | 管理用サーバからコンピュータへの通信に使用されます。 |
31080 | ![]() | 各画面[ephemeral] | TCP | 各画面から管理用サーバへの通信に使用されます。 |
16992 | ![]() | エージェント[ephemeral] | TCP | AMTを使用したコンピュータの電源制御に使用されます。 |
31002~31013 | なし | なし | TCP | JP1/IT Desktop Managementの内部処理に使用されます。 |
各ポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、セットアップで、重複しないポート番号に変更してください。
また、JP1/IT Desktop Management - ManagerとJP1/IT Desktop Management - Agentの間のネットワークで、ファイアウォールによってポートを制御している場合は、表に示すポートを通過できるように設定してください。
JP1/IT Desktop Management - Managerとエージェントレスのコンピュータの間のネットワークでは、次に示すポートを通過できるように設定してください。
なお、プロトコルのポートは次の手順で設定できます。
サイトサーバのポート番号一覧
サイトサーバで使用するポート番号を次の表に示します。
サイトサーバのポート番号 | 接続方向 | 接続対象[ポート番号] | プロトコル | 用途 |
---|---|---|---|---|
31000 | ![]() | コンピュータ[ephemeral] | TCP | コンピュータからサイトサーバへの通信に使用されます。 |
31010 | なし | なし | TCP | サイトサーバの内部処理に使用されます。 |
このポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、サイトサーバのセットアップで重複しないポート番号に変更してください。
コントローラおよびリモコンエージェントのポート番号一覧
コントローラおよびリモコンエージェントで使用するポート番号を次の表に示します。
コントローラまたはリモコンエージェント[ポート番号] | 接続方向 | 接続対象[ポート番号] | プロトコル | 用途 |
---|---|---|---|---|
リモコンエージェント[31016] | ![]() | コントローラ[31016] | TCP | コントローラからリモコンエージェントへの通信待機に使用されます。 |
リモコンエージェント[31017] | ![]() | コントローラ[31017] | TCP | コントローラからリモコンエージェントへのファイル転送に使用されます。 |
リモコンエージェントまたはコントローラ[31018] | ![]() ![]() | リモコンエージェントまたはコントローラ[31018] | TCP | リモコンエージェントとコントローラの間でのチャットに使用されます。 |
リモコンエージェント[31019] | ![]() | コントローラ[31019] | TCP | リモコンエージェントからコントローラへのリモート接続の要求に使用されます。 |
リモコンエージェント[31020] | ![]() | コントローラ[31020] | TCP | リモコンエージェントからコントローラへのコールバックによるファイル転送に使用されます。 |
各ポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、次のようにして重複しないポート番号に変更してください。
JP1/IT Desktop Management - Agentのポート番号一覧
JP1/IT Desktop Management - Agentで使用するポート番号を次の表に示します。
エージェントのポート番号 | 接続方向 | 接続対象[ポート番号] | プロトコル | 用途 |
---|---|---|---|---|
31000 | ![]() | 管理用サーバ[ephemeral] | TCP | エージェントから管理用サーバへの通信に使用されます。 |
31001 | ![]() | 管理用サーバ[ephemeral] | TCP | 管理用サーバからエージェントへの通信に使用されます。 |
16992 | ![]() | 管理用サーバ[ephemeral] | TCP | AMTを使用したコンピュータの電源制御に使用されます。 |
各ポート番号は、製品の提供時にデフォルトとして設定されています。ご利用のシステム環境で、表に示すポート番号をすでに使用している場合は、管理用サーバのセットアップで重複しないポート番号に変更してください。
また、JP1/IT Desktop Management - ManagerとJP1/IT Desktop Management - Agentの間のネットワークで、ファイアウォールによってポートを制御している場合は、表に示すポートを通過できるように設定してください。
エージェントレスの機器のポート番号
エージェントレスの機器の場合、機器の認証状態によって、Windowsの管理共有またはSNMPのポート番号が使用されます。