2.7 機器のリモートコントロール

近年の急速なITの高度化に伴い、アプリケーションのセットアップやトラブル発生時の対処などに不慣れなユーザーが増えてきています。組織内で発生するコンピュータの問題に対しては、専門知識を持つシステム管理者などが対応する場合がほとんどです。しかし、職場が分散していると速やかな対応は難しくなります。

このような場合に、リモートコントロール機能を利用することで、管理者の手もとのコンピュータから問題の発生したコンピュータを遠隔操作して、操作内容を共有したり、データを送受信したりして問題に速やかに対応できます。

[図]

この節の構成
2.7.1 リモートコントロールの仕組み
2.7.2 リモートコントロールの機能
2.7.3 接続方法の違いによる機能差異
2.7.4 多言語環境でリモートコントロール機能を利用する場合の注意事項
2.7.5 ユーザー環境に依存するファイルについての注意事項
2.7.6 コントローラの自動更新
2.7.7 接続モードの設定
2.7.8 接続状態の表示
2.7.9 NAT環境、DHCP環境でのリモートコントロール
2.7.10 Windows認証を利用してリモートコントロールする場合に必要なユーザー権限
2.7.11 リモートコントロールの認証情報の設定
2.7.12 コントローラからコンピュータへの接続方法
2.7.13 コンピュータの画面の操作
2.7.14 ファイルの転送
2.7.15 接続先のコンピュータからコントローラへの接続要求
2.7.16 接続先の管理
2.7.17 リモートコントロールの録画・再生
2.7.18 チャットの利用
2.7.19 リモートコントロールのメニュー一覧