A.5 性能と見積もり

ここでは、製品の各システム構成要素のメモリ所要量、ディスク占有量、および前提となるCPUについて説明します。

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この節の構成
A.5.1 メモリ所要量
A.5.2 ディスク占有量
A.5.3 前提となるCPU

A.5.1 メモリ所要量

製品の各システム構成要素のメモリ所要量についてそれぞれ表に示します。

管理用サーバ

実装メモリ:最低2 ギガバイト(3 ギガバイト以上を推奨)

仮想メモリ:最大2.8 ギガバイト

操作画面を表示するコンピュータ

実装メモリ:2ギガバイト以上を推奨

サイトサーバプログラムをインストールするコンピュータ

実装メモリ:最低1.5ギガバイト(2ギガバイト以上を推奨)

仮想メモリ:最大1.5ギガバイト

エージェントを導入するコンピュータ

項目動作環境
実装メモリWindows 7の場合1ギガバイト(OS推奨メモリ)+20メガバイト以上
Windows Server 2008またはWindows Vistaの場合512メガバイト(OS推奨メモリ)+20メガバイト以上
Windows Server 2003またはWindows XPの場合128メガバイト(OS推奨メモリ) +20メガバイト以上
Windows 2000の場合64メガバイト(OS推奨メモリ)+20メガバイト以上
仮想メモリ40メガバイト

操作ログを取得するには、さらに次に示す容量が必要です。

項目動作環境
実装メモリOSが32ビット版のWindowsの場合仮想メモリに必要な容量×0.5を、8の倍数で切り上げた値以上
OSが64ビット版のWindowsの場合
仮想メモリOSが32ビット版のWindowsの場合34メガバイト+11メガバイト×(エージェントを導入するコンピュータにログオンしているユーザー数-1)以上
OSが64ビット版のWindowsの場合43メガバイト+16メガバイト×(エージェントを導入するコンピュータにログオンしているユーザー数-1)以上
(例)OSが32ビット版のWindowsの場合、エージェントを導入するコンピュータにログオンしているユーザー数が三つのときに必要な容量
  • 実装メモリ
    28メガバイトを8の倍数で切り上げた値=32メガバイト
    注※ 28メガバイトは、仮想メモリに必要な容量56メガバイト×0.5です。
  • 仮想メモリ
    34メガバイト+11メガバイト×2=56メガバイト

ネットワークモニタを有効にするコンピュータ

実装メモリ:1ギガバイト+20メガバイト以上

仮想メモリ:最大22メガバイト+(10×監視するネットワークセグメント数)メガバイト

エージェントレスのコンピュータ

エージェントレスのコンピュータがWindowsの管理共有の認証を利用する場合、各機能を実行するために、実行プログラムが送信されます。実行プログラムの実行時のメモリ使用量は、22メガバイトです。

コントローラをインストールする管理者のコンピュータ

項目動作環境
実装メモリWindows 7の場合1ギガバイト(OS推奨メモリ)+α以上
Windows Server 2008の場合512メガバイト(OS推奨メモリ)+α以上
Windows Vistaの場合512メガバイト(OS推奨メモリ)+α以上
Windows Server 2003の場合128メガバイト(OS推奨メモリ)+α以上
Windows XPの場合128メガバイト(OS推奨メモリ)+α以上

注※ αは次に示すA~Dの合計値です。

A:描画用の一時バッファ(5.0メガバイト(標準的なアプリケーション操作時)×接続エージェント数)

B:ファイル転送中の一時バッファ(2.0メガバイト)

C:チャットサーバ用のバッファ(2.0+(0.1×接続数)メガバイト)

D:チャットクライアント用のバッファ(2.0+(0.2×接続数)メガバイト)

A.5.2 ディスク占有量

製品の各システム構成要素のディスク占有量についてそれぞれ表に示します。

管理用サーバ

管理用サーバに必要なドライブの空き容量を次に示します。

項目動作環境
インストールドライブ(本体容量)2.4ギガバイト以上(推奨は3ギガバイト)
システムドライブ(作業領域分の容量)500メガバイト
データベース格納フォルダのドライブ(データ容量)35ギガバイト以上(簡単インストールの場合)
13ギガバイト以上(カスタムインストールの場合)

カスタムインストールの場合、操作ログを取得するときは、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目動作環境
データベース格納フォルダのドライブ(データ容量)20ギガバイト以上

注※ セットアップ画面の操作ログの設定で、[管理対象の機器の台数]を50台、[操作ログの最大取り込み期間]を0日とした場合に必要な空き容量です。

配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目動作環境
JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブパッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量
データフォルダが格納されるドライブパッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量
システムドライブパッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量

自動アップデートでコンポーネントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目動作環境
JP1/IT Desktop Management - Managerがインストールされているドライブ500メガバイト
データフォルダが格納されるドライブ
システムドライブ

操作画面を表示するコンピュータ

JP1/IT Desktop Managementによるディスクの占有量はありません。

サイトサーバプログラムをインストールするコンピュータ

サイトサーバに必要なドライブの空き容量を次に示します。

項目動作環境
インストールドライブ(本体容量)2.4ギガバイト以上(推奨は3ギガバイト)
データベース格納フォルダのドライブ(データ容量)4ギガバイト以上

自動アップデートでサイトサーバプログラムをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目動作環境
サイトサーバプログラムがインストールされているドライブ200メガバイト
データフォルダが格納されるドライブ
システムドライブ

エージェントを導入するコンピュータ

20メガバイト以上(40メガバイト以上推奨)の空き容量が必要です。

操作ログを取得する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目動作環境
エージェントがインストールされているドライブ120メガバイト

配布機能を利用する場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目動作環境
エージェントがインストールされているドライブパッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の2倍以上の空き容量
エージェントがインストールされているコンピュータのシステムドライブパッケージ(ZIPファイルに圧縮する前)の空き容量

自動アップデートでエージェントをアップデートさせる場合、さらに次に示す空き容量が必要です。

項目動作環境
エージェントがインストールされているドライブ50メガバイト
エージェントがインストールされているコンピュータのシステムドライブ

ネットワークモニタを有効にするコンピュータ

エージェントを導入するコンピュータのディスク占有量に加えて、20メガバイト以上(40メガバイト以上推奨)の空き容量が必要です。

エージェントレスのコンピュータ

エージェントレスのコンピュータがWindowsの管理共有の認証を利用する場合、各機能を実行するために、実行プログラムが送信されます。実行プログラムを格納するために、2.5メガバイト以上の空き容量が必要です。

コントローラをインストールする管理者のコンピュータ

20メガバイト以上の空き容量が必要です。

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A.5.3 前提となるCPU

製品の各システム構成要素の前提となるCPUについてそれぞれ表に示します。

管理用サーバ

2.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

操作画面を表示するコンピュータ

サイトサーバプログラムをインストールするコンピュータ

2.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

エージェントを導入するコンピュータ

項目動作環境
CPUWindows 7の場合1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
Windows Server 2008の場合1.0ギガヘルツ以上の32ビットプロセッサ、または1.4ギガヘルツ以上の64ビットプロセッサ
Windows Vistaの場合800メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
Windows Server 2003の場合133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
Windows XPの場合300メガヘルツ以上の32ビットプロセッサ
Windows 2000の場合133メガヘルツ以上の32ビットプロセッサ

ネットワークモニタを有効にするコンピュータ

項目動作環境
CPUWindows 7の場合1.0ギガヘルツ以上の32ビット(x86) または64 ビット(x64)プロセッサ
Windows Server 2008の場合1.0ギガヘルツ以上の32ビット(x86)、 または 1.4ギガヘルツ以上の64 ビット(x64)プロセッサ
Windows Server 2003の場合133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ

エージェントレスのコンピュータ

CPUの制限はありません。

コントローラをインストールする管理者のコンピュータ

項目動作環境
CPUWindows 7の場合1.0ギガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
Windows Server 2008の場合1.0ギガヘルツ以上の32ビットプロセッサ、または1.4ギガヘルツ以上の64ビットプロセッサ
Windows Vistaの場合800メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
Windows Server 2003の場合133メガヘルツ以上の、32ビットプロセッサまたは64ビットプロセッサ
Windows XPの場合300メガヘルツ以上の32ビットプロセッサ