JP1/IT Desktop Managementで使用できる主な機能の一覧を次に示します。
機能 | 概要 |
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システムの概況表示 | ホーム画面や各画面のダッシュボードから、さまざまな観点で、運用状況を把握できます。 |
ユーザーアカウントの管理 | 権限や管轄範囲を設定することで、JP1/IT Desktop Managementを利用する管理者の役割に応じたユーザーアカウントを作成できます。 |
運用準備の支援 | ウィザードを利用して、JP1/IT Desktop Managementの運用を開始するための準備ができます。 |
エージェントの導入 | 利用者のコンピュータにエージェントを導入することで、JP1/IT Desktop Managementの管理対象となり、各種機能を実行できます。 エージェントは、管理者が手動でインストールしたり、管理用サーバから自動で配信したり、さまざまな方法で導入できます。 |
機器の管理 | 機器を管理対象にすると、情報を収集して確認したり、電源状態を把握して制御したりできます。また、セキュリティポリシーによる判定、レポートの集計など、各種機能の対象になります。 探索機能、ネットワーク監視機能を利用することで、組織内の機器を自動で発見して管理対象にできます。 |
機器のリモートコントロール | コントローラから利用者のコンピュータの画面を呼び出して遠隔操作できます。このほかに、ファイルの送受信、操作内容の録画と再生、チャットなどもできます。 |
機器のネットワーク接続の管理 | ネットワークを監視して、未許可の機器のネットワーク接続を防いだり、危険なコンピュータを自動的にネットワークから切断したりできます。 |
セキュリティの管理 | セキュリティポリシーを作成し、コンピュータに適用することでセキュリティ状況を判定できます。セキュリティ上問題のあるコンピュータを自動対策することもできます。 また、コンピュータに対してリモートで対策したり、メッセージを通知したりできます。 |
操作ログの管理 | 利用者がコンピュータ上で操作した履歴を、操作ログとして収集できます。収集した操作ログは、操作画面から一覧で確認できます。 また、情報漏えいにつながるような不審操作を検知して、操作の履歴を追跡調査できます。 |
資産の管理 | 組織が所有するハードウェア資産やソフトウェアライセンスを登録して、運用状況を管理できます。 |
ソフトウェアおよびファイルの配布 | 管理者が利用者のコンピュータの場所まで行くことなく、ソフトウェアを配布してインストールできます。同様に、ファイルを配布したり、ソフトウェアをアンインストールしたりできます。 |
イベントの表示 | JP1/IT Desktop Managementの各機能の実行結果、発生した事象などをイベントとして確認できます。 |
レポートの表示 | システム全体の運用状況、セキュリティの診断結果、省電力化の状況、資産に掛かっている費用など、目的に応じた多様なレポートを表示できます。 |
フィルタの利用 | フィルタを利用して、操作画面の各一覧に表示されている情報を絞り込めます。設定したフィルタの条件は、保存しておくこともできます。 |
サイトサーバの利用 | サイトサーバを設置することで、操作ログの管理に掛かる負荷と、ソフトウェアおよびファイルの配布に掛かる負荷を分散できます。 |
クラスタシステムでの運用 | クラスタシステムでJP1/IT Desktop Managementを運用できます。 |
データベースの管理 | データベースマネージャを利用して、JP1/IT Desktop Managementのデータベースのバックアップやメンテナンスを実行できます。 |
コマンドの利用 | コマンドを利用して、管理情報のインポート、エクスポート、データベースのバックアップ、メンテナンスなどを実行できます。 |
エージェントの操作 | エージェント導入済みのコンピュータでは、管理用サーバから通知されるメッセージを確認したり、利用者情報を入力したりできます。 |
スマートデバイスの制御 | MDM製品と連携して、スマートデバイスをロックしたり、初期化したりできます。 |