A.8 再起動によって設定が適用されるケース
JP1/IT Desktop Managementでは、設定を適用するためにコンピュータの再起動が必要な場合があります。 次の場合に、再起動が必要です。
- JP1/IT Desktop Management - Managerをインストールした場合(Windows XP Professional Service Pack 2または3のとき)
- セキュリティポリシーを編集または割り当てた場合
- 手動でセキュリティ対策を実施した場合
JP1/IT Desktop Management - Managerをインストールした場合(Windows XP Professional Service Pack 2または3のとき)
JP1/IT Desktop Management - Managerをインストールしたコンピュータを再起動してください。再起動すると、インストールが完了します。ただし、日立の他製品の、動作処理の流れをトレースする機能(HNTRLib2)がインストールされていれば、再起動は不要です。
セキュリティポリシーを編集した場合
次の項目のうちどれかを編集したときに、編集したセキュリティポリシーが割り当てられているコンピュータを再起動してください。()内には、該当するセキュリティ設定項目を示します。再起動すると編集後のセキュリティポリシーがコンピュータに適用されます。
- Windows 自動更新の有効化の自動対策(更新プログラム)
- 管理共有の無効化の自動対策(OSのセキュリティ設定)
- 匿名接続の無効化の自動対策(OSのセキュリティ設定)
- Windows ファイアウォールの有効化の自動対策(OSのセキュリティ設定)
コンピュータのOSが、Windows Server 2003、Windows XP、およびWindows 2000の場合は、再起動は不要です。
- DCOM の無効化の自動対策(OSのセキュリティ設定)
- リモートデスクトップの無効化の自動対策(OSのセキュリティ設定)
- USBデバイスの読み取りと書き込みの抑止(禁止操作)
- 操作ログの取得(不審と見なす操作の取得を含む)の有効化または無効化(操作ログ)
セキュリティポリシーを割り当てた場合
セキュリティポリシーを割り当てたコンピュータを再起動してください。再起動すると、割り当てたセキュリティポリシーがコンピュータに適用されます。
手動でセキュリティ対策を実施した場合
次の設定項目を対策した場合に、対策を実施したコンピュータを再起動してください。()内には、該当するセキュリティ設定項目を示します。再起動すると、セキュリティ対策が実行されます。
- Windows 自動更新の有効化(更新プログラム)
- 管理共有の無効化(OSのセキュリティ設定)
- 匿名接続の無効化(OSのセキュリティ設定)
- Windows ファイアウォールの有効化(OSのセキュリティ設定)
コンピュータのOSが、Windows Server 2003、Windows XP、およびWindows 2000の場合は、再起動は不要です。
- DCOM の無効化(OSのセキュリティ設定)
- リモートデスクトップ接続の無効化(OSのセキュリティ設定)