JP1/IT Desktop Managementのデータベースおよびデータ保管用のフォルダは、データの種類に応じて複数のフォルダに分かれています。ここでは、JP1/IT Desktop Managementのデータベースおよびデータ保管用のフォルダについて説明します。
管理用サーバのデータベース
各フォルダの作成先は、管理用サーバのセットアップで設定できます。
各フォルダの詳細について、次の表に示します。
フォルダの種類 | 説明 | 作成有無 |
---|---|---|
データベースフォルダ | 機器情報、資産情報、セキュリティポリシー、イベント、レポートなどの管理情報が保管されるデータベース領域が作成されます。 | ○ |
データフォルダ | 登録済みのエージェント、配布機能で作成したパッケージなどのデータが保管されるフォルダです。 | ○ |
ローカルデータフォルダ | 運用中に管理用サーバの一時フォルダとして使用されるフォルダです。 | ○ |
操作ログのデータベースフォルダ | コンピュータから収集された操作ログを、保持および参照するためのデータベース領域が作成されるフォルダです。 次の2種類の領域が作成されます。
| △ |
操作ログの保管先フォルダ | 自動的にバックアップされた操作ログのデータを保存するためのフォルダです。操作画面から操作ログを取り込むことで、ここに格納されているデータを「操作ログのデータベースフォルダ」の「取り込み用」領域に格納して、過去の操作ログを参照できます。 | △ |
データベース退避フォルダ | データベースフォルダを変更するときに一時退避するためのフォルダです。通常運用では使用しません。 | ○ |
(凡例)○:必ず作成される △:設定に応じて作成される
注※ 件数が管理対象のコンピュータ数 ×30日×2,700件を超えた場合、または500日を経過した場合は、日付の古いものから削除されます。
サイトサーバのデータベース
各フォルダの作成先は、サイトサーバのセットアップで設定できます。
各フォルダの詳細について、次の表に示します。
フォルダの種類 | 説明 | 作成有無 |
---|---|---|
データベースフォルダ | 操作ログの管理情報が保管されるデータベース領域が作成されます。 | ○ |
データフォルダ | 管理用サーバに登録済みのエージェント、配布機能で作成したパッケージなどのデータが保管されるフォルダです。 | ○ |
操作ログのデータフォルダ | コンピュータから収集された操作ログが保管されるフォルダです。 | ○ |
(凡例)○:必ず作成される