4.4.9 クラスタ構成
管理用サーバをクラスタ構成にできます。実行中の管理用サーバを現用系、待機状態の管理用サーバを待機系といいます。現用系の管理用サーバに障害が発生すると、共有ディスクを介して待機系の管理用サーバに処理を引き継ぎます。管理用サーバをクラスタ構成にしておくことで、管理用サーバに障害が発生しても処理を引き続き実行できます。クラスタ構成を次の図に示します。
![[図]](graphics/zu030035.gif)
クラスタ構成の前提条件について説明します。
- 使用できるクラスタソフトウェアはMicrosoft Cluster ServiceおよびWindows Failover Cluster Serverです。
- 管理対象となるコンピュータでは、接続先の管理用サーバの設定で論理ネットワーク名および論理IPアドレスを指定してください。これによって、どちらの管理用サーバに接続しているか、コンピュータ側からは意識する必要がありません。
注意- サイトサーバはクラスタ構成にできません。