組織内のコンピュータに新規にソフトウェアをインストールする場合や、利用を禁止しているソフトウェアをコンピュータからアンインストールする場合、管理者が各コンピュータの場所へ行って作業することは非常に手間が掛かります。
JP1/IT Desktop Managementでは、管理用サーバからエージェント導入済みのコンピュータに対して、ソフトウェアのインストールやアンインストール、ファイルの配布をリモートで実行できる機能を提供しています。これによって、ソフトウェアの導入や管理に掛かる手間を省けます。また、最新バージョンのソフトウェアを一括でインストールできるなど、ソフトウェアの保守が簡単になります。
また、例えば、組織内のコンピュータに対して業務システムの更新ファイルを一斉適用したい場合、メール添付や利用者によるダウンロードでは、すべてのコンピュータに適用できたかどうかを確認できません。このような場合、JP1/IT Desktop Managementを利用してファイルを配布することで、配布状況を把握し確実に適用できるようになります。
サイトサーバを利用すると、配布するパッケージ(ソフトウェアやファイル)をサイトサーバに保管して、サイトサーバからパッケージが配布されるようになります。サイトサーバにパッケージを保管することで、ネットワークの負荷を軽減できます。