JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド

4.5.6 エージェントの接続先が電源OFFの場合の操作ログの取得

操作ログの保管先となる管理用サーバまたはサイトサーバの電源がOFFの場合、利用者がエージェント導入済みのコンピュータ上で操作すると、操作ログがコンピュータに一時保存されます。

その後、管理用サーバまたはサイトサーバの電源をONにすると、コンピュータに一時保存された操作ログが、管理用サーバまたはサイトサーバにアップロードされます。

注意

コンピュータに一時保存できる操作ログは最大1,000時間分です。1,000時間分を超過すると、古い操作ログから順に削除されます。このため、古い操作ログが削除される前に接続先の電源をONにすることをお勧めします。

参考

定期的に操作ログを取得するタイミングで、エージェント導入済みのコンピュータに保存されている操作ログが管理用サーバまたはサイトサーバにまとめてアップロードされます。

なお、約1か月を超えて管理用サーバの電源がOFFになっている場合、管理用サーバにある操作ログの保存先フォルダに保存できる期間を超えるため、超過分の操作ログは取得できません。 そのため、操作ログを取得する設定の場合、管理用サーバの電源を長期間OFFにするときは、約1か月を目安に電源をONにしてください。サイトサーバの場合は、この制限はありません。

[目次] [前へ] [次へ]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, 2012, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.