JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド
エージェント導入済みのコンピュータに対して、コントローラからの接続をユーザー単位で制限するための認証情報を設定できます。認証情報は、特定のユーザーに対してリモートコントロールを許可したい場合に設定します。何も設定しない場合は、すべてのユーザーからの接続を許可します。
認証情報の設定には、次の2種類のユーザー認証を使用できます。
- 標準の認証
- 独自のユーザー認証です。認証情報に設定されたユーザー名およびパスワードを持つユーザーだけがコンピュータに接続できます。
- Windowsの認証
- Windowsの認証機能と連携したユーザー認証です。認証情報に設定されたWindowsのユーザーおよびグループだけがコンピュータに接続できます。このユーザー認証では、パスワードの有効期限や監査など、詳細なセキュリティポリシーを適用できます。
認証情報は、複数のユーザーを登録して管理できます。登録した各ユーザーに対して、共有モードおよび制御モードの設定、シャットダウンなどのリモートコントロール操作の使用可否を設定できます。また、Windowsの認証機能と連携したユーザー認証を使用することで、リモートコントロールのセキュリティをさらに強化できます。
なお、 認証情報は、エージェント設定で設定できます。
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